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過剰敬語の議論のいきさつ
過剰敬語についてお聞きしたいのですが。 QNo.4115719の回答によると、 一般の商店などで使われている敬語は過剰敬語と呼ばれていて、 公共機関、TV局などでは今でもつかわないそうです。 QNo.4115719 敬語の使い方 「ありがとう」と言っていただける人を目指します より 国の方針なのらしいですが、昭和27年といえば日米安保などの年ですよね。 やはりアメリカ(GHQ)の意向があったのでしょうか? 基本方針が決定した当時のことを詳しく知りませんので、 当時の議論を知りたいのですが。 疑問に思った理由としては 歌って、食べて、飲んで、騒いで、好きなことを言っていただきたい。 というのは敬語でしょうか? いただきたい、をつければ十分敬語であることがわかるので、 おっしゃるなどに変えてはいけないそうなのです。 会社の重役などにこう言ったら、 確実に不快な思いをさせてしまうような気がするのですが。 敬語として正しくない場合、 このような場合は、 歌っていただいて、飲んでいただいて…のようにすべきなのでしょうか? 言っていただきたい が敬語なら、 おっしゃってほしい は必要がなくなるように思うのです。 簡略化が目的なら確実にそうなるでしょう。 そして、役所にはカタカナ語が氾濫して… あくまでも噂ですが、 日本語を崩壊させ、公共語を英語にするという動きがあったそうですので。
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- ota58
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敬語と丁寧語は違うのではないかと。 商店は客が相手だが、公共機関、TV局の相手は客じゃないと。 (歌って、食べて、飲んで、騒いで、好きなことを言っていただきたい。) 好きなどういうことを言ってほしいのか。意見・叱咤・抱負など 言っていただいたらどうなのか。嬉しい・幸い・今後の・・・など。 単に言葉足らずの問題だと思います。 大和の昔から日本語は存在するが、時の流れで変化するのは歴史上繰り返されてきたとおもいます。 (「ありがとう」と言っていただける人を目指します) 誰が・誰に いただける→もらえる 人→人間
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
過剰敬語を含む敬語に対する研究として、中国の方が、かなり綿密に考察されたものがあります。 http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/wushaohua.PDF 第三章「敬語行動の実態」などが、大変参考になるかと思います。19ページあたりの、大石氏よりの引用などが、ヒントになりそうな気がします。 当時どういう議論がなされ、最終的に基本方針が決定されたのかは、当時の国語学者の著作などをひもとくしかないかと思いますが、GHQの意向というより、日本人の先走りや、過去の言語文化の破壊(変革)意識が極端に走った結果という方が当たっているように考えます。明治時代の廃仏毀釈などの例もありますが、常識では考えられないような極端な行動をしてしまうことがあります。私見ではありますが、その辺りが関係しているように思います。
お礼
御回答ありがとうございました。 近年の敬語の乱れは、社会生活の激変によるものなのですね。 私自身も人のことは言えませんが…。 参考になりました。
- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
つづきです。 ---------------- 「日本語ローマ字化は検討されたが生産効率低下などから 中止。そのためある程度の学歴からの英語教育が」 ★ローマ字化しても日本語であり英語人には理解できないので 日本の公用語英語化とは根本が違います。 英語公用を目指すなら低年齢から義務化するはずで、 これを妨げる事情はありません。 また、ローマ字化でさえ効率低下なら英語化はもっと低下で不可であり、 〔これによりローマ字化を諦めたが英語公用は諦めなかった〕は 矛盾しています。 ------------------------- 「保護領から時間をかけて、同化への形態をたどる」 ★その説と「〔英語のみ使え〕ではなく〔義務教育の初年から 英語も教える〕」は一致します。英語公用というとてつもなく大きなことを 実現するには初年から教育するはずですよ。 「国民主権でありながら間接統治(天皇の許可制)の形態を、 いまだに維持」 ★それは日本国民と天皇の関係という日本国内の問題であり、 外国とは関係ありません。 ------------------------- ★そもそも、 いかに日本語が混乱して不便になっても外国語との比較では 1万倍もマシであり、「だから英語を公用語に」という流れには ぜんぜんなりません。
お礼
何度もありがとうございます。 質問の書き方が悪かったみたいです。 申し訳ありません。 当時の議論を知っていたら教えてください。
補足
英語教育は学校法改正により、 GHQ進駐中の新憲法の初年度から義務教育になっています。 間接統治(天皇の許可制)の形態、というのは、 新憲法に定められていますが、この新憲法と言うものが GHQのアメリカ人ジョージ・アチソンの指示の下に作られたと言うのは、歴史的な事実です。(参考 Wikipedia 日本国憲法) 英語の第二公用語化は内閣総理大臣・小渕恵三の 私的諮問機関『「21世紀日本の構想」より実際の動きとしてあります。
- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
「あくまでも噂ですが、 日本語を崩壊させ、公共語を英語にするという動きが」 それならそんな回りくどいことはせずに直接強制しているでしょう。 小学一年から英語教育を義務化することも出来たはずです。
お礼
御回答ありがとうございました。 戦略上、植民地の統治形態は保護領から時間をかけて、 同化への形態をたどるらいいのでそれはおかしくないと思いました。 日本は国民主権でありながら間接統治(天皇の許可制)の形態を、 いまだに維持していると思うのですが。 参考 ウィキペディア(Wikipedia)植民地の統治形態の変遷など
補足
日本語のローマ字化は実際に検討したらしいです。が、 識字率が非常に高かった為けって生産効率などが落ちること懸念し、 中止にいたったと言う経緯があります。 そのためある程度の学歴からの英語教育が採用されたようです。
お礼
御回答ありがとうございました。 時の流れで変化していくのですね。 もう少し自分で調べてみます。