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オープンプライスって何?
こんな質問はもう古いかもしれません。でも、オープンプライスっていらいらします。電気製品のカタログみてもみんなこればっかしで本当になぜこんな価格制度があるのかわからない。この制度の趣旨ってなんですか?いらいらしてるのはわたしだけでしょうか?こんな制度なくそうという動きはないのですか?
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オープンプライズというのは、確か昭和46年頃に某大手家電メーカーの14型カラーテレビに採用されたのがきっかけだったと記憶しています。当時はカラーテレビのいわゆる二重価格騒動が起き、メーカー側が販売店側に販売価格の締め付けを行い、値引き販売を抑制していたことが、大きな社会問題となりました。その後、メーカー側も態度を改め、販売価格の締め付けもそう厳しくなくなった為、量販店などでは大幅な値引き販売が行われ、メーカー希望小売価格と実売価格との差が開く一方になりました。それなら最初から希望小売価格を付けない方がよいのではないかという考え方から、オープンプライズという制度が生まれたと言われています。 ただ最初の頃はオープンプライズというよりひ標準価格撤廃とよばれ、発売から時期がたって型遅れとなり、小売店全体の半数以上の店で30%以上の値引きが行われた場合、それまで標準価格がつけられていたものを撤廃する動きがあったようです。その後、高付加価値の製品以外の普及型の製品。たとえば洗濯機なら全自動でなく二槽式といった製品は、最初から価格をつけないというのが一般的になりました。 最近では、この動きが、普及機のみならず高級機にも及び、たとえば手元にあるテレビのカタログを見ると、14型の普及機から実売価格はおそらくン十万あるいはン百万すると思われる大型プラズマテレビまで、全機種オープンプライズです。これでは、販売価格を知るすべは、新聞の量販店の折込チラシかダイレクトメール、または店頭に直接出向くしかありません。 やはり、こうした高価な製品までオープンプライズというのはちょっと困ると思います。
お礼
ありがとうございました。よくわかりました。それにしてもこの価格制度、なんとかならないものかと思います。