Agめっき治具の設計に関して
めっき治具に関する質問です。
キュプロパイプ(Cu/Ni)に対する光沢Agめっきを行っていますが、
析出膜厚にバラツキがあり改善を行っています。
光沢Agめっきの膜厚は、6μm程度を狙っているのですが、
現在のめっき治具は、平面構造の為、治具端面にラッキングしたパイプは、
中央部分と比べて、Agめっき厚が12μm-15μm程度になっています。
バランスを取る為に、治具を楕円形の構造に変更してめっきを行ったが、
膜厚のバラツキは低減されたが、パイプの裏側(陽極に面してない部分)は、
3μm程度しかめっきが載りませんでした。
アイデアがありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
【参考資料】
・光沢Agめっきは、下記のような試験槽で行っています。
流速…30L/min. 揺動速度…5m/min.
回転揺動は、設備上採用できません。
---------- →浴槽
****** ****** →陽極(Ag板)
=============== →陰極(横揺動タイプ)
****** ******
----------
・めっき治具は以下のような物でトライしました。
上から見た図
○現行治具
---------- パイプを10本ラッキング
↑ ↑ ↑
厚い 薄い 厚い
○試作治具
_____厚____
/ 薄 \
--------
\___________/
パイプを片面に5本ずつ、計10本ラッキング。
陽極に面した方は、6μm位付くが、裏側は3μm位しか付きません。
お礼
ありがとうございました。いろいろと参考にさせてもらいます。