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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:移動度とドリフト速度の関係)

移動度とドリフト速度の関係

このQ&Aのポイント
  • 半導体物性の本を読んでいて、電子のドリフト速度と移動度の関係のところでわからないことがあります。
  • 移動度の導出に以下の式が出てきます。-q * E * τ = m * v
  • この式に出てくるvは、「電子のトップスピード」であって、平均された速度はこれよりも遅くなるのではないかと思えるのです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • eatern27
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回答No.2

>定性的には、τは"mean free time"(これは「電子のある衝突から次の衝突までの時間の平均」だと理解していますが) はいそうです。 でも、ある時刻の速度(運動量)の平均値を決めるのは、「衝突と衝突の間隔の平均」ではなく、「前の衝突からの経過時間の平均」ですよね。今の場合は後者もτなんです。 ※次の衝突までの時間は0とは限らないのに、「前の衝突からの経過時間の平均」がτになる事がおかしいと思うのであれば、例えば、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2792670.html の私の回答を参照して下さい。 >統計的にはτよりももっと長い時間衝突なしで加速する電子もかなりあるため、実効的な平均速度は私が当初考えていたものよりもずっと上がっている、というような理解でいいのでしょうか。 単に衝突間隔が長いものからの寄与があるから、というのではなく、衝突間隔が長いもの寄与(前の衝突からの経過時間への寄与)が大きいんです(大きいというのは、「衝突と衝突の間隔の平均」を考える時と比べてです)。参考URLで言う1の目のサイコロがすぐにサイコロを振り直すせいで、1の目が少なく6の目が多くなるのと同じ理由ですです。 >-q * E * τ = m * v のvが平均速度である事は、「微少時間dtの間に電子が衝突により速度が0になる確率がdt/τである」という事を認めれば、次のように理解する事もできます。(最初から、こういう説明を書いた方がよかった気がしてきた...) 電子1個の運動方程式は、 mdv/dt = -qE -衝突の項 の形になっています。これを全ての電子について平均すると、 md<v>/dt = -qE - m<v>/τ になります。<v>は平均速度です。衝突の項の平均がm<v>/τになる事は、次のような理由によります。 運動量の平均はm<v>で、微少時間dtの間にdt/τの割合の電子が速度を失いますから、dtの間に電子1個辺りm<v>dt/τの運動量が失われます。運動量の変化量は力積ですから、これをdtで割ったm<v>/τが実効的な「力」になるという訳です。 定常状態では、d<v>/dt=0であるはずですから、 -q E τ = m <v> となります。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2792670.html
Echikko
質問者

お礼

eatern27さん、どうも重ね重ね説明ありがとうございました。まだ心の底からは理解できていないのですが、少し手がかりがつかめてきたという感じです。もう少し自分で時間をかけて考えてみます。

その他の回答 (1)

  • eatern27
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回答No.1

直ぐに外出するので手短にいいますと、 全部の電子が一律にτの時間で衝突すると思っているのが原因です。実際にはそんな律儀な事にはなっておらず、衝突の間隔は、平均τのポアソン分布に従います。このあたりをきちんと考えると、 >-q * E * τ = m * v のvが、平均速度である事が分かります。 詳しくは、Drude model(ドゥルーデモデル)について調べるといいと思います。

Echikko
質問者

お礼

なるほど、統計的な概念を導入する必要があったのですね。どうもご指摘ありがとうございました。 もしよければもう一点教えて下さい。(Drude modelは調べ始めたのですがまだよく理解していません。) 定性的には、τは"mean free time"(これは「電子のある衝突から次の衝突までの時間の平均」だと理解していますが)だけれども、統計的にはτよりももっと長い時間衝突なしで加速する電子もかなりあるため、実効的な平均速度は私が当初考えていたものよりもずっと上がっている、というような理解でいいのでしょうか。

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