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知的障害のクラスについて
今年から中学校に知的障害の子が入学してくるようです。 軽度の障害で女の子、家庭ではお母さんと一緒に料理やガーデニング、英会話などを楽しんでいるようです。 私は教育の場を経験した事が無いもので、中学生のこのようなクラスではどのような勉強をしていくのか、日々をどのように過ごすのか分かりません。 クラスには専任の先生が一人つき、その先生のサポートをする仕事のようです。 そのような職場に就いていらっしゃる方、学校によって違うかもしれませんが主な日々の生活、生活指導方法など教えて頂けませんでしょうか?
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- rosavermelha
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こんにちは。 すいません、小学校のことしかわかりませんが、参考程度に。 基本的には、 教科+生活学習 だと思います。 教科とは、 国語、数学、理科、社会、英語、体育、美術、音楽、技術家庭科ですが、 その子の障害の程度に合わせて、やる内容や進度のカリキュラムを作るのがベストだと思います。(これは、専任の先生の仕事) たとえば数学なら、いきなり中一の内容から始めるのではなく、小学校での学習がどこまで進んでいるか、 小学校からの申し送りの内容や、入学時に簡単なテストを行うなどして、現在その子がいる段階から、進めてやります。 軽度の知的障害、ということだと、まずは掛け算・割り算がしっかりできているか、その確認からでしょう。 国語なら、 ・文字はどのくらい読めて、書けるのか(ひらがな、かたかな、何年生の漢字まで?) ・文章はどのくらい書けるのか(試しに、昨日したこと、として日記を書かせてみたり、本を読んでその感想を書かせてみましょう) ・読み取りはどのくらいできるのか。(教科書を読んで、内容について質問。中一の教科書でまったくわからなければ、まずは絵本から) ・自分の意思を伝えたり、聞き取ったりするのはどのくらいできるのか。 その辺を確認してから、足りない部分を補いつつ、中学卒業までにここまでは、という目標をたてて取り組むのが良いでしょう。 こういうカリキュラムづくりは専任の先生の仕事ですが、あなたが気づいたところを、専任の先生に、 「こういう手はどうでしょう?」と提案していくことで、状況が良くなっていくこともありますので、どんどんアイディアをだしましょう。 体育も、知的障害がある場合、できることとできないことがあります。 できない部分を、少しずつできるようにがんばってみるのが良いでしょう。 まずは、列に並ぶ、返事をする、自分の順番が来たら、ゴールまで走る、その程度から。 次に、生活学習について。 おうちで料理やガーデニングができるくらいですから、基本的な生活習慣はできているのだろうと思います。 小学校での申し送りや、おうちの方とも日々相談しながら、身につけていきたい、目標とする生活習慣を、専任の先生が決めて行くと思います。 たとえば、時計を見て動くだとか、一時間授業に集中するだとか、苦手な作業でも時間内はがんばるだとか、 自分で地図を見て、行動計画を立てられるだとか…。 とにかく、その子が、今学習や生活の点で、どの段階にいるのか、それを知ることが、第一の作業。 そのうえで、目標を立てるのが第二の作業。 専任の先生が、どのような目標をその子に立てるのか、日々話しあいながら、自分にできるサポートを考えていくと良いと思います。 たくさん、その子と話してあげてください。 たくさん、その子の言い分を聞いてあげてください。 たくさん、その子のために、教材を作ってあげてください。 個々に関われる指導というのは、クラスを持つのとはまた違ったやりがいがありますよ。