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トイザラス・ショック と 小売オープンプライス

アメリカの玩具小売トイザラスが、日本出店を果たしたのを機に、日本の流通が激変したらしいですが。 当時どういった衝突・抵抗があったのでしょうか? その影響力はそんなに、凄かったのでしょうか? 日本トイザラス以前に郊外型大規模小売ってあったのでしょうか?宮脇書店? その影響でメーカーや問屋の価格操作力が落ちて オープンプライスが生まれたのでしょうか? 電化製品のオープンプライスって一体どこの メーカーが、始めたのでしょうか?ソニー?松下? アメリカの小売に、オープンプライスの起源があるのでしょうか?それとも日本だけの特異な状況なのでしょうか?

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回答No.1

トイザらス問題、当時を振り返ってみましたが、 1 当時日米経済摩擦が起こっていた。1992年1月7日には奈良県橿原市のトイザらスの開店祝辞をブッシュ大統領(当時)が述べたほど。規制緩和(大店法)の象徴だった 2 問屋を介さない直取引の徹底 3 キャッシュアンドキャリー(セルフサービスシステム) 4 圧倒的な売り場面積と在庫切れなしを目指す商品システム といったところでしょうか。大きかったのは2だと思いますね。 オープンプライスは公正取引委員会の影響が大きいでしょう。 「半数以上の店が2割 以上 値引きしている場合か、3分の2以上の店が15%以上の値引きをしている場合」はメーカー希望小売価格との二重価格にあたるという判断があるようで、そのようになることが想定されるものについては、最初からオープン価格で売るというのが実情になっています。 このあたりはある程度は関係しているとも思えますし、家電の場合は量販店の「3割4割は当たり前」といった値引き攻勢といったことも関係していると思われます。これらも直取引の徹底は行われていると思われるので、これらが絡み合って全体のシステムを変えたと言ってもいいとは思いますね。

参考URL:
http://www.jmrlsi.co.jp/menu/yougo/my03/my0306.html
aluminizedman
質問者

お礼

長文回答ありがとうございます。参考URLとても助かりました。 薄利多売といっても、物流や営業コスト、利益率を考えると、やはり限界があるのですね。僕は、電化製品は、すっかりネットの価格コムで買うようになってしまった。けど価格競争にも限界があるんですよね。 キャッシュアンドキャリー、現金即売、建値制度、お陰で自分にとって新しい言葉を仕入れることができました。