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障害児を普通校へ入れる理由は?
公立中学で嘱託職員をしています。 直接子供に関ったり授業に関る事はないので 教員免許や教育についての専門知識もなく、 学校の内部事情も全然知りません。 なので、学校にいて断片的に生徒さんたちの様子を見ていますが、 詳しいことは知らず、単純に疑問に思ったのでタイトルの質問をいたしました。 この質問を不快に思われる方がいたら申し訳ありません。 うちの中学に今年、障害を持つお子さんが3名(詳しく知らないので私が見かけた人数です)入学されました。 1人はダウン症で、授業中、よく校庭など歩き回っていて1人の先生ga ずーっと付いて歩いています。先生方が話しかけても無視状態です。 もう1人は車椅子で、知能に遅れがあるようです。 こちらは別の先生が担当しており、車いすを押している姿を見かけます。 3人目は聞きかじったところによると、家以外ではしゃべらず、 授業も体育ならば、スーパーボールでキャッチボールする程度。 知能の遅れがあるのかはわかりません。 彼のための臨時職員(?)の先生が新年度始まってからいらっしゃいました。 それぞれクラスは個人クラスになるのか、他の生徒さんといる所は見た事がなく、担当の先生以外といる事もまれです。 去年は1人、知能の遅れがある生徒さんがいました。 彼も個人クラスで担任の先生と1対1でバトミントンなどよくしていました。 授業中に校内を歩き回っている後ろから先生が付いて歩いている事もよくありました。 しかし休み時間に他の生徒さんと遊んだり(見る限り、からかわれていたり、わざと怒らせて楽しんでいるようなこともありましたが、本人がそれでも楽しそうでしたし、そういう事をしない友達もいました) 先生方や私にも話かけてくれ、会話がある程度成立していました。 でもやはり、勉強に関しては小学校中学年レベルだったようです。 (教室内の掲示物や黒板の様子からの判断です) 健常者向けの学校に入学された理由は何でしょうか? うちの中学から車で5分かからないところに養護学校がありますので 学校が遠いから・・・という事情ではないと思います。 主人は「養護学校に行っても卒業したら健常者と関って生きていかなければいけないのだから、早くからコミュニケーションの訓練をするためでは」と言います。 私は、養護学校にはそれぞれの障害に対応できる設備やノウハウがあるし 授業をするにも1人ではなく、クラスメイトと一緒にできる事がたくさんあるのでは?と思います。 去年卒業した彼のように友達ができる積極性があればいいですが、 今見られる様子からはそのような事ができる雰囲気ではありません。 誤解していただきたくないのですが「障害者は普通校にくるな」と言いたいのでは決してありません。 見ているかぎり、勉強や生活面で普通校に入学するメリットがわからないのです。
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年長、自閉症児の母親です。 我が家は、今年、就学先を決めることになりますので、あくまでも「我が家の」考えですから、そのおつもりで聞いていただけると助かります。 まず、一つ目。 私の息子は、高機能自閉症と呼ばれているタイプの子供です。「高機能」とこのように書くと、知能に問題が無いように思われるかもしれませんが、「耳からの言語の理解」は2歳半程度でしかありません(2語文~3語文の理解がやっとこさ)。 この世の中は8割が「言語によるコミュニケーション」で構成されていますから、支援が無いと生活できません。 ただ、ほかの分野(目で見て理解する力や見たものをそのまま暗記する力など)が優れているため、総合的なIQでは90ほどになってしまいます。 そのせいで、いくら保護者が特別支援学校(旧称:養護学校)を希望したところで、養護認定は出ません。 二つ目 現在は養護学校もシャレになってないほど満員です。 60人定員の学校に、100人以上の子供が通っていることもザラです。 校長先生が「今年は、ナンとか職員室が確保できました」と真顔でおっしゃるほどです。 養護に行けばいい支援が受けられるかといえばそうではなく、残念なことに「ほったらかし」になる子供も現実にいます(人員が足りないため)。 養護の先生は「専門家」というイメージがありますが、これまた先生のあたりはずれがあり、「何のために養護学校に入ったのか」と嘆く保護者さんもおられます。 ノウハウにしても、「養護の教師」というプライドからか、パニックに対する対応を保護者が伝えてもガンとして受け入れてくれない…なんて話もチラホラ。 肢体不自由児のことを専門に勉強した先生が、重度自閉症児の担当になって、子供も先生も保護者も大混乱~「授業どころじゃないんだわ」…という話を今日、当事者の先輩ママから聞いたところです。 私は学区の養護を見学させていただき、さらに教科担当の先生とじっくりお話をさせていただきましたが、「カリキュラムが息子には合わないな」と感じました。 幸い、地域小学校が特別支援教育に大変な力を入れており、600人ほどの規模の小学校に、障害別に特学が7クラスあります。 というわけで、我が家は地域小学校の特学を希望しています。 三つ目 なんのかんの言いながら、息子は将来、「この地域」で生活していくことになると思います。 ノーマライゼーションが推進されていますから、お国主導で人里離れた「施設」は撤廃の方向にあります。地域で住もうと思っても、偏見が厳しく大変な状態です。障害者のグループホームが近所にできるというだけで、大規模な反対運動が起きるのが現状です(じゃ、どこに住めばいいんでしょうねえ…苦笑)。 学校で言うと、養護学校は「都道府県」の管轄、地域学校は「市町村」の管轄になりますから、交流というのがなかなか難しいです(個別に交流している学校もあります…『管轄』が違うので手続きがとっても大変ですが)。 幼稚園や保育園で、せっかく地域のお友達、地域の保護者の人たちと「つながり」を持てたのに、それが切れてしまう可能性もゼロではありません。 小さいころから「○君はこういう障害を持った友だちだから」と理解してもらっていれば、地域の中で大人になっていけば、そのままそこに住み続けることができる……のではと希望を持ってはいますが(厳しいでしょうけど)。 それが、「地域の学校へ」からスタートという理由ですね。 少しでも参考になれば幸いです。
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#5です。 知的な遅れがある子や身体に不自由を持った子達がなぜ普通校にかようのか?についてですが。 私は経験はないのであくまでもそういったお子様を持ったお母さん達と接してきての想像になります。 例えばダウン症の子ですがダウンの子は大人しくて物分りのいい子達が多いです。 障害を持っているこの中には悪気はなく乱暴的になってしまう子もいます。 ダウンの子にとってはもしかしたら公立校の特別学級で1対1の方が合うと親が判断したのかもしれません。 何より発達を促してあげることができます。 公立にそういった環境が現在は整っているのだから通わせたいと思うのは親として自然な気持ちではないでしょうか。 また養護学校の場合は家からも少し離れてる場合が多いですしいずれは福祉施設で働き社会に出て健常者たちとも触れ合うようになるので養護学校へ入れるより義務教育期間は公立に通わせたいと思う親もいるかもしれません。 養護学校へ入れるのは変な言い方ですが親からすれば簡単です。 でもあえて普通校へ通わせてるのだとしたらそれはそれですごく親も勇気がある決断なのではないかと思います。 でも我が子の成長を思ってこその決断なんだと思います。 その子達が楽しいかどうかは本人と親にしか分からないのではないでしょうか。 でも通い続けてるという事は楽しんで通えてるって事だと思いますよ。 親だって無理強いをして通わせることはないと思います。 健常者からの目線で1対1で楽しいのだろうか?意味があるのだろうか?といくら考えても仕方がないと思います。 親と子がそれでよしとしてて学校側も受け入れてるならばそれ以上に何か考える必要はないように思います。 もしあなたに障害を持ったお子さんがいたら?と考えてみれば色々悩み考えた上での結果なんだろうと思えるのではないでしょうか。 親ならみんな一緒です。 我が子にとって一番いい選択を選びます。
お礼
度々ありがとうございます。 >親と子がそれでよしとしてて学校側も受け入れてるならばそれ以上に何か考える必要はないように思います。 そのとおりです。 なぜ養護を選ばないのか、どんな利点があるのか、知りたかったのは単純に疑問に思ったからで この先「やっぱり養護の方がいいよ!」とか「もっと学校の対応を改善しなければ!」とか学校や保護者に働きかける気もありません。 当事者にしてみれば、余計なお世話、興味本位な奴でしょう。 なので直接聞ける訳もなく、こちらで同じような経験をされている方に聞いてその理由を推測できれば、と思ったのですが、 単に知りたいだけでこのような質問はするべきではなかったでしょうか? 今日たまたま、教頭先生や、ある1人を受け持っている先生が話をしている場に居合わせて、 盗み聞きしている状態でしたが、学校の特別クラスの現状を少し知る事ができました。 やはり、健常の生徒と交流する事を目的として特別クラスがあるようですが、その生徒さんはできる状態にないようで 「なんでうちに来たのかなぁ?親が養護がイヤだったらしいけど、養護のほうが、リハビリとかちゃんとしてくれるし、その子の発達にも良いと思うけど」 「もうやりたくないっとすねられたら、その原因や対応の仕方について、複雑すぎて難しい。きちんと1ヶ月2ヶ月でも研修させてくれないと知識がないので厳しい」 と言うような事を言っていました。 普通校の先生は養護の専門的な勉強はしていないし、また、健常者を教えてきたので、その研修するような時間は実質取れないようです。 怠慢だと言われればそれまでかもしれませんが、学校の中に入ってみて、実際なかなか難しいのだろうと思いました。 1対1で見てくれても、その子に合った教育、訓練がなされなければ意味がないわけで、 うちの学校では現状、まだ受け入れ態勢が整っておらず、その子の機嫌を取って遊んで暮らす日もあるようです。 先生でさえ、私と同じような疑問を持ってるぐらいですので、その親御さんにしかわかり得ない理由があるのかもしれませんね。
- ucok
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#6です。経験談がご参考になったようで何よりです。しかし、「残念ですが首を突っ込む立場ではない」とは正直、とても不思議です。 確かに、そういう職員は大勢いらっしゃいます。しかし、行事を見学にいらして、そこにいる保護者に世間話をすれば、保護者は無視しないと思います。また、万が一、ほかの職員に質問することに支障があるとしても、どうせ今年で終わりなら、捨て身で職員にでも保護者にでも、そうでなければ生徒に積極的に話しかければいいだろう、というのが、一昨年度に公立中学を卒業した子を持つ保護者としての率直な感想です。そうした捨て身な先生、首を突っ込む臨時職員を私は何人も見てきました。 本当に学校に関心がないなら、それはそれです。しかし、意見を持っていながら、あまり関わろうとしない先生を、子供たちは敏感に感じ取り、不健康に感じるようでもあります。
お礼
度々ありがとうございます。 私の仕事は学校内の裏方の仕事で生徒に関らないので、行事の参加を誘われることはありませんし、 私自身、自分の子供が出る訳でもないのに、運動会とか見たいとは思っていません。 自分の仕事に関る事以外何も知らない、ただの近所のパートのおばちゃんが単純に疑問に思っただけです。 「あの子達はなぜ、養護学校に行かないんですか?」 って聞いてもプライバシーに関る問題ですし、それを学校経営に関係ない人間に簡単に教える学校は信用を失うと思います。 また、周囲の保護者が私に教えるとしたら、当事者の保護者の方は非常に嫌な気持ちになるでしょうし、 直接当事者に聞いても不快な思いをさせるかもしれません。 こちらで質問したのは、ご回答くださったような実際の体験談や、障害者のお子さんをお持ちの方やその周囲の方などのご意見から 普通校に通うメリット、養護学校を選ばない訳を推測できれば・・と思ったからです。 私も現場に関る先生や職員の方には臨時であろうと非常勤であろうと、どんどん首を突っ込んでいただきたいと思います。
- piis111
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養護学校の環境が良くなかったとか健常者の中で生活して欲しいという考えを持っている両親なのかもしれませんね。 読んでいる分には障害者一人に付き教師一人つけてもらってかなり贅沢というか充実した環境ではありませんか?(過保護だと思いますが)そのような所に魅力を感じて普通学校に通っているのかも。
お礼
そうですね、教育的(?)には充実しているかも。 ただ、たくさんの生徒・先生がいながら、その子たちは担任の先生と1対1の関係がほとんどで、楽しいのだろうか?と思うのです。 学校生活のメインは勉強する事ですが、仲間と楽しみを共有する場でもあると思うのですが・・・。 でも親としては、子供の事をしっかりみてもらえて安心できるのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- ucok
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学校側は何と言っているのでしょう。 その子たちを担当している先生、校長、生徒指導や学年主任のような立場の先生などが、その子たちの保護者の希望、学校としての受け入れ方針、狙いなどをご存知でしょうから、直接聞いてご覧になるといいでしょう。直接聞けば、言いにくい内情なども説明してくれるはずです。その説明をもとに、学校の構成員ひとりひとり(職員、保護者、生徒)が、工夫しながら、よりよい環境を築いていければ、受け入れは意義あるものになっていくのだと思います。 同じ学校ではなかったのですが、中学時代、通学路を毎朝、ダウン症の少年が歩いていました。最初はだらしなく歩いていた少年が、やげて猫背ながらまっすぐに歩くようになり、そのうち背筋をピンと正して、唇をきりりと結んで詰襟姿で歩くようになりました。その子とは何の接触もありませんでしたが、毎日、その子を道を挟んで横目に見ていただけで、私は人の進歩と可能性に圧倒された記憶があります。その背景には、その子の先生の熱い指導があったのだろうと感じました。私の家族が養護学校の先生と懇意にしていて、いろいろな話を聞いていた影響もあったのかもしれません。原体験です。 ですが、既にお書きになっているように、生徒たちにじゅうぶんな説明がなければ、せっかくの接触も逆効果になるでしょう。また、じゅうぶんな説明が与えられるためには、職員の理解が必要です。障害とは関係ありませんが、帰国子女として受け入れ校に通ったり、子供の不登校に際してさまざまな事例を当事者から聞いた経験から、学校側の理解によって教育に大きな差が出ると感じています。特に、私が通ったところは「受け入れ校」とは名ばかりで、教師の無理解な発言に傷つけられることが多く、「ほんの少し勉強してくれれば、そんな発言はしないはずなのに」と子供心に思ったものです。 現代は多様な人々を受け入れようという傾向にありますが、当の受け入れ側は、それほど突き詰めて考えていない場合が少なくないように思います。ですが、せっかくの集団。職員同士が、職員と保護者が、保護者同士が、コミュニケーションをとり続ければ、いくらでも環境を活かせると思います。活かす方法はさまざまで、決まった答えはないと思います。どうか、周りの先生方や保護者たちに声を掛けてください。
お礼
私は3年間の期間限定採用で、今年度で終わりです。 保護者の方と会う機会もありませんし、一部の先生以外はすれ違ったら挨拶する程度で、お名前も知らない状態です。 なので、学校内部に深く関ることは考えておりません。 きっと「あなたが聞いてどうするの?」と思われるでしょう。 残念ですが首を突っ込む立場ではないんです。 ダウン症のお子さんの成長をご覧になっていたのですね。 うちにきている子供達も、今はおぼつかない感じでも卒業の頃には他者とのコミュニケーションがとれて この中学校に来た意味があった、、と思える程成長するかもしれないですね。 ありがとうございました。
親の判断次第なので事情はそれぞれあるのではないかと思います。 たぶん目についた子達は3人だと思いますが軽度の子であれば普通クラスに入ってる子もいるかもしれません。 うちの場合ですが特定不能の広汎性発達障害といって診断名はつかないけど個性的な部分があるゆえに集団生活はどうだろうか?という息子がいます。 知的な遅れもなく会話の不自由もなく普通なので説明しても理解されにくい子です。 理屈っぽいというかくどいというかこだわりというか・・・ 親でも説明しきれないのですが切り替えが難しかったりと一見わがまま・自分勝手と誤解されやすい一面を持っています。 なので療育に通っています。 来年に小学校就学を控えていますが今のところ普通学級で進む予定です。 実際に通ってみないと息子が集団の生活で適応できるかどうかがまったく想像がつきません。 本人に負担になったり周りに迷惑がかかるようであれば通級も考えています。 けれど勉強は好きなのでできれば普通級で学んでいってほしいと思っています。 うちはボーダーラインにいる子なのでいずれ個性へと変わっていくかもしれませんが療育にいる子達には知的な遅れのあるADHDの子や高機能・アスペルガーの子達もいます。 やはり普通級もしくは通級で行きたいと考えていて障害級は様子を見てからと思ってる方が多いです。 高機能の子の場合は勉強はできるし知的な遅れもないので障害級だと物足りないというかどうなんだろうか?と悩むようです。 とにかく色々な障害が今は分かりはじめているし公立なので普通校でと考えるのは親の考え方次第なのかなとも思います。 学校側もきちんと受け入れ態勢ができていて補助の職員をつけその子にあった指導をしてくれてるならそれでいいと思います。 私が小さい頃はクラスに普通に知的遅れの子とかいましたが醜いイジメに発展するようなことはなかったです。 それはやはり親や先生達の指導次第ではないかと思います。 障害を理解できない年頃でも世の中には不得意な部分を持った子もいるから助けてあげようねという感じで小さい頃から伝えてくのが私は理想なのではないかと考えています。 私は息子達にはそうであってほしいしそういう風に伝えていきたいと思ってます。 先生達にも先生という職業についたからには色々な障害がある事を学び理解を示してもらいたいと願っています。
お礼
広汎性発達障害についての記事を読んだ事があります。 また子供の幼稚園のお友達も、そのように診断されました。 その子もちょっとした事にもこだわりが強く、思い通りにいかないと泣いて騒ぐことがよくありますが、 普通にコミュニケーションはとれますし、もちろん障害があるとは一度も思った事はありませんでした。 私がいままで関ってきた人たちの中にも、今であればそのように診断される人がいるのだろうと思います。 知的な遅れのないお子さんを、普通校で学ばせたいというお気持ちはわかりますし、 私が同じ立場でしたら、普通校への進学を希望すると思います。 ただ、今回気になったのは明らかに知的に遅れがあり、 他の生徒さんとのコミュニケーションもとることができないのに (これは学校の方針として別なのか、本人の能力的に一緒にやれないのかはわかりませんが) なぜ普通中学を選んだのか、と思ったのです。 小学校までは授業内容やイベント事でもそんなに差がなく、みんなで楽しめることも多いのでしょうが 中学校では受験に向けて勉強重視になりますから、かなりの開きがあります。 小学校のように同じクラスに在籍すること自体に無理があるために、個人クラスになってしまうのだろうと思いますが、 そんな普通中学にいる意味があるのだろうか?と思ったのです。 養護学校なら、体育でも使える道具や工夫がいっぱいあるだろうし その子に合わせた授業やイベントを、友達と一緒に楽しめるのでは?と。 うちの子供のクラスにも、特別クラスに在籍するお子さんがいます。 幸いにも先生方が説明をしてくださったようで、漠然ながら「あの子の個性」と理解しているようです。 ありがとうございました。
- nene42
- ベストアンサー率43% (467/1062)
小学生の子供を持つ親です。 クラスにひまわり学級というクラスがあり、ハンデのあるお子さんが通学していました。 複雑な事情やそれぞれの理由など私達父兄はあまり知る事はないので それを知ろうとまで考えたことはないのですが 子供を通わせて感じたのは ハンデのある人を受け入れる社会作りの基盤になっているな~ということ。 また、押しつけでない道徳の勉強、他人を思いやる心の勉強になっているな~ということです。 「世の中には色々な人がいる」 言葉や本やTVなどの”知識”とは違い、”体験”として、ごく自然にそれを学べていると思います。 幸いにしてひまわり学級のお子さんと同級だったうちの息子は、ハンデのある人に対する偏見や差別など持つことなく、色々なことを学ばせていただきました。 障害者のお子さん達に何かしらのメリットがあるように 健常者のお子さん達にとってはその何倍ものメリットがあると思っています。
お礼
私が小学生の時にも同じクラスにハンデのある子がいました。 私が子供のときにはその子のクラスでの存在の意味(なぜ、クラスにいるときと、違う部屋で勉強するときがあるの?) 障害そのものがわからず(なぜ私達と普通に会話ができないの?なんでそうなったの?)怖いので距離をとっていました。 その子は、同じ特別クラスのお友達はいましたが、同じ学年には友達はいなかったと思います。 どちらかといえば、仲間はずれにしたり、心ない男の子はバイ菌扱いをしていました。 昔のことですので、障害者ということについて、ハレものに触るようにしていたのでしょう、先生もその子について説明をしたことがなかったように思います。 いじめたことがわかったら、叱りつけていただけです。 あのとき、先生から彼女について説明があり、こちらが理解できていればあんなことにはなっていなかったかも、、。 そういう後ろめたい記憶があるので、普通校にいる障害児=他の生徒から受け入れられない、というイメージがあるのかもしれません。 nene42さんのお子さんの小学校ではとても良い交流ができているようでうらやましいです。 ありがとうございました。
- oyaji-man
- ベストアンサー率34% (123/354)
障害児の父親です。 養護認定がもらえない子供は養護学校には行けないのです。 親によっては養護認定がもらえてもNO.1さんのおっしゃる通り、あえて普通の学校に入れる人もいます。 希望しても養護学校が満員で入れないケースもあります。 兄弟が同じ学校にいてその方が安心だなと思うこともあります。etc・・・ なんにしても理由はいろいろあり千差万別です。
お礼
なるほど、いろいろ理由がありますよね。 兄弟がいる、養護学校が満員で・・・、納得です。 わからないのは認定がもらえてもあえて普通校にいれる方で、 養護学校を選ばなかったのはなぜなんでしょう。。。 ありがとうございました。
Q、障害児を普通校へ入れる理由は? A、「発達を促す要因となりうる」が一番。 余り、記憶が定かではありませんが、障害児と健常児とを分離すべきでないとの見方も。 確か、ヨーロッパを中心に、そのような教育改革の動きがあると思います。 その考え方の核心部は、<分離よりも発達を促す効果がある>ではないでしょうか? 私の息子も重度の自閉症児ですから、フムフムと思う点もなきにしもあらずです。 が、「待てよ!」と思う気持ちもあります。 一途な考えだけが先行し、<その子に見合った>を蹴散らしちゃダメ。 要は、混合教育をするにしろ、<その子に見合った>を蹴散らしちゃダメ。 そうなると、それなりに過去の養護学校の役割も評価しなくてはならないと思います。 そうなると、混合教育のシステムのあり方の模索期間も肝心だと思います。 まあ、ただ、「混合教育すれば発達を促す」は短絡的というのが私の考えです。 混合教育か分離教育かを止揚していくには、それなりの社会的意識の変革が先決。 混合教育か分離教育かを止揚していくには、先ずは、人生での成功を目指す教育の否定が先決。 そういう風に、健常児の教育改革と障害児の教育改革が車の両輪じゃなければと思う昨今です。
お礼
私も「その子に見合った」が大切だと思います。 今のうちの中学で見合った教育ができるのか?と思っていました。 養護学校であればもっと充実したカリキュラムがあるのでは?と。 また、うちの中学では混合というより、校内分離教育?のような感じで 健常児と一緒に活動するのは大きな行事だけで、あまり交流がみられません。 なので、意味があるのかな~と思った次第です。 受け入れ態勢がまだまだ未熟なのかもしれませんね。 ありがとうございました。
お礼
詳しいお話をありがとうございます。 認定の事も、養護学校の内情のことも知りませんでした。 専門だから、ノウハウがあるからといって、お子さんに合った対応をしてもらえるとは限らないのですね。 人手が足りない養護学校よりは、うちの中学の個人クラスの方が手厚くみてもらえてますね。 なんだか、行ったもん勝ち・・・みたいな感じ・・・。 障害を持つお子さんが等しく手厚い支援がうけられるといいですね。 3番目の理由について。 うちの中学では、近所の養護学校との交流があるようです。 それも手続き等なかなか大変なことなのですね。 小さい頃からお子さんのことを知っているお友達、地域とのつながりを大切にしたい、というお気持ち、よくわかります。 障害のない子供の母でも、そのように思います。 ありがとうございました。