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官能検査の統計処理について
官能検査を行ったのですが、統計処理についてわからないので教えてください。 A、A、Bの3つの飲料を10名に飲んでもらい、この中から一番おいしいと思うものを1つ選んでもらいました。その結果、10名中7名がA、残りがBを選択した場合、A、Bに好みの差があるといえるかを評価したいのですが、 統計の本を見ると、上記にあてはまるのが3点嗜好法もしくは3点識別法ではないかと思っているのですが、どうもよくわかりません。 本には、「3点嗜好法-3個の試料から奇数試料を選らばせた後、選び出した試料と残りの偶数試料を比較して、どちらが好きか判断させる方法」 「3点識別法-3個の試料のうち、2個は同じもので、1個は異なったものである。その異なった1個を選べという指示を与える方法」となっています。 どの方法があっているのか、ご教授よろしくお願いします。
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- masudaya
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簡単に,A,A,Bとなっていることは 被験者は知らないと仮定する. ここでは,(1),(2),(3)とラベルがついているとする. 味に差がない場合,各人が選ぶのはまったくランダムなので (1):1/3 (2):1/3 (3):1/3 の確率で選ばれると考えられる. これが10人なので (1):3.3333人 (2):3.3333人 (3):3.3333人 と選ばれるはずである. なので,味に差がなければ, A...3.333×2=6.667人 B...3.333×1=3.333人 となるはずである.(期待値という)これに対して,極端に ずれる場合は,危険率を設定して検定などをして 有意差を調べますが,今回の場合は,期待値どおりなので 検定も必要ないと思います.
- masudaya
- ベストアンサー率47% (250/524)
難しいことはわかりませんが,簡単なコメントを おいしさに差がないと仮定した場合, どれがおいしかったかという回答の人数は A...3.333×2=6.667人 B...3.333×1=3.333人 となると思います.つまり,結果程度の差では 差があるはと判定できないと思います.
お礼
回答ありがとうございます。 実は、本試験の趣旨は、A、Bどちらも味に差がないことを確認したい、というのがありました。 ちなみにmasudayaさんの計算式は、どういうものなのでしょうか。 当方、統計処理の初心者ですので、回答いただければ助かります。
お礼
ありがとうございました。 統計は難しいですね。 あれから、統計の本に記載されている表の見方がわかりました。 有意差がない、差がないということがわかりました。