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そもそも超臨界状態とは何か?

物質の相で超臨界状態とはどのような状態か説明せよとのことで、 超臨界状態を検索したのですが、明確な答えが得られず困ってます。 連鎖反応の量が反応を持続できるほどの規模に達しておらず時間とともに減少する場合、この状態を臨界未満または未臨界と呼ぶ。 一方連鎖反応の量が時間とともに増加していく場合、この状態を臨界超過または超臨界と呼ぶ。 とありましたが、よくわかりません。もっとわかりやすい解説をお願いします。

みんなの回答

  • htms42
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回答No.5

#4です。 参考URLについて書いたことに補足します。 図の中の右側の領域にfluid,vaporと書いてあるのはおかしいと書きました。図を読み直してみました。 vaporの領域は確かに臨界圧の下に書いてあるように見えるのですが 単に左から(体積の小さい方から)liquid領域、liquidとvaporの共存領域、vapor領域になっているということをあいまいに書いただけかもしれません。でもfluid,vaporを上下に並べて書いてあるというのはやはり不用意な書き方だと思います。 vaporの領域を書くとしたらvapor-liquid共存領域の右側でT=Tcの曲線よりも下側の部分(T<Tcの領域)になります。P<Pcの領域ではありません。T>TcであればP<Pcであっても液体と気体の区別が出来なくなる領域の続きです。すべてfluidと書く領域になるはずです。 #3のご解答にPc以上という文章がありましたのでURLの著者もT>Tcの領域の中にfluidとvaporの境界が存在すると思っているという可能性は捨て切れませんが。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.4

専門家ではありません。物理化学を昔勉強しただけです。 少し調べてみました。 言葉に混乱があるようです。 理化学辞典(岩波)にも化学辞典(東京化学同人)にも「超臨界状態」という項目はありません。「臨界状態」という項目はあります。「超臨界流体」、「超臨界状態」は「超臨界抽出」、「超臨界クロマトグラフィー」という項目の中に出てきます。 気体と液体の違いの消失する温度が臨界温度Tcです。この温度よりも高ければ圧力を変えても気体・液体の相変化は起こりません。 pvグラフでT=Tcのカープの変曲点が臨界点です。臨界点での圧力が臨界圧です。臨界比体積も決まります。このグラフは理化学辞典にも参考URLにも載っています。気体と液体の区別がなくなるのはT>Tcであれば起こります。P>Pcである必要はありません。 (1)「超臨界状態」という言葉の「臨界」はこの「臨界点critical point」のことだということになります。核反応での「臨界criticarity」ではないというところが混乱します。 (2)「超臨界状態」という言葉は物質の状態を表す一般的な物理化学の用語ではないようです。私は今まで漠然と「超臨界状態」とは「T>Tcで実現する状態」、「液体と気体の区別がなくなっている状態」と考えていましたが違うようです。超臨界抽出や超臨界クロマトグラフィーの中で出てくるということ、#3の解答や紹介されているURLの内容からそのように思います。 参考URLではT>Tcの領域の一部にsupercritical regionという囲みがあります。その右側(体積の大きい側)にfluid,vaporという領域も書いてあります。 これから判断すると「超臨界状態」というのは臨界温度を越えて気体と液体の区別のつかなくなった状態という意味ではなくその一部だということになります。その中でのある程度密度の大きい状態です。実用上の要請からの条件でしょう。doc sunday様は臨界温度、臨界圧よりも大きい状態と書かれていますがそれよりもまだ範囲が狭いのです。 気体と液体の区別がつかなくなるという意味で流体fluidという言葉を使うというのであれば参考URLの中で臨界圧以上をfluid、以下をvaporとしているのは意味のない区別だということになります。現場で慣用的に使っているのかもしれませんが物理化学的には「?」がつきます。 物理化学を勉強している学生だと混乱するだろうと思います。

noname#160321
noname#160321
回答No.3

1.まず、#1のお答えにあるように、化学反応や核反応のことと分けてください。 2.さらに#1、#2のお答えにある状態の定義は半分だけしか正しくありません。 超臨界になるには、体積一定のもと「温度」と「圧力」が臨界温度、臨界圧力をともに超えている必要があります。 この状態では気体と液体の区別がありません。 この状態では流体自体の反応性が高くまた溶媒としても特異な性質を表します。作りやすいのは二酸化炭素(臨界温度31.1℃、臨界圧7.4Mpa)やメタノール(240℃、7.95MPa)で水は374℃、22.1MPaとかなりキツイ条件が必要です。 (独)産業技術総合研究所の研究グループの解説記事を貼っておきます。

参考URL:
http://staff.aist.go.jp/katsuto-otake/05-04-01-What_is.html
  • NAZ0001
  • ベストアンサー率29% (508/1743)
回答No.2

気体に圧力をかけていくと、気体と液体の両方の性質を持った状態になります。これが超臨界。 …Googleったほうが、質問するより早いのでは?。

gramonday
質問者

補足

Googleったのですが、超臨界状態ではなく、超臨界流体と出てきてこれが超臨界流体と一緒なのかどうかわからなかったので・・・・質問させていただきました。 どちらかというと、超臨界流体と超臨界流体って一緒?という質問のほうがよかったのでしょうか?

noname#69788
noname#69788
回答No.1

>連鎖反応の量が反応を持続できるほどの規模に達しておらず時間とともに減少する場合、この状態を臨界未満または未臨界と呼ぶ。 一方連鎖反応の量が時間とともに増加していく場合、この状態を臨界超過または超臨界と呼ぶ。 これは、核反応や化学反応の話で物質の相とは関係がありません。 超臨界状態とは、気体と液体の中間的なものです。詳しくは、物理化学の本で調べてください。

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