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あの少年の判決について。

当時18歳だった少年。あれから7年後少年はもう成人し、大人に。 判決は死刑になりましたが、皆さんはこの判決に対してどう思われますか??死刑制度はなくした方がいいと思いますか?僕は、なくした方がいいと思います。たとえ、その犯人を死刑にした所で殺された人達は二度とかえってこないのですからね。例え、遺族の方々の気持が少し軽くなったとしても死んだ人はかえってきませんから。

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  • Roman0
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回答No.6

> 判決は死刑になりましたが、皆さんはこの判決に対して > どう思われますか??  適切な判断だと思います。  阿呆な死刑反対運動に対する評価という意味においても。 > 死刑制度はなくした方がいいと思いますか?  有効なものを無くす理由がありません。  あなたが挙げた理由は、復讐心だけの話ですね。が、そもそも近代法における刑法の存在意義は、秩序維持です。遺族の報復感情を満足させるかどうかと言う話は、副次的な話です。副次的な話を最優先させて制度の是非を考えた所で、まっとうな結論は出ません。この点、注意しましょう。  要するに、人を平気で殺すような人間にその辺をうろつかれたら、普通の人は安心して社会生活を営めません、ということです。だから、そういう犯罪を抑止するために警察なり裁判所なり刑法なりがあり、死刑もその一環です。  なお、死刑廃止で犯罪者が減ったなんて言っている人がいますが、寡聞にしてそんな事例を私は知りません。言っている人自身が具体的なリファレンスも出さないので、単なる都市伝説かもしれませんしね。  他方で、アメリカの複数の大学の研究では、死刑によって殺人を減らす効果があるという結論が出ています。 http://labaq.com/archives/50693235.html  こういう研究も大事ですが、そもそも日本には蘇我入鹿の治世、信長の一銭斬り、平安京における平氏の犯罪者斬処分、鬼平の率いた火付け盗賊改、など厳罰方針によって秩序回復をした事例が多々あります。しかも、その直前におけるぬるい治安維持方針による治安悪化という事例もセット。  あなたが防弾ベストも着ずに、自宅や道を歩いているときにいつ襲われるかとびくびくしないでいいのも、日本では治安がよく維持されているからです。  あまりに秩序(=平和)が当たり前にあると、平和ボケしてしまうものです。刑法の意義を私的復讐心の充足と思ってしまうあたり、あなたにもちょっとその傾向が見られます。気をつけましょう。

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その他の回答 (5)

  • adwd
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回答No.5

何の罪も無い人が殺された。傷害ならやり直すこともできる。未来へ向けて歩くことができる。でも、生命そのものを奪われてしまっては、全ての可能性が大元から完全に絶たれてしまいます。個人の尊厳、人権というのは何よりも尊ぶべきものである、という理念の下、近代国家は形成されています。諸権利を成り立たせる一番根本の権利を奪うという行為は絶対に許していいはずがありません。 それを踏まえた上で、私は死刑反対です。 肉親が殺されて、殺した犯人を憎むのは当然でしょう。殺してやりたいと思うのも当然でしょう。しかし、死刑は反対です。 まず、死刑に犯罪の抑止効果が無いことは明らかになっています。死刑を廃止してむしろ殺人が減ったという国だってあります。つまり、死刑は社会秩序の維持という目的を叶えるものではないということです。 次に、よくあるのが「自分の家族が殺されても同じ事を・・・」という質問ですが、私は、別に親族が個人的に復讐する分にはいいと思います(私だったらそうします)。いいと思うというのは、もちろん殺人を奨励しているわけではありません。意味が分かるという意味です。復讐という動機があるのですから、やりかえすという行為の意味が分かります。 しかし、国家が復讐の代わりをやるというのは、意味が分かりません。一番初めに書いたように、近代国家では個人の尊厳、人権を最も大切なものとしています。しかし、報復という側面の強い死刑という刑罰を執行するのは、その近代国家の理念に反していると思うのです。人間はこれまで本当に悲惨な歴史を歩んできました。その歴史から学んだ英知が個人の尊厳を何より大切にするという思想だと思います。人間の中には抑えがたい激しい感情があります。やられたら、相手を恨み、やりかえす、という感情に任せた図式では、誰も幸せにならない。 だから人間の「理性」に頼る。目には目をでは、真の平和は訪れない、やられたらやりかえしたい感情は人間だから当然ある。それは仕方が無い。実際問題、個人として相手に報復するのなら、どうにも止めようがありません。 しかし、国家による報復代行、つまり死刑は止められますね。憎い感情は分かる、殺してやりたい気持ちは分かる。でも、国家というものはその感情論から離れて、理性的であらねば良いものにならないと思います。個の生命を何より大切とする国家まで合法的殺人を犯しては近代国家の理念そのものを揺るがすように思えるのです。死刑であろうがなんだろうが、人を殺すという行為に変わりはありません。殺人を否定する国家が、殺人を合法的に行うのは、私は良くない思います。言ってることとやってることが違います。 当事者じゃないからそんなこと言えるんだ、と言われるかもしれませんが、私は当事者でないからこそ、報復や恨みという感情にとらわれず、人間の理性というものを信じ、より良い社会にしていきたいと思うのです。当事者だったらこんなこと考えてられませんよ。第三者だからこそなんです。

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  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.4

死刑に反対です。少なくともこのケースについては、かなり疑問があります。 まず死刑について 死刑は近代刑法の中に残る唯一の体罰刑です。体罰刑とは、ムチ打ち100回とか、窃盗は手首を切断とか、そういう刑のことです。 世界的に見て近代刑法ができた背景は色々ありますが、ひとつは体罰刑を排除することで、権力者の恣意的な運用に対して効力を発揮させようということです。(政治的な犯罪者を簡単に死刑にできなくなります) もうひとつは、更生の可能性と社会の公平性についてです。つまり「社会のいい面と悪い面をすべて個人の責任にするのはやめよう」と言う考えの下、更生する可能性のある犯罪者は罪を償ったら、社会に復帰させようという考え方です。 この考え方にたつと、窃盗は手首切断などの社会復帰を妨げる体罰刑は刑として成立しなくなります。 (社会のすべての面を個人に押し付けると、富裕者はもっと金持ちになり、貧乏人は貧乏になったのは自己責任ということになり、福祉が全く行なわれなくなります) 上記の二つの観点から、死刑という体罰は廃止し、たとえ終身刑でも更生の可能性があれば社会に復帰できるようにするべきです。 これが社会の責任だと思います。 次にあの事件の判決について 元々少年法は、「過ちを犯す可能性のある少年という年齢」に対して、誰が責任を負うかが焦点になっています。 貧しい家に生まれたり、親が子供の教育を放棄した場合など(今回はこれに当てはまりますね)、社会がきちんと成人するまで、しつけと教育を行なうべきだとされていますし、その仕組みがあります。 これがきちんと機能せず、モンスターが生まれたら、それは社会が反省し対策をするべきなのです。 成人していない者に、過酷な刑を押し付けて終わりにするべきではありません。 また死刑を含む刑罰は、個人的な報復感情を満足させるために有るのではなく、社会の安全と公平性を保つために有るのだと解釈すべきです(だから社会への更生復帰の可能性があるのです) 成人したら、まともな教育も受けずまともな職に就けないような人でも、自分の行動には責任を持つべきです。 しかし上記のような人に対しては、仕事が無ければ生活保護がありますし、契約で失敗すればクーリングオフなどの制度もあります。逆にお金を稼ぐ人には累進課税で重い税金がかかります。元々個人の責任を社会がある程度負担するような仕組みをつくっているのに、こと犯罪に関してだけ個人の責任をあしざまに言うのは、むしろ社会正義に反するのではないでしょうか。 社会のセイフティーネットがしっかりしない限り、いくら厳罰化をしても、犯罪自体がなくなるわけではないのです。

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  • anpotani
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.3

こんばんは。 「冤罪」ではないと確証がある場合の話です。 私は「最終的」には死刑でいいと思います。 ご指摘のとおり、悲しくもどうあがいたって亡くなった二人は帰ってきません。取り返しはつかないのです。そんな状況の中で犯人が簡単に死んだところで意味がありません。かえって楽なのではないでしょうか。 20年くらい先にきっちりと死刑の執行日を決めておいて、それまでは毎日牢屋の中で労働をさせて、その賃金をすべて被害者の家族に支払う。そして期日がきたら予定通り執行する。一切恩赦や減刑はなし。つまり、死ぬためだけに労働するのです。 そうでもすれば、今後の犯罪の抑止にもなるのではないでしょうか。 考えてみれば、死刑がいやなら死刑になるようなことをしなければいいのです。簡単な話です。取り返しのつかない人の命を奪っておいて加害者側の人権とか命の尊厳なんて考えるほうがおかしいです。 理想は国民全員に自分がそのような被害にあったら自分は被告にどういう刑を望むかをあらかじめドナーカードみたいに登録しておくような形はできないものでしょうかね。 当然、死刑反対論の人たちは自分や家族がどんなにひどい形で殺されても死刑反対なはずですから、被告は死刑にならないと…。 でも多くの方は自分がその立場になれば死刑を望む人が多いのではないでしょうか。 ただ、死んで終わりなんて許せません。被害者の苦しみを味わってからでなければ。

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  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.2

同様の死刑は無くした方が良いのではないかと云った旨の質問は過去に何度か有りました。 お約束のように結論は出ませんし、死刑廃止論を唱える人に何を言っても考えを変えませんし、その逆もです。 私は消極的死刑賛成論者です。 何でもかんでも死刑にしろとは思いませんが「ヨーロッパの先進国では死刑廃止になっている」と死刑廃止が「進んでいる」とも思いませんし「亡くなった人は帰ってこない」と云う意見も気持ちは解りますが賛同は出来ません。 少し前にTVの特集で高齢受刑者の話が有りました。 犯罪者も当然年を取る訳で、その中には痴呆になったり要介護者になったりする人もいます。 高齢者介護が一般人には厳しい(と云われている)法律で困窮する人も増えてくるでしょう。 しかし、犯罪者なのに逆に手厚く介護されている矛盾をどう説明出来るのでしょう。 私には出来ません。 加えてこれから格差社会になると云われています。 食うに困る人が出てこないと誰が保証出来るでしょう。 人を殺し反省もしない死刑囚を我らの血税で生かしておく事を私は納得しません。

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noname#143204
noname#143204
回答No.1

>たとえ、その犯人を死刑にした所で殺された人達は二度とかえってこないのですからね。例え、遺族の方々の気持が少し軽くなったとしても死んだ人はかえってきませんから。 この判決で被害者やその遺族がどうなるかということではなく、この元少年が犯した罪は死刑に処するに値するものだったということです。 罪に対してそれに見合った罰を与えるのは当然だと思いますが。

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