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臨床的に診た脳死と臓器移植の際の脳死判断について
臓器移植の際の脳死の判定と、臓器移植はしないのだが臨床医がこの患者さんは脳死状態だなと判断する場合には、違いがあるのでしょうか?また、「脳死」と「植物状態」の具体的な違いがよくわかりません。解説して頂けないでしょうか?また、参考文献、URLなどございましたら教えて下さい
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ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「「臓器の移植に関する法律」の運用に関する指針(ガイドライン)」 ◎http://www.naika.or.jp/bigbang/content/17/17.html (脳死と臓器移植) ●http://www.medi-net.or.jp/tcnet/navi/card/qa.html (臓器提供Q&A:「脳死」ってどんな状態ですか?) ◎http://www.medi-net.or.jp/tcnet/navi/001.html (臓器移植についてもっと詳しく知りたい) ご参考まで。
その他の回答 (3)
移植の脳死の条件は 1、深い昏睡である 2、自発呼吸がない 3、瞳孔が散大している 4、脳幹反応がない 5、脳波が平坦である 6、これらを6時間置いてもう一度検査する 自発呼吸がないのを確かめるためには、呼吸器を一時的にはずす必要が あります。これは患者さんにかなりの負担をあたえることになり、これに よって、さらに病状が悪くなる可能性があるので、臨床的な判断にはつか われません。また脳波も厳密に平坦であるかを判定するためには結構 難しいものがあります。 ということで、これら6つの条件をすべてそろわなくても、さまざまな 兆候からから脳死という事がわかりますので、臨床的にはこれら6つを すべて確認するわけではありません。 ちなみに自発呼吸が脳死ではありませんが、植物状態ではあります。 これがもっとも大きな違いです。
お礼
ありがとうございます。ということは、大脳組織がすでに機能をなしてなくても、自発呼吸さえしていれば「植物状態」と考えていいわけですね。
乱暴な言い方ですが、概念的には臨床的な簡易な脳死の認識も、移植を前提とした脳死の判定も同じです。 ただ、臨床で判断する場合、脳幹死を確認するだけで、それ以上の判断はしない場合が多いです。例えば、延髄に広範な出血があって自発呼吸が止まった状況であれば、無呼吸テストなどの手順はとりません。あくまであれは脳死を『証明する』ための行為ですから。 専門外なので一般人として回答。
お礼
的確な回答ありがとうございます。無呼吸テストなんて危険が伴う事は、実際行われているのでしょうか?疑問です。
- ADEMU
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簡単ではありますが、「脳死」と「植物状態」の違いが参考URLにあります。
お礼
ありがとうございます。早速、参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。URL参考になりました。移植と脳死判定が絡むとなかなか奥が深くて、もっと自分でも勉強しなくてはと再認識しています。