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水の比熱が大きい理由
水の比熱が大きい理由を教えて下さい。 水の比熱が大きいという事実は知っていたのですが、理由が不明です。 よろしくお願いします。
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- cresc_dim
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ANO.2です。 ANO.3さんのおっしゃるとおりですね。 モル比熱と勘違いしてましたm(_ _)m
- astra0641
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分子量が小さく、1gあたりの分子数が多いためです。 水には確かに水素結合はありますが、それは水の沸点が高いことには重大な影響がありますが、比熱は基本的に別の問題です。温度が上がると、分子の熱運動も激しくなる(そのためにエネルギーが必要で、それが比熱に反映している)のですが、分子の数が多い程、全体で必要なエネルギー量が増えます。ですから、分子量が小さく、グラムあたりの分子数が多い水の比熱が大きく見えるのです。 たとえば、エタノールの比熱は水に比べて小さいですが、分子数あたりに直すと、決して小さくはありません。
- cresc_dim
- ベストアンサー率50% (3/6)
H-O-Hは、∠H-O-H=109°の非直線分子です。 また、水素と酸素の電気陰性度(各が電子を引き付ける強さの度合い)を比較すると、 酸素のほうがはるかに電気陰性度が大きいです。 したがって、両O-H間の結合電子は、わずかにO原子側に 偏って存在することになります。 したがって、Oは電気的にマイナスに、Hはプラスにそれぞれわずかに帯電します。 液体のH2Oの場合、自分の周りにいる水も同様の現象が起きているため、 水Aの水素原子と水Bの酸素原子の間に電気的な引力が働きます (これを「水素結合」といいます)。 したがって、水は周りの分子との結合力が強いことになります。 ここで、大雑把には「温度=分子の運動エネルギーの統計量」なので、 「比熱=温度あげるのに必要なエネルギー=運動エネルギーを一定量増やすために必要なエネルギー」 ということになりますが、 周りとの相互作用によって、水はその速度を上げにくい状態にあります。 以上の理由によって、水は比熱がかなり大きくなります。 (かなりアバウトな説明でしたが…)
- usokoku
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水素結合の存在