下記を参照
原文
男子無大小皆黥面文身。自古以來、其使詣中國、皆自稱大夫。夏后少康之子封於會稽、斷髮文身以避蛟龍之害。今倭水人好沈沒捕魚蛤、文身亦以厭大魚水禽、後稍以爲飾。諸國文身各異、或左或右、或大或小、尊卑有差。計其道里、當在會稽、東冶之東。
男子は大小の区別なく、皆、面(カオ)に黥(イレズミ)をして、身(カラダ)に文(イレズミ)をしていた。古よりずっと、その国の使が中國に詣ると、皆自ら大夫と称した。夏后小康(夏第六代中興の主)の子、会稽に封ぜらるるや、断髪文身して以て蛟龍の害を避く。 今、倭の水人、好んで沈没して、魚蛤(ハマグリを捕らえる。文身は亦以て大魚・水禽からの被害を厭う。後やや以て飾りとする。諸国の文身各々異なり、あるいは左にしあるいは右にし、あるいは大にあるいは小に、身分の尊卑によって差あり。その道里を計るに、当に会稽東治の東にある。
「男子無大小皆黥面文身」何故、皆がイレズミをしているのかの理由を、以下に述べている。中国では、蛟龍之害を避けるためであったが、日本では、海に潜ったときに、大魚水禽からの被害を受けないようにするためであった。しかし、今は、飾りであると。
お礼
すごい、早速。有難う御座います。つまり誤字的な文字使用であったのですね。そして中国の歴史でのことばということですか。 そもそも、「文身」とは「黥面」に対する、関連語であったのですか。有難う御座います。
補足
私は三月九日でしたか、空襲戦災で、今のところ、同じ下町に参りましたが、浅草生まれ、育ち。 子どものころ、明るいうちに銭湯にいくと、いつもいっしょになる小父さん。股間だと肘の下だけ残して、彫り物。風呂をうめると、金魚がおいでいるだろうが、などといってからかうのです。上がり湯などは温くていいのですが、湯船が温いと裏に向かって怒鳴っていました。 纏いもちではなく、一番筒先徒いう訳だそうでした。(墨田)川からこっちぁ、あたしゃね、仕事いねえよ。小母さんが、鳥追い。 日比谷の最初のメーデーに参加したと。読書家でした。 あのかたのは、入れ墨ではなく、彫り物といわないといけないのだそうですね。