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よその星から地球をみると西と東がわかりませんか?
イルカの「まあるいいのち」の歌詞で、 ぼくから見れば 東と西も よその星から見れば 丸くてわかんない とあります。 よその星から地球を見ると、東や西はどうなるのでしょうか? わかりそうにおもうのですが。 南北もわからなくなりますか? よろしくお願いします。
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この歌詞は ・ぼくから見れば 東と西も よその星から見れば 丸くてわかんない ・みんな同じ 宇宙の仲間 一人にひとつづつ 大切な命 と続き、主題は「一人にひとつづつ 大切な命」のほう。 「東と西も丸くてわかんない」自体が比喩であり、その意味は 「細かい違いを無視して大局でとらえれば同じようなもの」 (細かい違いとは、個人レベルの価値観や考え方を指し、そんなものから見れば 人の命の尊厳は普遍的であることを指す。) ですので、本当に東と西の区別がつくかどうかはどうでもいいことでしょう。 それでも無理やり物理現象を考えるとします。 詩の表現なので、条件があいまい。以下の条件を設定します。 ・よその星 とは、 月、火星、M78(ウルトラマン)、イスカンダル(宇宙戦艦ヤマト)... でなくて、 よその星の人(○○星人)を指す。 ・見る とは、 肉眼以外に望遠鏡などもアリですが、長時間の観測は含まない。 ・「ぼく」は作詞者を指す。ただし、「よその星の人」という条件がつくので、 作詞者は地球について予備知識をまるで持っていない人。また、 天文学者やデータ計測の専門家でないという意味で一般人であり、文明レベルは地球と同等とします。 ・東西の区別がつく、とは、自転方向が判ることを指す。(今までのレスより、こう考えるのが妥当。) 具体的には、宇宙戦艦ヤマトに作詞者(いるかさん)が乗っていて、イスカンダルやガミラスが ヤマトのスクリーンに大写しされた状態で、いるかさんが東西を判別できるか? ということです。 どうみても無理じゃないの?(いるかさんは天文学者はおろか、いかなる意味でも科学技術者ではない。) 充分な時間(この場合、数時間)をかけるか、レーダーを使えば、惑星の回転方向がわかるのは自明。 真田さん(技術主任)や島さん(航海士)なら、写真1枚でも東西の判別はおそらく可能。 (低気圧のうずの巻き方で自転の方向がわかる。) 徳川さん(機関士)、佐渡さん(医師)は、判別するだけの知識を持っているかわかりません。 (機関士や医師にとっては、地球科学は明らかに専門外なのでこの手の知識を持っている必要はない。 ただし、広く浅くいろいろな知識を持っていないと、そもそもヤマトの乗組員になれない。 ごく一般的な機械技師や医師なら、こんなこと知らないだろうと断言しますが、そうもいかない。) なお、以上はイスカンダルを見た場合。 ガミラスを見た場合、地球とあまりにも条件が違うから、真田さんや島さんでも、東西(=自転の方向) は、わからないのと違いますか? ※実は、公転方向がわかれば自転方向は推定できます。例外がありうるけど... なお、よその星とは、 月、火星、M78、イスカンダル という「場所」を指し、天文学者(=その道のプロ)が計測した場合。 肉眼なら、 月に限り、東西(=自転の方向)の判別は可能。 計測機器(望遠鏡など)を総動員した場合、太陽系内ならおそらく東西の判別は可能。 ※月まは38万キロ、火星までは6000万キロ。この差は決定的。 太陽系外なら、プロキシマ星(太陽系に最も近い星。距離4光年=40兆キロ)からでさえ、現在の地球の技術レベルでは 太陽に木星がある、ということすら判別不可能。地球の自転方向は、判らない。 ※テレビやラジオの電波が観測にかかるので、自転方向も判る、という説もあります。ですので決定的ではありません。 ※※このあたりは天文学の領域で、「他の星の人為的電波が検出できるか」ということと等価です。 あと、こんなこと突っ込みいれても仕方ないことですが... ・みんな同じ生きているから 一人にひとつづつ 大切な命 ・みんな同じ 地球の家族 一人にひとつづつ 大切な命 ・みんな同じ 宇宙の仲間 一人にひとつづつ 大切な命 本当にそうであるなら.... 地球対ガミラスの、とある戦闘でガミラス艦隊は全滅。その後生存者を救助するします。 地球人1名とガミラス人2名を発見。でも、どちらかしか助けられない。 (ガミラス人は、放射能があるところでしか生きられない。そういう設定がされていた。) 結論。1名と2名の差がモノを言い、ガミラス人2名を助けるべきである。 ・みんな同じ生きているから... 火事がおこり、取り残された人を助ける。1回1人しか助けられない。 自分の母親と、見知らぬ人を発見。 「みんな同じ生きている」のであるから、母親と赤の他人のどちらを助けても等価である。 よって、母親を見殺しにして、赤の他人を助けてもよい。 論理的にはこう考えるしかないでしょう。でも、明らかに倫理的に間違っています。 自分の母親を助けず赤の他人を助ける人はいないでしょう。 ※いるかさんは、こういうことを言いたい筈ないとわかっているけど、それでも論理的にはこうなってしまいます。
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- debukuro
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方位の名称はともかく自転が観測されたとすれば 地表が自転して行く方向が地球での東に相当します 自転が観測されなければ意味がありませんね 自転はしていなくても公転はしています 公転しなかったら母天体に落下しています 公転方向から地球の南北をその惑星や衛星に当てはめています
- sanori
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こんにちは。 東、西というのは、地球の人間が勝手に定めた名称ですが、 それを 東=A、西=B という記号で表せば、 地球の自転の方向はB→Aです。 自転が進む方向(A)を1つの方角とする考え方は、自転する全ての天体に適用・定義できます。 精密な観測で地球の自転方向がわかれば、それはA(東)と西(B)がわかったことになります。 そして、東に向かって立ったとき、左が北で右が南なので、Aがわかれば、「東西南北」を決めることができます。 ただし、本題に戻れば、 「東と西も よその星から見れば 丸くてわかんない」 という歌詞は、 「なんとなく円形には見えるが、地球の模様は全然見えない」 ということなので、これは、精密に観測できていないということになりますね。 まー、地球から見て、太陽系以外の惑星を自転方向も含めて観測できた実績は、現時点ではないはずです。 科学技術が非常に発達した星の宇宙人が、太陽系外から地球の自転が観測しているかどうかは不明ですけどね。
- daitei
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質問者は面白いことに気がつきましたね! このような疑問を持つことは、大変良いことです。 文化のちがう人たちと気持ちを伝え合うのはこれが出発点です。 質問者は東西南北や左右をどのように定義、認識しているのでしょう? 他所の星の共通認識のない知的生物と、これを定義しようとすると、 どのような方法がよいと思いますか? 地球では自転の方向や、太陽との公転により、方角を決めています。 よその星でが全く違う自転軸や公転面を持っていたら 地球と同じような考えは通じません。 左右はもっと難しいと思います。左右は方角から逆に決めるようなことを書いている辞書もあります (東を向いて右が南とか)が、 どうどうめぐりみたいな気がします。 地球上では皆が同じ基準を持って左右を決めているので、左右が 決まりますが、文化が違う星では物理的絶対的な基準がないと決められません。 もし他所の星が地球と同じ物理法則で成り立っていれば少しは 手立てがあるかも知れません。必ず1方向にしか回らない 素粒子のスピンの方向とかを決めて話が出来るかも知れません。 生物がいてもマリモみたいに全部が対称で手が8本もあって、 目が10個も合って、太陽が2個あって、 その太陽が1個づつ逆周りに回るような星があったら、 重力方向の上下は決まるでしょうが他はどのように 決めるか、考えるとわくわくしますね。
- Tacosan
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「東」や「西」を定義しないと意味がないですね. じっと観察し続ければ, 自転周期や公転周期, 自転軸などもわかるはずなので「その惑星において太陽が昇る方向」というのも理論的にはわかるはずです. これは #1 でも言われている通り. ただ.... 例えば天王星のようにほぼ横倒しになっていたりするとあまり意味がないような気がしますし, 「実は自転が逆向き」とかいう場合にどう解釈すればいいか難しいと思います.
- outerlimit
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地球上の東西の定義をそのままでは 当てはまらない場合が起こる可能性があります その定義をどのように拡張するかで 東西が決定できる場合も有るし決定できない場合も生ずるでしょう 自転の方向も 観測場所と観測者の向きで一意には定まりません
詳細に観測すれば「自転方向」が分かります。 ただ、観測しているよその星の方が太陽の昇る方角(自転方向)を「東」反対側を西と呼んでいるかどうかは分かりません。 回転方向や右左については、マーティン・ガードナーの名著「自然界における左と右」に詳しく述べられています。