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脳死について
脳死と植物状態との違いがよく分からないので、教えてください。また、脳死を解剖学的に説明していただけないでしょうか。図や表がのってある関連ページなどがありましたら、教えてください。お願いします。
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【脳死の場合】 大脳 … 死んでいる 脳幹・小脳 … 死んでいる ・生命維持装置によって、数日間、生き長らえることができる。 ・刺激に対する反応、自発呼吸、血色などがなく、見た目も、死んだ人ように見える。 【植物状態の場合】 大脳 … 死んでいる 脳幹・小脳 … 生きている ・生命維持装置なしで、数年間、生き長らえることができる。 ・刺激に対する反応、自発呼吸、血色などがあって、見た目は、ただ、寝ているだけのように見える。 ・極稀に、意識を取り戻すことがある。
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まずご興味がおありでしたらこんな本があります。 竹内一夫『脳死とは何か』(講談社ブルーバックス) 脳死の医学的な定義は「脳幹を含む脳全体の機能の不可逆的な停止」ということになっています。脳幹は生命維持に不可欠な機能を司っていますが、ここが死んでも生命維持装置に繋げば人工的に心臓や肺を動かすことは出来ます。これが脳死状態です。 植物状態とは、脳幹は生きていますが思考等を司る大脳が死んだ状態、すなわち息はしているし、心臓も動かすことが出来るのに人間らしい行動などは一切出来ない状態を指します。 大まかにはこんな風になると思います。ご参考まで・・・
お礼
ご説明していただき有り難うございます。脳死に対する知識をもっと増やそうと思うので、紹介していただいた本を読んでみたいと思います。
図や表がのってある関連ページは判りませんが、脳死と植物状態についての違いは、大脳の機能と幹脳の機能に次のような違いがあるようです。 大脳の機能が、脳死の場合は喪失しているのに対して、植物状態の場合は広範囲に障害を受けています。 幹脳の機能が、脳死の場合は喪失していて、生命維持装置で生存しているのに対して、 植物状態の場合は機能が働いていて自発呼吸が出来る状態です。 大脳の機能とは知覚、記憶、判断、運動の命令、感情等、高度な心の働きです。 幹脳の機能とは呼吸、循環機能の調整、意識の伝達等生命維持に必要な働きです、
お礼
詳しい説明がのってある参考URLを紹介していただき、有り難うございます。おかげで、以前から疑問に思っていた脳死と植物状態との違いを理解することができました。
お礼
非常に詳しい説明がのってある参考URLを紹介してくださり、有り難うございました。おかげで、以前から疑問に思っていた脳死と植物状態との違いを理解することができました。