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騎士の甲冑について

今インディージョーンズを見ていてふと疑問に思ったことなんですが、、、この映画のラストのほうで十字軍の生き残りのじいさんが「くさりかたびら」みたいなのを着ていますよね。 くさりかたびら、でなくとも漫画や小説にでてくる騎士はゴッツイ鉄の仮面やら鎧、篭手、などなどで全身を覆って戦闘しています。 それらの合計重量は一体?全部あわせると20Kgや30Kgではすまない気がします。下手すりゃもっともっと?とも考えます。 果たして実際の騎士はこれらのような重武装をして本当に動き回って戦っていたのでしょうか?何かこのあたりについてお話を知っているかたがいたら教えてください。 お願いします。

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noname#5551
noname#5551
回答No.3

(インディージョーンズを見ていないので、的外れな回答になるかもしれませんが、知っていることを少しだけ。) 欧州の騎士の全身鎧は、馬に乗ることを前提に作られています。 馬に鎧の重量を預けて移動します。自力で動き回って闘うには向いていません。 落馬すると“ひっくり返ったカメ”状態になります。 そこに歩兵が短剣持って近づいてきて、兜の隙間から剣で突っついて「身代金を払うか?」とオドせば、捕虜の一丁上がり!です。 また、めでたく馬に乗っている間も、重量があるので“馬を走らせつつ曲がる”というのが出来なかったと聞いています。 (ヘタクソだと、敵に突撃するつもりが軌道がズレてあらぬ方向に行ったりしたかも…せつない光景ですの…) くさりかたびらは動きはまだ取りやすいんですが、身体の表面全体に重量がかかる為、立っている時はまだしも、寝っ転がるとお腹全体を圧迫して呼吸困難になったそうです。

ToshiJP
質問者

お礼

あら~ やっぱりめちゃくちゃ重い装備だったんですね(笑) 田舎の蔵にあった日本の甲冑をフル装備したことがあったんですが「重いって、、、」という感想しかありませんでした。それより重いとやっぱり走り回ったりは無理ですよね。 落ちたら動けない、、って何か今まで抱いていた騎士のイメージが崩れていく・・・(笑) 情報ありがとうございました!

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  • norakuma
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回答No.4

防衛戦では、甲冑を着て城壁の上とかで戦ったようですねぇ。 騎士と異民族の戦いに関しては、塩野七生さんの「ロードス島攻防記」に詳しいです。 400円程度なんでお読みになるといいかと。 専門的になるのですが、学術文庫(だか中公文庫)の修道騎士団関係の本もいいですよ。 騎士の存在意味なんて、重装騎乗で大きな槍を抱えて都心して集団を突き崩すことくらいだと思うんですよねぇ~。平地戦では。。 では。

ToshiJP
質問者

お礼

重装備の騎士が前衛で盾となって戦う、なんとなく納得いきますね。重装備の兵が彼らだけでウロウロ走り回ってたら格好の的になるか、、、(笑) ロードス島のやつ、本屋で探してみます!情報ありがとうございました!

noname#118466
noname#118466
回答No.2

ヨーロッパの王族間の戦いは一種のゲームのような戦いだったようです。問題解決のため戦争はするものの王国間には複雑な婚姻関係があり皆殺しを狙った戦い等はなかったといわれます。従って甲冑の騎士は馬上で戦うのが基本で落馬すればほとんどの場合降伏しかなかったのでしょう。しかし、異民族と戦う場合は全く異なった筈で強い弓(石弓)や小火器のなかった時代はかなり有利な戦いが出来たと思われます。戦いが近代戦に変り、スピードが要求されるようになったとき、騎士の役目は終わったといえます。甲冑の時代は数百年続いていますのでどの時代を話題にするかによって話は変わってきます。映画に出てきた老騎士は12世紀頃の騎士という設定だったと思いますので、まだ甲冑の騎士が活躍していたころでしょうね。

ToshiJP
質問者

お礼

徹底的に相手の国を滅ぼすってのは、そういやあまり聞きませんね。騎士がウラウラと異民族の違う武器相手に有利に戦いを進めたのは何か夢があるようでいいですね。戦術が近代戦闘に変わってきたら、たしかに重装備の騎士ってのは姿を消してますね。うーむ、ためになります。 情報ありがとうございました!

  • hirokibp
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回答No.1

漫画や小説にでてくる騎士はゴッツイ鉄の仮面やら鎧、篭手、などなどで全身を覆って戦闘しています。 これは不可能でしょう。 そのような騎士というのは馬に乗って戦うしかなく、馬からおちてしまうともたもたしている間にやらててしまう、とある本に載っていました。 ちなみに、落馬したときには、相手に身代金を払うことによって助けてもらったそうな。そんなうちに騎士同士の戦いはスポーツ感覚になってしまったといいます。 中世の歴史を知りたいのならぜひ、「桐生操」という作家の本を読んでみてください。

ToshiJP
質問者

お礼

馬から落ちたら終わり、、、ということは、やはり頑丈さとは裏腹に重さが非常にネックだったんですね。相手に身代金を払って見逃してもらっていた、というのは初耳です!そんな仕組み?があったんですね~ やはり漫画は漫画か、、、ベルセルクにでてくる騎士は、、やっぱり漫画か(笑) 情報ありがとうございました!

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