- ベストアンサー
27歳での大学院卒就職
- 現在薬学部の3年生で、将来性の不安から製薬会社や化粧品会社での技術職・研究職を考えています。
- 現在の大学は民間就職の実績が悪く、大学院に進学してから就職することを考えています。
- 27歳での就職は難しいかもしれませんが、有利になる学問の研究や修士課程について教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
研究職につくのでなければ、大手病院の薬剤部、製薬会社の研究開発、製造、病院まわりの営業マン、大手スーパーなどのテナント薬剤部運営、大手病院の病理標本作り助手、その他、色々就職先には困らないと思います。 ただし、大学卒業直後に薬剤師の国家試験をパスすることが必須です。まあ、まじめに大学の勉強をに日本薬局方を丸暗記するようにまじめに勉強すれば、国家資格も95%位の確率で合格するそうです。私の知合いの親子そろって薬学部卒で卒業と同時に皆、薬剤師の国家試験をパスして、製薬会社の技術営業マンや公立病院の薬剤部や定年後にはスーパーの薬剤部を任されて、仕事にあふれることはありませんでした。 製造業の企業のように不況が極端ではありませんから、薬剤師の国家資格を卒業直後の最初の試験でパスするように一生懸命勉強された方がいいと思います。薬剤師免許を持たない薬学部卒業生、医師免許を持たない医師見習いなど惨めなものはありません。 研究職となると大学に残って研究するか、大手製薬会社、農薬会社、検査機関などの研究職につくかですが、就職口(ポスト)はずっと少なくなりますし、よき指導者や研究環境に恵まれないと日の当たらない仕事をするつまらない研究者になる可能性があります。 希望をかなえるためには、学生としてまず、一生懸命勉強することですね。少なくとも30代半ば当たりは死に物狂いでやらないと、研究職は成果を出すことが難しいでしょう。
その他の回答 (3)
- atomlook
- ベストアンサー率70% (105/149)
制度論から疑問に思いましたので。 6年制薬学部は、まだ第一期の卒業生も出ていない新しい制度ですが、6年制の考え方は、大学教育課程で言うと、4年が6年に単純に延びたのではなくて、4年(学部課程)+2年(修士相当課程)=6年 という考え方です。 つまり、6年制薬学士=薬学修士 と言うことです。 ですから、6年卒業して、修士課程に行き直すというのは無駄ではないですか。 恐らく、現在通学している大学の大学院でも、6年卒後の大学院は、医学部などと同じ4年制の博士課程(又は博士後期課程)です。 現在はまだ無いかもしれませんが、第一期の6年制卒業生に合わせて開設される予定になっているはずですから、大学本部に確かめてみてください。 その上で、もう一度、現在の大学のカリキュラムを、他の薬学修士課程と比べてみてください。 遜色のない教育課程が用意されているはずですよ。 蛇足and老婆心ながら、将来の不安ばかりが先に立って、足が地に着いていないのではないですか? 自分の勉強するカリキュラムを調べてみれば、ただ単に薬剤師免許を取得するだけの勉強ではなくて、修士課程に相当するプラスアルファーのカリキュラムが用意されているはずです。 眼の前の課題を片付けるだけではなく、自分で努力さえすれば、4年生から修士課程に相当する研究も出来るはずですから、目的意識をしっかりと持って、着実に足下から固めていくことが、目標への一番の近道と思いますけどね。
お礼
的確なアドバイスありがとうございます。 英語の勉強はやっていますが、おっしゃる通りです。 4年制の博士課程のことですが、そこまで行くと研究職以外には就けなくなくると思い、薬学部・理学部・農学部などの修士課程からの就職を考えました。
- kourogi215
- ベストアンサー率40% (2/5)
NO.2です。 書き忘れましたが、6年制に言っておられるのであれば、そのままでは研究職につくのは難しいと思います。まだ、実績がないのでわかりませんが、おそらく、今後研究職は4年制もしくは他の学部の人たちが採用されていくと思われます。ただ開発職であればおそらく6年制でもなれるのではないかと、個人的には考えています。 もし研究職を志望しているのであれば、旧帝大で、製薬企業に推薦枠をもっている研究室に修士、もしくは博士課程として進むのがよいと思います。ただ、いずれも厳しい道なのでそれなりに覚悟をもって進んでください。
お礼
度々ありがとうございます。 やはり6年制は不利になりますか。 現在は失敗したときのリスクが大きい研究職を志望できずにいますが、 それでも研究職を目
- kourogi215
- ベストアンサー率40% (2/5)
薬学部出身で製薬会社の研究職に内定をもらっているものです。製薬会社について説明させていただきます。 まず製薬会社の職業には、研究職、開発職、MR(営業)の三つがあります。 研究職は研究所に勤め、新薬の候補物質を創出する仕事で、開発職は研究所で見つかった新薬候補物質を実際にヒトで効果があるか確かめ、厚生労働省に新薬の申請を行います。そしてMRは研究職、開発職の人が生み出した新薬を医師に使ってもらうように説明する仕事です。 そして就職についてですが、研究職は非常に狭き門であることが知られており、就職するなら旧帝大の大学院卒が良いと言われています。ただし、旧帝大に行けば簡単に就職できるというものでもなく、多くの人が落ちていきます。だいたい倍率は100倍以上であると想像してもらえばいいと思います。ただ、製薬会社とコネをもっている教授もいるので、そのような研究室にいくと、ずいぶん就職活動も楽になると思います。 開発職についても、就職は非常に厳しいです。採用人数は多くの場合研究職よりも少ないです。ただ、研究職よりも就職しやすいというイメージがありますね。私の大学でも、研究職にはなかなか内定をもらえないですが、開発職では大手製薬会社に内定をもらった人も結構います。 最後にMRですが、MRは採用人数が研究職、開発職に比べると遥かに多いです。また、さほど学歴も要求されないので、研究職、開発職に比べるとかなり就職は楽になると思います。ただ、医師への接待や転勤などがおおいと言われています。 こんなところですね、参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。わかりやすい説明で大変参考になりました。 MR以外となると就職が難しいのですね。 研究職が狭き門というのは色々な質問でよく目にしていましたが、想像以上でした。
お礼
回答ありがとうございます。 研究職をあまり把握できてなかったようです。 製薬会社の研究開発を技術職・研究職だと考えていたのですが、これとは別なんですね。 企業の中でも研究して学会に出たり、論文を発表をする部門と、製品の研究開発していく部門があるのですか。 私も薬学部に行ってまで、薬剤師免許を持たないことほど無駄なものは無いと思います。まずは国家試験の勉強を第一に頑張りたいです。