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標準寒天培地で培養されたコロニーについて

食品工場で検査室に勤務する管理職なのですが、実際は微生物検査の実務に携わったことがありません。 雑駁な知識しか持ち合わせていないにも関わらず、検査員から“標準寒天培地を使用し、一般生菌の検査を行なったところ、赤いつやのあるコロニーが出たがどうしてか?”との質問を受けました。 以前に商品が赤色変化したときに、外部機関に検査を依頼したところ、酵母のロドトルラと判定され、それがそのような色らしいのですが、培地が標準寒天培地でも培養されるものなのでしょうか?

みんなの回答

  • kazu-nori
  • ベストアンサー率60% (14/23)
回答No.3

一般生菌数の検査は、標準寒天培地で35±1℃で48±3時間培養することが一般的です。 当然のことながら、至適温度域から外れたり、発育が遅かったり、栄養要求性の面から検出されない菌もあります。 Rhodotorula属の酵母がこの条件で目視可能なコロニーを形成するのかどうかは断定できません。 標準寒天培地で発育は可能だと思われますが、発育適温は25℃程度なので35℃・48時間の条件で質問に書いてあるようなコロニーを形成するのかどうかは確認の必要があります。 また、他の方が回答している通り、Serratia属などの細菌の可能性もあります。

  • elpkc
  • ベストアンサー率53% (626/1160)
回答No.2

標準寒天培地には、真菌は生え難いので(生育しないことはないですが)、 赤色コロニーは一番で安いのが、 セラチアですね。どこにでも居る菌ですから、 特に水周りには。 何日ぐらいで生育したか、何度で培養したかということが、 重要ですが。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.1

その食品の特別な栄養が必要な場合、培養しても生えませんが、一般的には雑菌は生えてくるものがほとんどだと予測できます。(菌の種類の判定は検査会社の仕事でしょう。)

rondono
質問者

お礼

早々とご回答ありがとうございます。 一般生菌の検査というのはそういうものなのかと得心が行きました。

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