>この図ですとガラス管A,B,Cの水位は、少なくとも蛇口の流量が非常に大きくない限り全て等しく、水槽の水位と同じになるように思います。図が違っていますでしょうか?
水槽の水位と同じになるというのに疑問を感じますか。
系の温度が熱浴の温度に等しくなるということに対応しています。
図の中のものよりも水位が高い場合、低い場合についても線を引いてもらうといいでしょう。
水はどんどん連続的に入れるのではありません。
ある高さのところで水を一旦止めます。そこから少しまた水位を上げるのです。
変化率を見ています。平衡状態は実現しているとして考えます。熱の伝わり方についての「抵抗」は考える必要がありません。
図の線の位置hで少し水位を上げたとします。⊿hとします。ガラス管の断面積をSとします。ガラス管内の水量の増加は7S⊿hです。このhの付近であればhの位置が少し変わってもいつも7S⊿hです。
線をB、Cのガラス管の細いところに引いたとします。
そこで少し水面の高さを変えたとします。ガラス管の中での水量の増加はほぼ5S⊿hになります。
「狭いところに集中して」ということで抵抗が生じるとしておられるようですね。
お礼
有難うございました。
補足
有難うございます。図の意味するところは、たぶん、わかったと思います。最初は水槽=熱浴の意味を理解できていませんでした。又、エネルギーをもらって温度が上がる、と考える代わりに、まず温度(=水面)が均一になり、その際もらったエネルギーがガラス管内部の水の体積に当たる、と逆に考えたら少しわかるようになりました。自由度がガラス管の本数だとして、氷のような固体の場合に束縛がきついというのはガラス管が細いことに当たるのでしょうか。 でもガラス管の高さの意味がよくわかりません。水蒸気のような気体で、束縛状態が無くエネルギーの供給先が無い場合というのは、水槽の水位がガラス管の高さを超えた状態を意味するのでしょうか?このとき温度(水位)はガラス管の上の淵より高い場所にあるのに、もらったエネルギーを考える場合にはガラス管の高さの所までを考えるのでしょうか?