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生菌数測定培地について

精製水の生菌数測定を実施しています。 近日中に普通寒天培地から標準寒天培地に変更しようとしています。 しかし、普通寒天培地に比べて標準寒天培地のほうが多数、菌が検出されます。培地の組成が異なっているという漠然としたことは理解できますが、詳細を知りたいと思っています。知っている方、詳細を教えていただけたら幸いです。

みんなの回答

  • kazu-nori
  • ベストアンサー率60% (14/23)
回答No.2

ANo.1のkazu-noriです。 先ずは培地メーカーのHPを見てみてください。(日水製薬、栄研化学、日本BD、メルク、日本ビオメリュー、極東製薬工業、日本製薬など) 以前は培地メーカーが配布した冊子で良いものがあったのですが、現在はどうなのかな...出入りの業者があれば尋ねてみてください。 一般的な微生物学の本についてはここでは書きませんが、 培地や培地成分に関する手元にある書籍で現在入手可能と思われるものをあげておきます。 栄研マニュアル(第10版) ¥3,000 Difco & BBL 培地マニュアル 第一版(英語版) \12,000 あと少し古めで専門的過ぎるかもしれませんが、 新 細菌培地学講座・上・下・下II <第二版> それと、医学細菌同定の手びき<第三版> \13,000 と 食品衛生検査指針 微生物編 2004 \22,000 は役立つと思います。

  • kazu-nori
  • ベストアンサー率60% (14/23)
回答No.1

標準寒天培地(SA)と普通寒天培地(NA)の組成でどこが一番違うかというと、糖類の有無だと思います。 SAにはグルコースが入ってますが、NAは入っていません。このグルコースの有無が細菌の発育に効いていると思います。 (特に文献等参照せずに記憶で書いてますので、ご自分で確認お願いします。) もうひとつの可能性は、精製水の検査ということで、低栄養条件下で発育する細菌が多いことが考えられます。 SAに比べNAはペプトン類などを多く含んでいるので、栄養分が多過ぎるため発育が阻害されていることも考えられます。 R2A寒天培地などで従属栄養細菌の検査も考慮した方が良いと思います。

dorakuroa
質問者

お礼

標準寒天培地と普通寒天培地で培地の成分のグルコースの有無で細菌の発育が異なるということがわかり、ありがとうございます。 当方、素人なため培地の成分のどの物質がどのような作用をしているかなどという初歩的な事項がのっている文献およびサイトがあったら教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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