• 締切済み

発電コスト、開発可能電力量

福島第一原発の事故以来、発電に関する意見が飛び交う世の中になりました。自然エネルギーは、金持ちの道楽にしか過ぎないとか、脱原発は現実的では無いとか、その反論等々。そこで、知りたいのは、いろんな発電方法とそのコストと開発可能電力量です。 原発は安いといわれておりますが、投入される交付金は税金とはいえコストに入れるべきものだと思います。また、本格稼動してから50年程度でこのような事故が一回起きたのですから、一応の目安として100年に2度このような事故が起きて、賠償金が生じると計算するのが妥当だと思います。また、風力などに関しては、優遇されているから成り立つとの意見もありますので、補助金無しでお願いします。どのような施設でも耐用年数がくれば破壊しなくてはならないので、その時の費用も推定したもので知りたいです。(建前じゃなくて、ほんとうにかかる費用でのコストが知りたいです。) あと、いくら効率が良くても、開発可能でなければ意味がありませんので、開発可能な総電力量も、種類別でわかれば教えてください。 検索エンジンで検索をしましたが、机上の空論とか、建設原材料・運転燃料費からはじき出した単純なもので、後々の社会的な責任に関する原価が無いもの等々納得できるようなサイトが見当たりません。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • ueda21
  • ベストアンサー率15% (82/542)
回答No.5

>ただ、原子力発電は、原爆を持たない日本において国防の観点から、抑止力になりえるとの見解を学者の方も発言しております。防衛のコストとなると、計算できませんので、難しいです それはどうかと思います・・・・ 原発は、今回の事故で分かるように電源がなければ恐ろしい自国のリスクととも言えます。ミサイルで原子炉直撃しなくても周辺機器を破壊するだけでメルトダウンします。 あまり議論を拡大しても意味がなかと ウィルスの研究すると生物兵器ができるから抑止力になると同じレベルだと思いますが

rakujin
質問者

お礼

重ねて御礼申します。 これは、私の意見では無く、専門家の発言です。 今回の原発で権威ある方々のいい加減さを思い知りましたけれど、一応権威ある方の発言です。決してウイルスの研究即生物兵器=抑止力といった類の話では無いようでした。 種子島のロケット技術が、ICBMのロケットに、高速増殖炉の運営・研究が即、プルトニウム爆弾に直結するのでしょう、薄ぼんやりとしかわかりませんが。少なくともこれらの転用技術は即抑止になるという意味ではないかと想像しました。 ご指摘のように、原発は自国のリスクですね。少なくとも原発を続けるならテロや外国の攻撃を想定した対応が必要です。小火器だけで対応できるような話では無いと思います。

回答No.4

浪力発電は、施設としては、関空のようなフロートや、羽田空港のような海上施設は必要になります。なので、設備費としては、水力発電並みのものとなります。発電、発電コストもほぼ同じくらいと考えられています。 これの安価版を北海で実験しているみたいですね。日本の学者さんが考えたのと違って、かなりダイナミックなのを。 原発の廃炉費用は、まだ誰にも分からないはずです。技術が確立していませんから。ただ、発電施設に関しては、他の比較相手、水力や火力も、施設廃棄の費用は折り込まれていませんので、原発の費用算出にだけ折り込むというのは逆に不公平かもしれませんね。治水を兼ねた水力発電、いわゆるダムの施設廃棄費用は原発ほどの期間はかかりませんが、金額では逆転しかねないくらいかかりますから。 また、使用済み燃料の廃棄方法も、まだ確立されていません。これも問題といえば問題かと。 光水分解は、実験レベルでは実用が可能なところまで来ています。量産コストの課題が残っているかと。ヨーロッパでは一部、実用化実験が行われているようです。 水素エンジンとか、燃料エンジンまたは燃料電池と呼ばれているものも開発が終わっています。 残された課題は、運搬と貯蔵ですが、これも水素吸蔵合金など、実用化が進んでいます。 コスト的にもっともかかるのが、運搬という他のエネルギーと状況が違うモノのため、天知進捗していない状態ですね。 今、コストを調べても、高いね、で終わるかも。

rakujin
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 私は、ほぼ素人ですが、原発の廃炉費用は、他の発電施設の解体と比べ比較にならないほど高いと推測しております。ダムの解体と同じ程度でできるとは思えません。もし資料がありましたら、積算根拠をお示しいただけないでしょうか。 浪力発電が水力発電と同じくらいのコストとなれば、かなり有望で期待がもてますね。日本の関係省庁は、基礎実験ないし、パイロット設備くらいはできているのでしょうか?

  • ueda21
  • ベストアンサー率15% (82/542)
回答No.3

参考に 第48回 原子力委員会 資料第1 - 1 号 原子力政策大綱見直しの必要性について ─費用論からの問題提起─ 2010年9月7日 立命館大学国際関係学部 大島堅一 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2010/siryo48/siryo1-1.pdf ここの資料は電力各社の有価証券報告書など元にしているみたいです。 有価証券報告書にした理由は、行政から黒塗りの資料が来て役に立たなかったからそうです。 情報公開してみんなで議論すべきですね。 ぱっと見 原子力発電とセットの揚水発電が隠れの1つのような気もします。

rakujin
質問者

お礼

ありがとうございます、大変参考になりました。 原子力発電に関するコスト詐称によって、真実がわかりませんでしたが、プレゼン用の資料でしょうか、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。ほんとうに、原子力に関してはこのような資料を基に討論すべきですね。 ただ、原子力発電は、原爆を持たない日本において国防の観点から、抑止力になりえるとの見解を学者の方も発言しております。防衛のコストとなると、計算できませんので、難しいです。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.2

原発のコストが安いというのは実態としては大嘘だったようです。 多くの場面で引用され、テレビ番組などでもフリップで紹介され資源別コストとして原子力が1kwあたり「5.3円」と出てきますが、あれは原発を推進するためのデータが元になっているのだそうです。迷惑料、口止めだんまり料としての補助金を含めると原子力のコストは「12.23円」という実態があるそうです。なおこの算出には廃棄費用や今回の事故保証などは含まれていないそうです。

rakujin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに、Wikiにも良く似た試算値が経産省発表として載っておりました。原子炉の廃炉解体費用に比べたら、ダムの撤去や火力発電所の解体費用などほぼ只同然だと思いますし、電発交付金などの費用は原子力の場合はかなりかさむと聞きました。また、今回事故がありましたので、今後はこの頻度で事故が起きるとして、保障積み立金も必要だと思います。そこで、このような質問を投げかけさせていただきました。 原子力は12.23円との回答をいただきましたが、廃炉費用はどの程度見込めばよいのでしょうか?また、保証金は、全額を現在稼動している原子炉数で割り込み、年数と事故頻度で加工する必要があると思うのですが、どの程度になるのでしょうか?

回答No.1

日本の場合、浪力と光水分解の2つのとても大きな発電量は期待できるものが未開発または実用開発を行っていない状態なので、具体的な総量というのは、どれも信用できない気がします。 今回の震災や原発とは別に、エコブームでずいぶんと政府や研究機関が発表していますが、まともにもめるモノがない気が。 浪力は、浪の力を利用した発電で、発電した電気の質が悪いのが欠点かと。でも、日本の場合、可能な発電量が極端に大きい。 光水分解は、直接電力を、というのではなく、水に太陽光を当てて水素を作る技術で、水素電池に使います。太陽光発電は、日本の場合、わりと電力量を稼げるもののひとつですが、欠点をわざと挙げる人がいます。太陽光発電は、電池をためておくのにお金がかかる・・・。 海水と太陽光を利用して、水素を作ることができますが、危険な水素を「安価に安全に」貯める方法が今のところ見つかっていません。(高価で安全ならあるんですが・・・) ただ、事故っても水が出来るだけ、というのが、原子力と根本が違うとこです。

rakujin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 浪力はどの程度の発電量が期待できるのでしょうか?(大雑把な丸めた数字でも結構ですが、ご存知なら教えてください。できましたら、積算根拠などをオお示しいただければ幸いです。)また、大規模な施設を建設すると、コストはどの程度になるのでしょうか。 光水分解に関しては、あまり知識が無かったのですが、水素を貯める方法がまだ見つかってないとのことですので、実用レベルでは無いということでしょうか。まだまだ、夢のレベルなんでしょうか?

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