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「早急な回答ありがとう」という言い方
ここを読んでいると、よく「早急な回答ありがとうございました」というお礼文を見かけます。 「早急な」という言い方、言わんとすることはわかりますが、何となく違和感を覚えます。 「早いことは早いけど、内容は雑な」という感じがするというか。この感じ方、正しいでしょうか。
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- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問1: <何となく違和感を覚えます。> おっしゃる通りです。個人的には「早速の」をよく使いますが、「早急な」は使ったことがありません。その感性を大切にされた方がいいと思います。 1.違和感を覚える理由は、「急」の使い方にあります。 2.「急」は「進行の速さ」に言及しますが、その速さが「激しい」ことに重点がおかれます。 3.そこから、「急」のもつ過度のイメージがマイナス方向に解釈される用法が目立つのです。 (1)「差し迫っている」 例:「事は急を要する」 (2)「不意・突然」 例:「急にだまりこむ」 (3)「あわただしい」 例:「急な催促」 4.従って、相手の行為に対して「早急な」を使うと、その行為に対して主観的に「早すぎる」といった、マイナスなイメージを持ったと相手にとられてしまうおそれがあるのです。 5.そのような曖昧さを避けるために、「早速」などの方が適切だと思われます。こちらは、「ある事に応じてすぐ」という、相手の対応の早さに対するプラスイメージがありますから、語感の印象も悪くならないのです。 ご質問2: <「早いことは早いけど、内容は雑な」という感じがするというか。この感じ方、正しいでしょうか。> おっしゃる通りです。 1.その「感じ」は、上記で述べた「『急』のもつ過度のマイナスイメージ」からきていると思われます。 2.「内容が雑な」は、そのマイナスイメージから引き起こされる副次的な負のサイクルの産物で、一種の推測に過ぎませんが、こちらがそういう主観的にマイナスな感想を持ったことを、相手にそう察知されるおそれもあるわけです。 3.ご質問にあるような「感じ方」は、正しい感性だと拝察します。 以上ご参考までに。
- morimaru47
- ベストアンサー率56% (499/884)
「早急」は、「早い」と「急ぐ」という意味が似ている字を重ねた熟語なので、「極めて急ぐ」のような語義になります。 このため、当人にそのような意識がなくても、受け手や第三者は、「とっても早いけど、中味は考えたのか?」→「早いことは早いけど、内容は雑な」というニュアンスを感じ取る場合もあるでしょう。 早い回答に対して謝意を表すなら、「迅速、かつ的確な回答を頂き、ありがとうございました」というような書き方になるでしょう。
お礼
私が読んだ回答やお礼文は、必ずしもすぐ付けられたものではなかったのです。じっくり書き込まれたような回答もあったし。 ああ、その言い方をされたなら全く違和感はありません。 自分がお礼をつける場合は、その言い方にするようにします。
おっしゃる「雑な」というイメージはありませんが‥‥ どちらかというと「未来の動作に対して」使う形容詞、さらに相手が使うにせよ自分が使うにせよ、その動作をする側を一段下げた目線で使う というニュアンスがありますね(例えばお客様に何かをお願いする際に使う形容詞ではありません)。 早急にご返答します とか、可能な限り早急なご対応お願い致します とか。 社会人としては 「早速の」ご回答、または「迅速な」ご回答 と書きたいところです。
お礼
「未来に対して使う」は、すごく納得です。 緊急事態に対して「早急に~しろ」というイメージがありますね。 それも対策本部の上役が、下っ端に向かって言うような。 違和感の原因はたぶんこれでしょう。
- Turbo415
- ベストアンサー率26% (2631/9774)
まあ、使う場面を考えるとちょっと違和感があるのは分かります。 ただし、早急には「雑」という意味は含まれてはいないと思いますが、使う場面として「早急な対策」とかになることが多いので「付け焼き刃」とか「とりあえず」みたいな語感を感じるのだと思いますが。 「素早い」とかいう方が良いのかもしれませんが、「早急」でも基本的には間違いでは無いとは思います。
お礼
前の方にお礼を書いている間に、また早急に回答が寄せられてましたw 確かに厳密には間違いではないけど、「何でもいいからとにかく早く」というイメージがあるのでしょうか。 こちらとしてはかなり考えて回答をつけてあげたのに、という気持ちがあるのかもしれませんね。
- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
「早急」は「さっきゅう」または「そうきゅう」と読み、「非常に急ぐこと。至急」を意味します。 「早急な対応(対策)が必要」などと使われ、「早いことは早いけど、内容は雑な」というニュアンスは感じられません。もちろん前後の状況などで、そのようなニュアンスが入ることはあります。というのも、「早急」は「時間的な早さ」のみに言及しており、「内容」については何もいってないからです。それでも、上記例からもわかるように、間に合わせの稚拙な対応(対策)は意味がないですから、完璧ではなくともそれなりのレベルが要求されることを、暗に内含していると考えるべきかと思います。
お礼
文字通り早急にw回答ありがとうございます。 例えば「中国の地震に、早急な人命救助が必要だ」は、違和感ないですよね。人命救助が雑であって良い筈ないし。 でもお礼の言葉の「早急な回答ありがとう」に覚える違和感は、内容より何より早さが感謝された。一刻も早いことを要求するものではないのに、という原因でしょうかね。
お礼
なるほど。 「客が急に来て」と言えば、迷惑だという感じだし、 「急な用事ができて」と言えば、あまり嬉しい用事ではなさそうだし。 「急」と言う言葉に「災害」みたいなイメージがあるんですね。 列車の「特急」とか以外は。 そういうお礼を書いている人は、別に皮肉っているのではなく、単に語彙が少ないか、そう感じないかだけだと思いますが。 私としては違和感の理由をすっきり納得できました。 最近のここはポイントをつけると、他の回答は消えてしまうんですね。 他の方の参考のため、敢えてポイントをつけずに締め切ります。 皆さん、ありがとうございました。