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”コロッケ式地下タンク”とは何でしょうか?
私は 設備工業系の仕事をしているのですが。 新設工事のスペック表に”コロッケ式地下タンク”と言う言葉を聞くのですが、用途としてボイラー等に使う重油等の燃料タンクであることは解るのですが、はっきりと解りません。勝手な推測では昔地下タンクをアスファルトで被覆して埋めていたので、その見た目から食べるコロッケのころもをイメージしてこう言う名前が付いたのでは?などと考えていますが、実際のところが不明です。もしご存じの方がいらっしゃいましたらご教授願います。
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- poor_Quark
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コロッケ式地下タンクとは「危険物の規制に関する制令・規則」に定められた漏れ防止構造をもつものを言います。一般の地下タンクの場合コンクリート等でタンク室をつくりその中にタンクを設置し、タンクとタンク室の空隙は乾燥砂等を充填する場合が多いのです。 漏れ防止構造を持つ地下タンクとは上記制令13条3項、同規則24条2の5に記載があるようにタンク本体を上部ボックス部を除き防水コンクリート等で隙間なく被覆する構造を持ちます。規則によるとコンクリートの上部の厚さが0.15m以上(グランドまでの厚さは別の基準によります)、タンク側部及び下部のコンクリートの厚さが0.3m以上とあります。 アスファルトで巻く種類のタンクは最近では見かけません。タンク自体が腐食し漏油事故を起こすのは滅多なことではありません。油の量を計る検尺棒を入れっぱなしにして自動車による地面の震動や電気的腐食によりタンクに穴が開きガソリンが3キロほど漏れたと言う話が最近九州某所でたしかにあり消防車が2週間ほど待機していましたが、それはよほどのことです。最近ではむしろ埋設配管の老朽化や配管の電気的腐食による漏油が問題になっています。近頃の地下タンクは二重殻のSFタンクやSSタンクがスタンドは多く使われ、オイルリークモニターなど漏れ検知警報システムが一般的かと思います。(それでも検知管は必要だと私は思うのですが。)