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メタセシス触媒(GrubbsとSchrock)について教えてください
はじめまして、初めて質問させていただきます メタセシス触媒(とくに重合)について調べていて、 Grubbs触媒とSchrock触媒の違いについて教えていただきたいです。 Grubbs触媒が(いくつか種類がありますが)さまざまな条件で用いることが出来、優れていると言うことはわかったのですが、それならなぜSchrock触媒があるのか、どこがGrubbs触媒より優れているのでしょうか? ご存知の方教えてください よろしくお願いします。
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noname#160321
回答No.1
主たる専門ではありませんので断言できませんが。 http://www.chem-station.com/yukitopics/olefinmetathesis.htm による評価では: 「SchrockらによるMoまたはWカルベン錯体5、6が挙げられる。これらは、第一、二世代の不均一系錯体と異なり均一系錯体であり、Et3Alなどで活性化する必要もない。しかし、酸素や水に対して極端に不安定であり、また合成も難しい。これらに対し、第四世代の代表であるGrubbs触媒2は水や酸素、酸に対して安定であり、また、置換基を持つオレフィンのメタセシス反応を進行させることができる。」しかしSchrock触媒では進行しGrubbs触媒では進行しない反応があるとのことであり(これも伝聞)、Schrock触媒が市販されるようになったとのことなので、Schrockの業績がGrubbsに対して大きく劣るというわけではないようです。 m(_ _)m
お礼
素早く丁寧な回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。ありがとうございましたm(_ _)m