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ルドルフ四世(オーストリア公)時代の役職について、

ドイツの歴史について、ウィキペディアで調べていたら、ルドルフ四世の大公詐称の項目でルドルフ四世が父の死の後に家臣に言ったのが「我はオーストリア公、シュタイアーマルク公、ケルンテン公、クライン公、並びに帝国狩猟長官、シュヴァーベン公、アルザス公、かつまたプファルツ大公である。」と書かれていたのですが、その中で「帝国狩猟長官」という役職がありましたが、これはかつてのドイツのゲーリングが受けた役職と同じなのでしょうか、だとしたらドイツはいち早く動物の環境の保全や野生動物の生態管理にいそしんでいたということなのでしょうか。それとも、そうではないのでしょうか。もし私の考えている通りならすごいように思いますが、詳しく知っておられる方がいたら是非教えてください。お願いします。

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  • Mumin-mama
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回答No.2

ルドルフ四世もヘルマン・ゲーリングのこともよく知らないのですが、 Wiki. ドイツ語のヘルマン・ゲーリングの項を読んだら1934年にReichtjaegermeisterの役職を受けたと言う項目がありました。 もし、ルドルフ四世の「帝国狩猟長官」をドイツ語に訳すと ”Reichsjaegermeister”です。 ただし、役職の内容が同じかどうかは分かりません。 (ルドルフ四世の方は、実際には「帝国狩猟長官」では無かったようですね。) ドイツにまだ貴族の身分制度があった時代、狩猟は貴族のみが出来ました(騎士になれたのも貴族の息子のみ)。勿論、道具や狩猟に使われる馬や犬を世話をしたり、狩にお供する狩猟専門の家臣もいました。 「帝国狩猟長官」と言う役職は勿論、戦後は無く、役職名でしたらAgrerminister(農林大臣)がそれに該当すると思います。 Jaegerという職業も今ではFoerster(山林監視員)となっています。 趣味での狩猟はウサギ狩りや鹿狩り、雉や鴨撃ちなどあります。 ヘルマン・ゲーリングが環境保全や野生動物の生態管理をしていたのでしょうか?ただの貴族趣味だったのでは? (ヒットラーが動物愛護の菜食主義だったと言う話は聞いたことがありますが。) 嘗ての貴族の狩猟も目的は射撃、乗馬、鹿の角や剥製の収集。また狩猟は、戦争の時の為の練習にもなりますし、勿論、料理にもなります。 ドイツでは、野生の熊も狼(おそらく野生のいのしし)も狩猟によってすでにいません。 2~3年前にオーストリアとの国境で野生の熊騒動がありましたが、その熊もルーマニアとかチェコの方から来たようで、生け捕りの案もありましたが、結局殺されてしまいました。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。ヘルマンゲーリングについても私は勘違いしていたようですね。ドイツは現在においては比較的環境先進国だったものですから、てっきりゲーリングの頃から環境にはうるさい国だとと思いました。全然違っていたようですね。おかげではっきり理解できました。貴重な回答本当にありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • tanuki4u
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回答No.1

帝国狩猟長官 というのは、神聖ローマ帝国内全体に対して権限があるという意味です。 動物保護とか生態管理とかは全く関係ありません。 狩猟長官という役職は、狩猟対象が住んでいるところ、狩猟行為を行うものすべてに対して権限を持ちます。つまり全土であり、騎士全員になります。他の役職名が地域名であるために、地域に限定されるのに対して、領域と対象者において皇帝と同等になります。それにルドルフは目を付けて詐称したわけです。 本来の目的と違う意味で役職を使った例に、ジュリアスシーザーの神官職があります。他の職が一年限りだったり、任期がありましたが、この神官職は終身職でした。つまりシーザーは神官職につくことにより、常に公人でいる資格を手に入れたわけです。これはこの後の終身独裁官そして皇帝へとつながります。 ルドルフはこの辺の背景も理解して詐称したものと思われます。

ooesyundei
質問者

お礼

回答ありがとうございました。帝国狩猟長官といっても。単に生体環境の保全などではなく。軍事的な意味合いでつけられた役職だとは知りませんでした。私の知識の無さにも恥ずかしい限りですが、出来るだけ詳しく回答してくださって本当にありがとうございました。詳しく理解できました。貴重な回答本当にありがとうございました。

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