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海の生物にかかわりながら仕事がしたい

子供の進路についてですが、中学3年になる息子がいます。 海の生物を飼育、研究にかかわりながら仕事がしたい。 そのような企業等に就職するには、 どのような大学の?学部に進んだら良いのでしょうか? また、大学以外にも進路はあるのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.2

農学部学生です。 私も生き物が大好きで(陸・海かかわらず)関われる仕事をしたいと思い、現在の大学・学部にいます。 いろいろ就職考えてますが、生物にかかわりながらお仕事するというのはけっこう難しいです。 まず研究する仕事ということになると大学で助手・助教授・教授になることがひとつ方法ですがこれは狭き門です。大学院で博士号をとることが必要ですが、博士課程を卒業しても毎年1割程度の人しか助手になれません。教授になってしまえばけっこう好き勝手に研究できます。 こちらの道に関してですが、殺す覚悟が必要になることもあります。生態学なら大丈夫ですが生理学的な内容だと年間かなりの数を殺すことになったりします。 保護関係の施設や企業は日本ではかなり少ないです。挙げるとすれば主に水族館(私営)・動物園(大半が公営)ですがこれも募集が少なく、就職は難しいですよ。関連する大学に行っても特に有利ということはなかったりします。他にもウミガメやクジラ等の飼育施設はいくつかありますが就職状況は多分水族館と変わりないと思います。大学でても就職しにくいというか、動物園ではむしろ嫌われることもあるようです。この場合学校云々よりコネが一番強力みたいです。 一番就職等に関しリスクが少ないのは獣医だと思いますが、まず大学に入るのがとっても難しいです。センター試験は得点は8割以上必要です。大学入って卒業できればかなり高い確率で動物にさわりながら働けます。学校で学ぶ間にちょこちょこ動物を殺しますのでこちらも覚悟が必要です。    かなり現実的でないレベルで難しいですが、海外だと保護関係の活動に企業がお金を出してくれるところがあるようです。こちらは私もあまり調べてないので詳しくないですが、一応可能性としてこちらの道もなくはないです。 学部は水産学部、農学部、獣医学部、一部の理学部(顕微鏡レベルかそれより小さい単位の大きさでの研究が多いです)。 学科は水産(水産環境)学科やその他動物系の学科の一部ではウミガメやクジラ類を扱っていますし、ヒトデやホヤでよければ発生学ではよく使われていますよ。環境系の学科でも海草やってるところがあります。 学科はいろんな大学に点在しているので国立大学だけでも探すとかなりありますよ。教授職につきたいのであればやはりレベルの高いところ(有名大学)をお勧めします。 最後にお仕事ではないですが、ボランティアで保護に携わっていくことも可能ですよ。

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回答No.1

海産無脊椎動物の研究に携わっている大学院生です。 海の生物の研究といっても非常に幅が広いので、 分野や興味のある生物種を絞らないとアドバイスは難しいですね。 大学で海の生物を扱う学部は主に理学部と農学部、そして水産学部(海洋科学部、海洋資源学部)になります。工学部でも探せばあるかもしれません。 水産学部はともかく、理学部と農学部は研究室によって様々なテーマを扱っているので、大学や学部というよりも研究室で選ぶことになります。臨海実験所がない大学でも海洋生物の研究をしているところもたくさんあります。 もちろん目指す研究室のある大学に入るのがベストなのでしょうが、研究室は大学院から変更することが可能なので、大学はどこでもいいといえばどこでもいいです。学閥はないわけではありませんが、大学の研究職を目指すのであれば、どこの大学出身かということよりも、個人の能力の方が重視されます。特定の技術に精通し、研究者ではなく技術職員になる(例えば大学の飼育施設で働く)という進路もあり得ます。 一方企業に就職する場合は、いわゆるよい大学の方が圧倒的に有利だと思います。企業の研究室でも海産生物を扱っているところがありますが、それほど多くはないかもしれません。 また、県の水産関係の施設という選択もありますが、働くには公務員試験を受けることになるでしょう。その場合は農学部か水産学部が有利かもしれません。 また、テーマは基礎科学・分類学・進化学・生態学・薬学・水産など無数にあります。これも研究室によって様々なので、使いたい生物種やテーマを吟味する必要があります。 大雑把には基礎生物学と生態学は理学部、水産は農学部か水産学部といった感じではあります。 ちなみに。個人的には中学3年ではまだ決めるのは早いと思いますよ。 私も生態学をやりたくて理学部に入ったものの、興味が変わり、現在では基礎科学をやっています。 なお、研究者を目指すなら、就職に関してはかなり厳しい状況であるということは知っておいた方がいいと思います。

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