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イギリスの女王
イギリスはエリザベス女王など多くの女王がいます。フランスと比べるとフランスは女王が確かいなかったと思います。 同じヨーロッパの国なのにこの違いが気になっています。 確かイギリスは男女に関係なく最初に生まれた子が継承すると聞きましたが、男子のみにしない理由はなぜでしょうか
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相続法が違うからです。百年戦争はそれでもめた。 フランスはサリカ法典というフランク族の古い慣習法、 女子の土地相続を禁止する内容を、復活させて、 女系を含む女性の王位継承権を認めず、 女王および女系の王の誕生を禁止しました。 対してイギリスはこの法律を採用してない。 もともとイギリスはアングロサクソンの国だったわけで、 その後のノルマンコンクエストでも入ってきたのは ノルマン人で、ノルマン人の法習慣。フランクのじゃなかった。 ただ男女に関係なく・・というのはイギリスではありません。 それは間違いです。 イギリスの王位継承権は、男子優先の年長順です。 男子がいれば、それが優先されます。いない場合だけ女子が相続します。 エリザベス2世は、最近亡くなったマーガレット王女と二人姉妹でした。 ヴィクトリア女王の第一子はアデレード(プロシア王妃)で、 エドワード7世は第二子でした。 男子のみにしない理由は、簡単ですね。断絶しないためです。 しかしウィンザー朝は、女子相続のために 王朝名はマウントバッテン=ウィンザー朝に変わります。 王家は続きますが、これは王朝系図の歴史としては断絶に近いものです。
お礼
ありがとうございます。 それぞれの民族からきているのですね、参考になりました。