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原子吸光分析法について

原子吸光分析法はどのような分野に応用または使用されているんでしょうか? そしてどのような前処理をしてどのような測定操作を行っているのでしょう? 私が思いついたのは、血液の分析や、食べ物にCdなどが入っていないか調べるのに使われていると思うんですけど、どんな前処理をしているのかまではわかりません。 どんな例でもいいので教えてください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • elfin
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.4

今ではICP発光分光分析を使用することも多いと思うのですが,環境分析の分野でも原子吸光を使用します。 排水や,堆積物(土壌など),海水中などの微量元素の定量が目的です。 例えば海水を試料とする時は,濃度の高い元素が微量元素の測定を干渉してしまうので,分離,濃縮の操作が必要です。 堆積物の場合も,基本的には溶液試料にするために融解操作をすると思います。 (↑前処理は皆さんのお答えのように本当にいろいろありますので簡単に書いてしまいました・・・) あと,これは経験ナシですが,生体微量分析でも,爪や頭髪などにも使われていますよね。犯罪捜査なんか使われたと聞いたことがあります。

-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 環境分析の分野でも使用されているんですね。 水質調査などに興味があるのでもっと詳しく調べてみたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • dejiji-
  • ベストアンサー率38% (327/858)
回答No.6

分析の分野ですので、工業的にはかなりの範囲で使用されていると思います。 ちなみに、私のところでは、芳香族化合物の金属分析の定量に使っています。 分析装置の製造会社のホームページあたりで、納入先とか出てれば良いんですがね。

-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >分析装置の製造会社のホームページ 見てみたいと思います。

noname#211914
noname#211914
回答No.5

以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「ウエハ表面の金属汚染技術」 ◎http://www.tri.pref.osaka.jp/kankou/news/No73/TRI-SERIES.html (水質分析の環境対策への応用事例) さらに「原子吸光 応用」と入れてネット検索すると卓さんHitします。 医学関連では制癌剤でシスプラチン誘導体がありますが、これはPt錯体です。この血中動態の検討に原子吸光法で分析します。 恐らく、水俣病等の水銀中毒でも分析方法は原子吸光法ではないでしょうか・・? >どんな前処理をしているのかまではわかりません。 測定試料(検体)によってことなると思いますが、具体的なものがあれば、文献検索された方が良いと思いますが…? 測定原理に関しては、図書館で機器分析関連で原子吸光法の本には必ず記載がありますので参考にしてください。 ご参考まで。

参考URL:
http://www.keytech.ntt-at.co.jp/material/prd_2005.html
-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 図書館でも調べたんですけど、何に応用されているかとか載ってなかったんで質問させてもらいました。 うちの図書館はいい本がないみたいで・・・。 早速参考URL見てみたいと思います。

noname#21649
noname#21649
回答No.3

>分野に応用または使用されているんでしょうか? 金属を分析する場合に.比較的低価格(150-200万/台)で.操作も比較的簡単なので.汎用分析器として使用されています。 前処理は.物によりけり。JIS K 0102とかの分析の規格を眺めれば雰囲気をつかめると思います。 >血液の分析や、 医療関係は粗雑ですよ。オーブンで450度で焼いて硝酸を滴らしていれるだけですから(鉛作業規則あたりに載っています)。鉛や亜鉛やカドミや水銀なんて.簡単に飛んでしまいます。 >食べ物にCdなどが 高温かいか(オーブン450ど1時時間程度)とか.低温かいか(過酸化水素-塩素酸)とか.あります。 参考アドレスとして.米国医学図書館のアドレスをお知らせします。食品と金属名と元素記号で.関係する報告を見つけられるでしょう。報告を取り実験方法の欄を読んでください。 黒煙路原子休講ではないですよね。単なる原子きゅうこうですね。

参考URL:
http://www3.ncbi.nlm.nih.gov/PubMed/
-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 高温灰化や、低温灰化のことをもっと調べてみたいと思います。 >JIS K 0102とかの分析の規格を眺めれば雰囲気をつかめると思います。 これも早速見てみたいと思います。 いろいろ教えてくださってありがとうございました。

  • einsteins
  • ベストアンサー率35% (35/98)
回答No.2

ご指摘の通り、食品に用いられております。 Pb、Asなどが混入されていないかどうかを、原料や製品に対して測定したりしております。 固体測定であったり、水、又は、溶解する適当な溶媒に希釈して測定したりします。 (そのままで良ければ、なるべく希釈しません) また、ZnやMoなど、健康食品と云われているもので、キーとなる元素を定量したりするのに、用いたりもします。 また、法改正前の化粧品などではPb、Asの規定があるので、原料中の含有の有無を測定したりします。 (ドラム缶で原料が詰め込まれている場合など、その容器材料からの溶出も考慮して測定したりします) 基本的には、どれも、前処理がなくて済む様なものであれば、そのままで測定し、水に溶けるものは、水で溶かし、そうでないものは、適当な溶媒に溶かします。 やはり、ケースバイケースですね。

-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 固体測定もできるんですね。知りませんでした。

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.1

ご想像通り、金属の検査に使用しています。 リチウム、プラチナ、金、銅、鉄、アルミニウム、亜鉛、マンガン、クロム、カドミウム、鉛、水銀、バナジウム、セレンなどです。 前処理は項目により様々です。 カドミウムなどはトリトンX-100(界面活性剤)で検体(血清)を希釈するだけです。

-wave-
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 やっぱり金属の検査にしようしているんですね。 初めて名前を聞くんですが、トリトンX-100(界面活性剤)はオクチルフェニルエーテルのことですか?また、検体(血清)というのは測定する試料のことですよね? またまた質問してしまってすみません。

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