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固定資産の交換

固定資産の交換について詳しく教えてください。 たとえば、(1)簿価500、時価1000と(2)簿価600、時価900を交換した場合、(1)を所有していた側の(2)を得た場合の仕訳はどうなりますか? いろいろ参考書を調べてみましたが、分からないので教えてください。 また、固定資産の交換について参考になるサイトがございましたらあわせて教えていただけるとありがたいです。

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  • ok2007
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回答No.1

> (1)簿価500、時価1000と(2)簿価600、時価900を交換した場合、(1)を所有していた側の(2)を得た場合の仕訳はどうなりますか? 「詳しく」とのことなので、会計理論から始めれば、理論上は次の3つの見解があります。 A.譲渡資産の簿価を、取得資産の取得原価とする説 B.譲渡資産の時価を、取得資産の取得原価とする説 C.取得資産の時価を、取得資産の取得原価とする説 このうち、『企業会計原則と関係諸法令との調整に関する連続意見書』(昭和35年6月)第3・第1の四の4では、Aにすべきとしています。 参考URL: http://gaap.edisc.jp/docs/01/080301/ 他方、『圧縮記帳に関する監査上の取扱い』(昭和58年3月)解説IIの2では、「いずれの見解をとるかは、交換取引の実態に応じ、各企業が考えればよい」としています。 参考URL: http://www.vel.org/dg/ashuku.htm したがって、『圧縮記帳に関する監査上の取扱い』のほうがより新しいことを考えれば、いずれが正解と決められるものではなく、仕訳は次の3通りが考えられます。 A→取得資産500/譲渡資産500 B→取得資産1,000/譲渡資産500、資産交換益500 C→取得資産900/譲渡資産500、資産交換益400 他方、税法上は、圧縮記帳の認められる場合があります。 参考URL: http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/houji318.htm http://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/houji319.htm この場合の会計処理は、前述『圧縮記帳に関する監査上の取扱い』(昭和58年3月)や、『中小企業の会計に関する指針(平成20年版)』35項などをご参照ください。 参考URL: http://www.nichizeiren.or.jp/taxpayer/chusyo/chusyo080502.pdf

ta-ma26
質問者

お礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

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