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第二次世界大戦の潜水艦について

あの時代の潜水艦でもちゃんと上昇したり下降したり できてるようですが下降するのは空気をだせば沈むんだろうなと わかるんですが沈んだあと上昇できるのはどうしてですか? あと日本軍は戦艦や飛行機は有名ですが潜水艦は優秀だったんですか また活躍したんですか?あまりしられてないようなのでしりたいです。

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  • komes
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回答No.5

潜水艦には浮力タンクという空間があり、これに注水するか排水することで浮力を調節する構造になっています。 潜水する場合はタンクに注水して浮力を減らし、潜行したら潜舵という装置で下方に進むわけで、急速潜行の場合は乗組員が艦首方向に集まり艦首部を下げ急速に潜航する方法をとります。 潜舵は艦首部と艦尾部と両側にあり艦首部を下げ、艦尾部を持ち挙げるように操作します。 これにより進行方向が下方に向くわけです。  浮上の場合は潜舵を操作して海面近くまで浮上し圧搾空気で浮力タンクを排水し浮力を付けて浮上します。 これは海中深くでは水圧が大で排水が困難なことによります。 つまり進行方向を下にむけるか、上にむけるかの相違で上下するわけです。 日本海軍の潜水艦は技術面では特に優れているとは言えない水準で、居住性や騒音は大変ひどかったようです。 特に騒音は敵艦に探知される為、潜水艦にとっては命取りといえる弱点でした。 しかし乗組員の努力で弱点を補いある程度の戦果をあげましたが、用兵がまずく不適切な使用を余儀なくされ自滅してしまいました。

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございました。 自滅してしまった日本兵に合掌です。

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  • buchi-dog
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回答No.6

だいたいNo4さんが言ったようなことです。 帝国海軍の潜水艦戦については、海上自衛隊の潜水艦長を勤めた方の著書があり、日本の潜水艦の良かった点、悪かった点、そして潜水艦がいかに馬鹿げた用兵の犠牲になって行ったかが詳細に書かれています。質問者様の疑問のほとんどを解いてくれる本と思いますので推薦します。 本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫) 中村 秀樹 (著) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4769824939/sr=8-1/qid=1205245982/ No4さんも書かれていますが、北米沿岸やインド洋で商船を対象に通商破壊戦を行った帝国海軍の潜水艦(わずかな数)は十分な戦果を挙げています。 仮にアメリカの兵員輸送船を撃沈することに成功すれば、多数の米軍将兵の生命を奪うことが出来ます。アメリカの大型艦を狙うより、アメリカの戦意をくじくには犠牲が少なく効果が大きかったでしょう。そのことも上記の本に書かれていたと思います。

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございました。本読んでみます。 実は潜水艦を正しい理解で戦術を行えばけっこう大国であってもけっこう善戦したのではないかと思っています。まあ戦争はないほうがいいので潜水艦の話はこれぐらいで終わらせていただきます。 みなさん大変ていねいに教えていただきましてありがとうございました。

  • TRJ
  • ベストアンサー率27% (8/29)
回答No.4

日本の潜水艦が優秀だったかについては、航続距離や攻撃性能や航空機の搭載能力に優れている反面、居住性が極端に悪い(人間が魚雷に遠慮して寝ている)、騒音がひどい、潜航時の運動性が低い、潜水するのに時間がかかるといった欠点がありました。 活躍したかについては、敵艦隊の捜索・捕捉・追跡・攻撃といった戦前に考えれていた戦術はあまり実施される機会はありませんでした。それどころか、ガダルカナル攻防戦では輸送艦に使われて多数が戦没する有様でした。 しかし、全く活躍しなかったわけではなく、1942年のインド洋作戦では同盟国の潜水艦部隊とともに通商破壊に従事して多数の連合国の船舶を撃沈していますし、ミッドウェー海戦では空母ヨークタウン、ガダルカナル攻防戦では空母ワスプを撃沈する戦果を挙げています。さらに、戦争終結半月前の1945年7月には原爆運搬任務を終えた重巡インディアナポリスを撃沈しています。これは合衆国の艦船が潜水艦に撃沈された最後の例となりました。 他にもアメリカ本土を初めて爆撃した日本の水上機も潜水艦から発進したものですし、日本は潜水艦に搭載できる小型水上機を運用した稀有な国なのです。それが行き過ぎて、潜水空母という実用性に疑問符がつくものも作ってしまいましたが。 結論としては、戦前から期待された活躍はできなかったけど、まったくできなかったわけではなく、最後まで戦い抜いた勇敢な存在ということではどうでしょう?

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございました。 居住性が極端に悪い中、活躍した日本兵に合掌です。 苦しみながら戦果を挙げているということで感銘を受けました。

  • k99
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回答No.3

浮上:艦内に圧搾空気を持っており、それをタンクの中に入れて海水を押しだします。すると浮力がついて浮上します 日本の潜水艦:総じて活動は低調でした。これは様々な理由があります。  第一に、日本は潜水艦をあくまで艦隊決戦の露払いとして使うことを主眼に置いていました。 #そもそも、アメリカとフィリピン当たりで日本海海戦バリの決戦を行って雌雄を決する筈だったんです。  そのため他国に比べ大型で航続力もありました(先行して長距離に進出して攻撃を行うため)。飛行機を積んだ奴もありました(索敵のため。後には攻撃のため)。技術的優位がある分野もありました。  が、そもそもの想定である艦隊決戦が起きない以上、この時代の潜水艦が狙うべき敵商船と護衛艦を喰うだけにしては、これらの装備は過剰です。そして、教育も敵艦の撃破が主眼でしたから、商船攻撃にはなかなか馴染めません。  オマケに、日本の潜水艦は、当時の日本の工業技術の低さと相まって機械的には信頼の置けない物でしたし、騒音も酷い物でした(これは大型かつ高速にしたのでエンジンがでかい所為もある)。  運用方法も拙劣で(攻撃方位をマニュアル通りにしようとしたり、通信の頻度が高かったり)被害も大きい物がありました。 ですので「優秀か」と聞かれれば「分野を限れば見るべき物もあるが、全般的には優秀とは言い難い」と答えたいと思います。

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございます。 母体が大きく騒音も大きいのだったらすぐ上からドラム缶みたいな 爆弾を投入されて苦しんだんでしょうね。 あとマニュアルどおり攻撃の確認など命令系統が面倒でなかなか その場の判断ですぐ動けなかったんでしょうね。 日本兵に合掌です。

  • tama1978
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回答No.2

水を入れて沈みます。その時、空気は圧縮されます。 水を抜いて浮きます。そのとき空気は、圧縮から解放されます。 浮力は、空気の体積によって得られます。 もし、空気を抜いて沈むと、気泡がでるので、潜水艦の位置は海上からも丸見えです。

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございます。 けっこう簡単なしくみだったんですね。

  • sicco
  • ベストアンサー率27% (134/486)
回答No.1

空気を「出す」のではありません。 空気を圧縮したり、膨張させたりして、船内に海水を入れたり出したりすることによって、沈んだり浮いたりしてるわけです。 日本海軍の潜水艦は、大戦初期は非常に優秀で、空母を含む多くの戦闘艦に損害を与えました。 ドイツのUボートは商船をターゲットにしていましたが、日本の潜水艦は戦闘艦相手だったので大型で強力でした。 しかし中期以降は、レーダーやソナーなど電子機器で後れを取り、また、南方の島への補給に使われるなど運用面でも失敗し、活躍の機会に恵まれないままほぼ全滅してしまいます。

wolfiwao
質問者

お礼

ありがとうございました。 レーダーやソナーなどの電子機器の遅れが致命傷だったのですね。 戦った日本兵に合掌です。