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日本が朝鮮の文化財略奪について
- 日本の朝鮮の文化財略奪については殆ど触れられておらず、全くといっていいほど理解できていない。
- 朝鮮の文化財は保存のために日本に移したとされているが、朝鮮ではなぜ保存が厳しいと考えたのかは疑問であり、戦後日本に渡った文化財の返還は約30%にとどまっている。
- 韓国人は文化財が略奪されたと主張しており、返還されていない文化財についてはなぜ日本が返さないのか疑問がある。
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ご質問のようなことについては、1965年に結ばれた日韓基本条約に付属する両国の協定(正式には「日韓基本条約の関係諸協定,日韓請求権並びに経済協力協定」)で解決済です。 東京大学のサイトから協定の原文を参照できます。 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPKR/19650622.T9J.html 「日韓基本条約の関係諸協定,日韓請求権並びに経済協力協定(財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定) [場所] 東京 [年月日] 1965年6月22日 [出典] 日本外交主要文書・年表(2),584-586頁.外務省条約局「条約集・昭和40年(二国間条約)」. 日本国及び大韓民国は, 両国及びその国民の財産並びに両国及びその国民の間の請求権に関する問題を解決することを希望し, 両国間の経済協力を増進することを希望して, 次のとおり協定した。 第一条(略) 第二条 1 両締約国は,両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産,権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が,千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて,完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。 (後略)」 ですので、日本と韓国の間では、 「韓国人はあくまでも文化財が「略奪、没収、焼却」されたと主張しているようです。それが本当なのか?」 「戦後、正確にはどれだけの文化財が朝鮮半島に返還されたのか?残りは何故返還されないのか?」 などと検討する必要はありません。全て、上記の協定で解決済みだからです。 質問者様が個人のレベルで「日本は朝鮮から文化財を略奪したのではないか?返さなくてはいけないのではないか?」と考え、私財を投じて日本に所在する朝鮮半島由来の文化財を買い取って韓国に「返還」すること、あるいはそのような行動のために同志を募るのは自由です。 ただし、日本国の公金はそれについて一円も使われるべきではありません。全て、「質問者様自身と、質問者様に賛同する同志のお金」でやって下さい。 なお、最近ご質問に関連するテーマの質問がありました。 「戦争や植民地統治下での略奪品の返還義務は?」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3823506.html この質問のNo2で私が回答していますのでご参照下さい。
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いつ、 どこで、 何が、 どのように没収されたのか? それは「どこ」にあり、 誰の所有物なのか? いつも曖昧で「どうしようもない」主張です。 「全部が貴重だ。重要だ。」 朝鮮の物は、何でも重要文化財なのでしょうか? 話になるのは、 重要文化財、国宝に指定されていた証拠。 略奪された証拠です。 返還についてですが、 日露戦争で持ち帰った石碑は返還されています。 国内にある物全てに文化財のお墨付きを 「後入れ」しても仕方ありません。 また、個人の所有であれば政府は関与出来ません。 数万点に及ぶ国立美術館の朝鮮の物全てが略奪した物だと言っています。 これは調査しなければ誰にも言えない事です。 根拠を明確にし、 安い「くず」瀬戸物までを文化財と「言わない」 文化財の定義を明確にする。 重要な文化財は返還すべきでしょう。 但し、30万程度の陶器が国の文化財であるのなら、 「失望します。」 はっきり言って、この国には失望させられ続けています。 文化財の管理はしっかりと。 記録は明確に。 安物=国家にしない。 自国の、何にプライドを持つのか? 何が重要なのか? 逆に「ペンで略奪まがい」の事してりゃー「世話ねーよ。」 根こそぎ持って行く姿勢。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに略奪と一方的な主張をされても、その証拠はあるのか?と言いたくなってしまいます。 おっしゃる通り、個人間での売買もあったでしょうし、 日本国内にある朝鮮の物に文化財のお墨付きを「後入れ」しても仕方ないですよね。
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お礼
この回答を読ませて頂いて、インターネットで検索してみると沢山出てきましたね。 「日韓基本条約の関係諸協定,日韓請求権並びに経済協力協定(財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定)」 略して日韓協定。 文化財のことも日韓協定で解決済みだったのですか。。。 勿論、私財を投じるつもりも、(返還する為の)同士を募るつもりもありません。 ≪日本国の公金はそれについて一円も使われるべきではありません。≫・・・もっともでございます。 大変参考になりました。 ご回答ありがとうございました。