- ベストアンサー
うらしま効果
仮に赤ん坊が生まれる直前に宇宙船で地球を出発し,ちょうど宇宙空間に到達した瞬間に赤ん坊が生まれたとします.このとき宇宙船はすでに光速(秒速30万km)で航行し,その後も定常的に光速を保つものとします.赤ん坊が宇宙船内時間における100年後に地球に戻ったとき,この100年間は地球での時間の何年分に相当するのでしょうか.(100年だとたしかそれほど大きな差は出なかったような気もしますが….実際の計算はしたことがありません)
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
光速を保っちゃうと計算する意味が無いので、光速の99.9%の場合と99.999999%の場合として、 特殊相対性理論に下記のような式があります。 t'=t/[sqrt{1-(v/c)~2}] t':移動体時間刻み t:固定体時間刻み v:移動体の移動速度 c:光速 そうすると 99.9%の場合は t'=22.36t くらい。 99.999999%の場合は t'=7071.07くらい。 ということで、移動体の中では1年経過すると外では22年と 7071年くらい経過してるはずです。 光速の99.9%くらいなら大した事ないですが、 (それでも1年が22年以上になりますが、) 光速に近づけば近づくほど、時差が飛躍的に増えていきます。
お礼
懇切丁寧にお教えいただき,感謝致します. 「9」の桁数がこれほど大きく影響するとは驚きです. 1年が22年,というのもかなり大きな差に思えます. 光速の宇宙船.これが実質的なタイムマシン(未来行きのみ)では?! ありがとうございました.