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夫婦間の知能指数(IQ)に高い相関がある理由
米国のデーターで夫婦の知能指数(IQ)の相関係数が約50%である、というものがあるらしいのですが、 この理由について、ネットで検索しても欲しい解答が得られませんでした・・。 どなたか、参考になるサイト、書籍等をご存知でしたら教えてください。 よろしくおねがいいたします。
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このご質問はカテ違いではないかと思いますが…確かに対照はヒトで生物ですが,研究手法は心理学カテではないかと思います。 夫婦のIQの相関は高いでしょうね。IQ差が20以上になるとお互いに会話が成立しなくなることはご存じですか。会話が成立しなくて夫婦はやってゆけませんから,大半の夫婦のIQ差は20以内です。夫婦の知能指数(IQ)の相関を直接調べるのではなく,IQ差がどんなことに影響するかをお調べになった方が早いように思います。 研究者の世界でもノーベル賞級の一流の研究者のIQは必ずしも極端に高くはありません。ノーベル賞受賞者でIQ140以上の人はいないと思います。共同研究者等とのコミュニケーションが取れない人はリーダーになり得ないからです。130ならば150~110の集団を統率できますが,180ならば200~160の集団でないと統率できません。200~160の高IQ集団は現実的に存在しないでしょう。
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- hukuponlog
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そのデータ自体を知りませんので一般論です。 まず「相関係数50%」という言葉の意味をまず吟味してください。これは、相関性があると考えられるケースが半分、という意味です。 ということは、2組の夫婦があった場合、一組については旦那と奥さんの知能指数の間に、何らかの相関(たぶん、この場合IQが近いということ?)があるが、もう一組については、全然関係が見られない(IQについて調べても有意な結果が出ない、もしくはIQは関係ない)という意味です。 これって「単なる偶然」以外の意味はありませんよ。だって、結婚相手のIQが「自分と近い」か、「そうでない」かの2通りの選択しか、そもそもあり得ないのですから、50%の確率になるに決まっています。 統計学の世界では、一般的に相関係数95%以下のデータは、有意なデータとは見なしません。50%なんてデータでものを言ったら笑いものになるだけです。 次に、「仮に」何らかの相関があったとしても、この場合は「疑似相関」と見る方が常識的でしょう。「疑似相関」とは、本来何の関係も無いのだけれど、他の要素によって、結果的に両者の間に相関性があるように見える、という場合です。 例えばアメリカの例だと「人種と学力」なんてのが、その典型です。別に人種と学力の間に相関があるわけでは無い(つまり特定の人種がそもそも優秀などということはあり得ない)のですが、人種毎の平均収入、その結果としての生活環境、また言語環境(ヒスパニックでは英語が覚束ない子供もたくさんいる)の違いが大きいアメリカでは、結果的にアフリカ系アメリカ人やヒスパニック系の学力は、下がる傾向があります。 で、IQと結婚の問題ですが、日本だって同様でしょうが、職場で同じ仕事をしている人の学力・学歴はそれほど変わらないはずです。大卒ばかりの職場に、中学卒業の学歴の人はほとんどいないでしょうし、逆にヤンキーあがりの兄ちゃん・姉ちゃんが多い職場に「一流大学、大学院卒」の人が入ってくる可能性も限りなく低い。これは大学のキャンパスの場合だって同じです。出会いの場なんて、限られていますから「結果的に」両者に接点が少なく、結婚に至る機会が少ない、というだけの話だと思いますよ。
お礼
よく考えて見れば決してものすごい高い%なわけではないのですね。。。。、 IQの近いもの同士が出会う機会が多い、というのが結果的にこの相関を生んでいる気がしてきました。 そこらへんのところをもう少し調べてみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
大変失礼いたしました・・ わかりやすいご解答ありがとうございます。 IQ差が何に影響するのか、調べてみたいと思います。 ありがとうございました!