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民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款について
家を建てるにあたり、契約を行う建築会社が「民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款」を契約内容の柱とするようなんですが、いかんせん素人には難しそうで(読まず嫌いのところもありますが)、わかりやすく解説されているものはありませんでしょうか? 一応調べたら大成出版社の「民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款の解説」というものがあり、さらっと見てみましたが、結構これも難儀なような気がして‥ もしわかりやすい書物(Webサイトでも可)がありましたらぜひご紹介いただけませんでしょうか?
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>民間(旧四会)連合協定幸司請負契約約款 ですが、現在は7つの団体が関わってつくられています。 (日本建築学会、日本建築協会、日本建築家協会、全国建設業協会、建築業協会、日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会)施工者サイドの団体とチェックするべく監理側(建築士側)の団体も関わっていますので、最もスタンダードな契約約款といえると思います。内容を解説しだすと紙面が足りませんので、ちょっと大変ですがよく読んで学んでもらうのがやはりいいと思います…。 小さな工務店さんやちょっとした修繕工事などは、こうした約款が付いた契約書ではなく、日本法令の書式などでされる場合もありますが。それに比べればずっとしっかりしたものといえます。 ちなみに、メーカ住宅などの場合だと独自の自社版契約書式によるようです。 いずれにしても、工事請負契約書の署名項目に、「丙・監理者」がありますので、契約時は、設計監理者も立会い同席し、この項目に署名捺印し、工事完了まで、監理者としての責任を果たしてもらうようにしないといけません。 ちなみにですが、日本弁護士会連合会版の「住宅建築工事請負契約約款」というものもあります。 http://www.nichibenren.or.jp/ja/legal_aid/format/iedukuri_yakkan.html 内容的には、より消費者保護的内容となっており、心配な箇所があれば、この内容の条項を約款に三者了承の上、加筆し、契約をしたことがあります。 「欠陥住宅にならないための契約のしかた」 住宅建築工事請負契約約款解説書 あいち産直住宅研究会監修 という本に、日弁連約款の各条項の詳しい説明や、工事請負契約時の注意点など、大変分かりやすく解説されています。参考になるかと思いますよ。 一般に、契約書式は、この契約書と契約約款と見積内訳書書と契約設計(仕様)図書、工事工程表とがセットになります。 つまり、工事金額とその図面、工事工程などの根拠となる一式によって契約を履行するということの儀式ですので。 こうした経験はそうできるものではありませんから、これを機会にちょっと頑張って、勉強してみては。 参考までに。
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契約書は面倒で契約時にお互い確認して契約をしていないというケースを多く見かけますが、ここが大きな間違いです。 契約書は雛形を(白紙)事前にもらい、契約より前にわからないことは全部施工業者に確認すべきでしょう。 昔いたHMでは独自の形式でしたが、やはり一条ずつ説明する営業とそうでない営業がいました。 私も大工さんと友人の請負契約では一条ずつ説明しましたがかなり時間がかかります。しかし、初めての工事契約なので口頭で確認する事によっていろんな工事請負契約のルールがわかります。覚悟も出来ます。 最近の方はお金さえ払えば後は施工業者が全てうまくやってくれると勘違いしている方もいるのでこの確認作業はとても重要な事です。 もちろん、解釈の間違えた説明があるかもしれませんので、事前にもらって予習する事は大事ですが、英語の予習と同じで不明な単語だけはネットなどで確認してみて下さい。文章の読みにくさは施工業者に聞いたほうが早いともいえます。また、施工業者のほうも説明がしどろもどろでは「契約なのにわかってないのはまずい」と気づくでしょうからお互いにきっちりと契約意識が生まれます。契約はサインとハンコと入金だけなんていう業者には気をつけて、よ~く事前に納得できるまで質問することが大切です。 公庫様式なら「マイホーム新築のための工事請負契約書の読み方」という本があるようです。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 契約書は事前にいただいております。 契約時は、1条づつの説明をしてもらえるんですよね?と聞いてみますと、建築会社側は、「私の所では、普通あんまり読み上げはやってません。施主第一優先の約款ですから安心してください」と言われました。 まぁ、事前に読んで不明な点は教えてくれるというので、全てわからなかったことにして全て教えてもらう作戦で行こうと思います(笑)。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 丁寧なご返答ありがとうございました。 この約款が、ちゃんとしたものであることがわかり安心しました。 読まず嫌いの面がありましたので、一生に一度(おそらく)のことですので、腹据えて読んでみようと思います。