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作物学と栽培学の関係って?
栽培学と作物学の違い、関係って何なのでしょうか?
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稲を例に取ると、我々人間様は米を食しているわけですから 稲の中でその実が一番大事なのです。そこにスポットを当てて 学んでいくのが「作物学」です。つまり、生物>植物>稲という カテゴリと考えると生物学、植物学とも作物学は深く関わるわけです。 具体的には葉っぱで光合成されたデンプンが、どのように 植物体内を運ばれ、それがどのように実に集積するのかが 本来の作物学部分です。 一方、同じ稲でも、水や肥料の量と時期、植える間隔等栽培条件は 様々ですが、それらの条件が稲に対してどのような影響を与えるかが 栽培学です。 当然、栽培条件が作物生育には深く関わっているわけですから 両者の相互関係する部分は両学問の重なるわけです。 両学問とも本来の部分というのは大体わかってきているので、 お互いが重なりの部分を研究の対象としているので、両者の区別が つきにくくなっているのかもしれません。 「稲の水管理がデンプンの集積に与える影響」なんてテーマは 作物学、栽培学のどちらの分野でもあるので、こういうテーマは 最初にとったもん勝ちですね。
お礼
お返事が遅くなってしまいましたが、とても分かりやすい説明をありがとうございました。 役立てることができました。