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環境、開発、民主主義…。
今さらですが巻原発、刈羽原発で住民投票が行われました。 反対票が多数を占めたのにも関わらず、電力会社や行政は「国策」となてしまっている原発の再開、建設を押し勧めています。 原発以外にも、開発によって様々なものが失われたり、住民に不安を与えたりしていますよね。 そこで題にも書きましたが、「環境」「開発」「民主主義(人権)」 この3つのワードに関して、皆様はどう思われますか?(説明下手ですみません) ご教授願います。 他にも何かありましたら是非お書き下さい。
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民主主義は独裁政治、専制政治への反省から生まれ「愚民政治」で愚かな政治でも市民の総意であればbetterとするものですね。完璧ではない民主主義で大切なのは「情報の公開」と考えます。「環境」や「原発」で重視しなければならないのは、「情報の隠蔽」がないことです。「事故は起こらない、たとえ事故が起きても万全の対策がなされている」、それが当初の説明でしたが、電力会社、監督官庁がどれだけ事故を隠し、課題の解決を先延ばししてきたか、身勝手でズサン、無責任としかいえません。たとえば、電力生産コストには、老朽化した原子炉の解体費用が過少評価されており、低レベル廃棄物の保管費用も考慮されておりません。最近、実用原子炉の解体を検討始めておりますが、耐用年数の延長で問題を先延ばししております。低レベル廃棄物の長期保管場所確保に交付金を餌に貧乏地方公共団体を探しています。計算すれば、水力や火力発電より電力コストが高いとする報告もあります。賢い市民を育てるよう、情報の公開が大切ですが、お金で解決しようとする、まさに愚かな現実を変える必要があります。50年後を考えられる市民運動が環境問題解決の鍵と考えます。
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- bananasand
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経済の自由、人権の尊重を謳歌した結果としての危機的環境破壊。 人権は環境権を土台にして初めて成り立ちます。 環境を著しく破壊してまで、守るべき人権は無いのです。 途上国の著しい経済発展で、事態は予想より遙かに早く 命と環境のどちらが大切かを迫られるでしょう。 しかし、致命的なのは、民主主義による判断だと思います。 環境は守りたいけど、大量消費生活は止められない。 こういう病気には、医者の適切な処置が必要なのであって 患者の意見を優先しても回復は期待できないのです。
- kokuzo
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住民としては不安ですよね。 原発に限らないのですが、 物事は立場や使い方によって正義にも悪にもなります。 原発がみんなの暮らしに役立っていることも事実で否めません。 環境問題にしてもそうだと思います。 同じ環境問題にしても、良い会社に見られたいから環境問題にとりくむのか、 よい地球にしたいから環境問題にとりくむのか・・・ 開発もそう。 世間の役に立ちたいから、開発をして利益を上げたいのか、 世間の役にたつような開発をして利益を上げて、私服を肥やしたいのか・・・ 民主主義。 いったい誰が「得」するために打ち出した民主主義なのか? 私達は一度考える必要があるのかもしれません。 そうでないと本当の民主主義ではないような気がします。 「物事」や「行動」自体に良し悪しをつけるのではなくてそれに取り組む人や団体の「心」を見てはどうでしょうか? weasel7010さんの判断や考えの お役に立てれば幸いです。
お礼
民主主義と一口に言っても、とても難しいことなんですよね。 結局のところ行政側は金の事にしか頭にありません。 負の連鎖は続いていってしまうのでしょうか…。 回答していただいてありがとうございました。
お礼
>民主主義で大切なのは「情報の公開」 なるほど、考えさせられます。 最近、海外はかなり積極的に自然エネルギーを取り入れています。 日本も少し学ばないといけませんね。 fumi26さんのおっしゃる通り、自分も先を見据えた開発が必要だと思います。 回答ありがとうございました。