• ベストアンサー

平均試行回数の求め方…

考えてみたのですが、方針すら立たなくて困っています。 Q: 中身の見えない箱が無数にあります。 箱の中にはそれぞれ1~10までの数字が一つ書いてある紙が一枚ずつ入っています。どの数字も同じ確率で出るとします。 この箱を開けていって、1~10までの数字がすべて集まるまでに箱を開ける平均回数は何回でしょう? どのように考えれば良いのかもわからずに困っています。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • age_momo
  • ベストアンサー率52% (327/622)
回答No.2

m個の箱を開いたときk枚のカードがそろっている確率をP(m,k)とします。 例えば12個開いて5個そろっている確率は11個開いて4個そろっている 確率*0.6と11個開いて5個そろっている確率*0.5の和になります。 式で書くと P(m,k)=(1.1-0.1k)P(m-1,k-1)+(1-0.1k)P(m-1,k) 具体的な確率計算は10×10の行列を考えて [0.1 0.9 0 0 0 0 0 0 0 0] [0 0.2 0.8 0 0 0 0 0 0 0] [0 0 0.3 0.7 0 0 0 0 0 0] ・・・ ・・・ [0 0 0 0 0 0 0 0 0.9 0.1] [0 0 0 0 0 0 0 0 0 1] これのべき乗にt[1 0 0 0 0 0 0 0 0 0] をかけて計算することになりますが、先の10×10の行列の固有値はそれぞれの 対角成分ですし、全て違う値であって、更にほとんどが0ですから簡単に対角化できます。 結果としてn個開いて10個開いている確率は P(n,10)=-C[10,1]*0.1^n +C[10,1]*0.2^n -C[10,1]*0.3^n +C[10,1]*0.4^n ・・・・-0.9^n*C[10,1] + 1 n個開いたときに丁度、10個そろう確率はP(n,10)-P(n-1,10)と考えられますので P(n,10)-P(n-1,10)=(1-0.1)*C[10,1]*0.1^(n-1)-(1-0.2)*C[10,2]*0.2^(n-1)+・・・・・+(1-0.9)*C[10,9]*0.9^(n-1) 期待値は Σ[k=10,∞]k{(1-0.1)*C[10,1]*0.1^(k-1)-(1-0.2)*C[10,2]*0.2^(k-1)+・・・・・+(1-0.9)*C[10,9]*0.9^(k-1)} =Σ[k=10,∞]k{9*0.1^(k-1)-72*0.2^(k-1)+・・・・・+0.9^(k-1)} =9*0.1^9*(10+0.1/0.9)/0.9-72*0.2^9*(10+0.2/0.8)/0.8+・・・・+0.9^9*(10+0.9/0.1)/0.1≒29.29 かなり説明を省略してしまいましたが、全体としてはこういう流れです。 検算してくださいね。

sw200919
質問者

お礼

行列を考えるのは全く思いつきませんでした… すごく参考になります。ありがとうございます。 さっそく自分でも計算してみます。

その他の回答 (1)

  • hiro1122
  • ベストアンサー率38% (47/122)
回答No.1

方針を書きますので参考にしてください。 n回ですべて集まる確率を求めてみます。 n-1回で9種類しか出現せず、n回目に10種類目が出る確率です。 まず、この9種の選び方は10通りあり、それぞれに対し、n-1回9種から選ぶと9^(n-1)通り。このうち、8種類以下しか出現しないものを除けば、10×9^(n-1)-9×8^(n-1) これを分子におき、分母は10^(n-1) ここまでがn-1回目まででn回目に最後の1種類が出るのは  ×1/10 これでn回の確率がnで表現できたので、これにnをかけてn=10から∞までの和を求めれば良いと思います。 計算は結構面倒ですのでがんばってください。

sw200919
質問者

お礼

なるほど・・・ 計算はまだやっていませんが、方針が立ちました。 ありがとうございます。

関連するQ&A