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原子吸光分析法について

原子吸光分析法において、原子化部で高温雰囲気をつくる方法として、フレーム法、フレームレス法、プラズマ法があるそうなのですが、 本で調べたところ、プラズマ法というのが見当たらなくて。 その代わり、原子化する方法として、水銀の還元気化法というのはあったのですが、これってプラズマ法のことなのでしょうか。 混乱して困っています。 ぜひ、教えていただきたく存じます。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • km1939
  • ベストアンサー率33% (59/176)
回答No.3

プラズマ法:通常ICPのように溶液発光に使います。        ICPは7000(度K)以上の高温ですから原子蒸気ではなく        発光になります。  水銀の還元気化法:試薬で溶液中の水銀を気化させ原子蒸気を発生さ        せる方法で冷原子吸光と言うこともあります。

matsujyunn
質問者

お礼

回答してくださってありがとうございます。 2つの方法が別物であることが明確になり、 よかったです。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.2

プラズマは,ふつうは原子吸光ではなく原子発光じゃないですかね. 水銀の還元気化法ってのはプラズマとは関係なく,水銀イオンを還元剤で金属水銀にして空気を吹き込むと,水銀蒸気を含んだ空気が出てきます.それに対して原子吸光測定を行う方法です.気化のためのネブライザとかが不要で,装置が(相対的に)簡単で安価になるのですが,この方法で気化できる金属イオンは水銀しかないので,専用になってしまいます.

matsujyunn
質問者

お礼

回答してくださってありがとうございます。 水銀の還元気化法について正しく理解でき、 とても役に立ちました。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.1

>プラズマ法 プラズマを発生させると、金属は特定の波長で発光しますので、吸光分析ではなく、発光分析で測定します。ICPという方法です。  ただ、フレーム法、フレームレス法に比較して、機器の価格が高くなるようです。以前は、感度が悪いのも欠点でしたが、同程度に改良されています。ICPで一回の測定で10種の金属を測定したことがあり、測定時間の短縮ができたという利点があります。

matsujyunn
質問者

お礼

回答してくださってありがとうございます。 プラズマ法の定義とその長所、短所が分かって とても助かりました。

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