人類の起源について
人類の起源について、遺伝子解析の発達によりどこで発生しどのようなルートで拡散してきたのか詳細に分かるようになってきました。
東アジア人のルーツについて、アフリカから出た一団がまず中東付近でネアンデルタールと交配して数パーセントの遺伝子注入後、インド洋沿岸を通り、スンダランドを経由してアジアから南北アメリカ大陸にまで分布を広げた、という説明がなされます。
ミトコンドリアDNAではネアンデルタール人のDNAの痕跡は発見できなかったが、父系遺伝子からはどうも数パーセントのネアンデルタール由来の遺伝子があるらしいと。
全ての現生人類のもとになった集団の出アフリカが10万~5万年の間であり、現生人類は全てその出アフリカ一の団の子孫ということになっていますが、そもそも数万年というタイムスパンでは考えにくいほどの人種的分化が存在するという議論は以前からあったようです。
人類は数万年前にヨーロッパに到達したが、出アフリカの頃の人類は真っ黒な肌、チリチリの髪の毛というような風貌であるにもかかわらず、現在のヨーロッパ居住者は似ても似つかない風貌をしている。
これは元々寒冷で紫外線の少ない気候に適応し白い肌を得ていたネアンデタールの遺伝子を受け継いだと考えられ、遺伝子解析の結果もそれを支持していると。
しかし、一方で約1万~1万5千年前に局地に到達したイヌイットやエスキモーはそれほど白い肌を持っておらず、ヨーロッパ住民とは似ても似つかない風貌をしている。
やはり、人類というものは、もともとその土地にいた先住人類と混血した結果、これほどの見かけの違いをもつようになったのではないか、という論調になりつつあるのだと思います。
と、ここまで知識を得た結果、浮かんできた最大の疑念があります。
どの人種とも似ても似つかない風貌をしている日本人を含めた東アジア人のルーツは?
もちろん出アフリカの一団の血をひいているであろうことは感覚的にも理解できるのですが、どうしても、ネアンデルタール以外のDNAが注入されていると思えてならないのです。
そこでいろいろと検索していると、興味深い記述を見つけました。
アジア人や、特に日本人とイヌイットは、北京原人と非常に良く似た切歯の構造をもっているらしいのです。切歯とは前歯のことです。上あごの前歯の形を確認してみてほしいのです。
内側がシャベル状に湾曲していないでしょうか?
これは前歯の強度を高めるためのものであり、北京原人の歯に顕著に見られる構造とのことなのです。
北京原人は2万年前程度のすぐ最近まで生存していたことが確認され、フローレス原人も1万年前程度まで生存していた・・・。
アジアに向かった出アフリカの一団が彼ら原人クラスの先住人類と接触する時間は十分にあった、そして原人と同じ特徴を東アジア人は受け継いでいる・・・。
真実がどこにあるのかはわかりません。しかし、私にはどうしても何かが隠されていると思えてならないのです。
その理由は政治的意図によるものなのか、なんのなのかは分かりません。
ですが、その疑念はより一層深いものになりつつあるのです。
この問題についてどう思われますでしょうか?
そして、この方を見てください。イヌイットの方です。この方には大変失礼なのですが、この方の頭蓋骨の形を想像するに、現代人というよりは、博物館で見るような原人クラスの形をしているように思えてならないのです。
頤は発達しているようですが、額がせまく低く、前頭葉が発達しているようには見えない。原始的な形のように思える。
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以前から、アジア人は、どこか時代遅れの容姿というか、不気味というか、悪魔的に見える人が多いので、不思議に思っていました。
悪魔的とは英語で言うところのevilでしょうか。実際白人が見るとアジア人はevil likeに見えるそうです。
自分がどのようなルーツを持つのか、とても気になるようになってしまいました。皆さんの本音を聞かせてもらえれば有難いです。