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(書籍の紹介依頼)キリスト教の歴史を知るには?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%B9%B4%E8%A1%A8 は読みました。 391年に皇帝テオドシウスがキリスト教を国教に定めた、とあります。イエスの磔刑以後、ここに至るまでのキリスト教の浸透の歴史を知るための、よい書籍がありますか。 視点が信徒の立場でなく歴史家の立場で書かれたものがよいのかな、と思います。また、折角ご紹介下さっても何時読み始めるかはお約束できません。それでもよいとおっしゃる方のご紹介を希望します。 よろしくお願いします。
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キリスト教徒が生きたローマ帝国
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- Big-Baby
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まず次の書をお勧めします。塩野さんはやはり素人、歴史家というよりは作家です。もし正確さを求めるならばプロが書いたものが一番です。 キリスト教史 1 (1) (世界宗教史叢書 1) / 半田 元夫,今野 國雄 その他、キリスト教史を扱った書物の古代の部を見ればだいたいのことはわかります。例えば、 R・H・ペイントン 世界キリスト教史物語、教文館 なんかは、中、高校生が読んでもわかるような感じで書いてあります。 古代の人が書いた歴史的資料としては エウセビオス(著), 秦剛平(訳)『教会史』全3巻, 山本書店 がはずせません。異教徒の人がキリスト教について書いたものはほとんどすべて抹殺されてしまったので、このようなキリスト教徒が書いた証言しか残っていないのですが、古代の証言として貴重です。
お礼
キリスト教史 1 (1) (世界宗教史叢書 1) / 半田 元夫,今野 國雄 これだけは容易に入手できるということですので、これを最初の一冊の候補とします。他の書の入手の容易、困難は未だ判りません。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 締め切るに当たって、皆様へ ポイントの件ですが困りました。今回と限らず回答の良し悪しを教わる側が評価するなんてことは本来、不可能な筈ですが、この質問は特に、実際に手にして見比べた後でないと感情の上からですら甲乙をつけられません。といっても、全て手元に揃えるのを待っては何時になるか判りませんので、ここで決めてしまいます。 その基準は、名刺代わりのご挨拶と言う意味で(?)、お初の方。早いもの勝ち。と致しました。何れの方も、こうした事には超越していて、わざわざ断り書きを述べることすら失礼なのだと承知していますが…。
- tyr134
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素人が取っつきやすくて、分かり易いのに以下の本があります。 『ローマ人の物語 XIV キリスト教の勝利』塩野七生(著) 新潮社 著者は歴史家ではなく作家ではありますが、しっかりと一次史料や英語・イタリア語の専門書(二次史料)を読み込んで書かれた全15巻からなるシリーズものの一冊です。 キリスト教徒でなく、日本人がローマの通史を書いた数少ないシリーズです。 サブタイトルに「キリスト教の勝利」とあるとおり、第14巻はローマ帝国においてどのようにキリスト教が広まったかが書かれてあります。 時代としては、コンスタンティヌス帝から395年の東西分裂まで扱われています。 もちろん、それ以前の巻にもキリスト教について要所要所で触れておられます。(アウグストゥスを扱った6巻パクス・ロマーナ辺りから出てきます) でも、sono-higurashiさんの「イエスの磔刑以後、ここに至るまでのキリスト教の浸透の歴史」を知るのならば、14巻だけでも十分参考になると思います。 他には、 『教会会議の歴史―ニカイア会議から第2バチカン公会議まで 』N.P. タナー (著), Norman P. Tanner (原著), 野谷 啓二 (翻訳) 教文館 『基督教の起源』波多野 精一 (著) 創元社 なんかも、参考になるかと思います。
お礼
横着者の習性として時代を絞りたいので当面の候補としては1、2かなと思います。 1 『ローマ人の物語 XIV キリスト教の勝利』塩野七生(著) 新潮社 2 『基督教の起源』波多野 精一 (著)(「世界教養選集 3 平凡社」にも収録されていそうです。調べてみます) 1、2とも入手可能だと判りました。書籍はどれでも一冊を読めば、次に読むべき自分にとっての良書を選べます。定評のあるものがあれば、それを最初の一冊にしようという訳です。ご紹介の二冊を最初の一冊の候補として他書と見比べることにします。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。 ―――1日(日)24時以降は締め切る可能性がありますーーー
- kigurumi
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東ローマ帝国 というのが鍵だと思います。 つまりコンスタンティヌス1世。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8C%E3%82%B91%E4%B8%96 というわけで、東ローマ帝国に関する書籍を読めばいいんじゃないかと。 これかなぁ? ↓ http://www.geocities.jp/timeway/kougi-19.html でも私読んでないので、推奨はできません。 私は動画配信で東ローマ帝国の繁栄と滅亡を観ました。 今調べたら、配信終わってました。 でも、これと同じかなぁ? ↓ http://www.bs-i.co.jp/app/program_details/index/KDT0407600 この 1.第1話 もうひとつのローマはこうして作られた (4~5世紀 古代ローマの混乱と分裂) が、客観的な目で見た歴史だと思います。 死んだ人を生き返らせ、傷を癒すという人間は その当時何人もいたそうなんですね。 同じような宗教が乱立して、どうしてそれぞれがキリスト教に融合していったのか? やはり、神の子とされるローマ皇帝の地位の安定のためだと思います。 で、救世主とされた人たちが何人もいたが、何故キリスト教だけが生き残ったのか。 http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0022666/ この2番が参考になるかも。 ただ、私は聖書のような人物は、存在しなかったと思っています。 例えば、ハリーポッターとうのは小説の中の人物ですが、それを書いた何百年後かに、小説と同じ人生を歩む魔法使いが誕生しないというのは、雨は天から降ってくるとわかるくらい、明瞭に誰もがわかるからです。
お礼
「入門キリスト教の歴史」は容易に閲覧できることが判りました。 書籍はどれでも一冊を読めば、次に読むべき自分にとっての良書を選べます。定評のあるものがあれば、それを最初の一冊にしようという訳です。「入門キリスト教の歴史」は最初の一冊の候補として他書と見比べることにします。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。
お礼
ご紹介の書籍は念頭におきます。 同じ著者の「ガリラヤからローマへ」ならば入手が容易で、これの巻末に文献案内があることまでは分かりました。多分、これが突破口になると思います。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。1日(日)までは締め切らないでおきます。