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古代中国の諡号について
春秋戦国時代等の天子や君主の諡号が文、武・・・幽とあるようですが、全ての順位を知りたいと思っています。 ご存知の方いらっしゃいましたら、宜しくお願いします。
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「諡号」は「おくりな」ですから、死後、その君主の事跡から諡号を臣下がつけるのが原則です。武力によって領土を広げた王に武王の諡号を贈るというように。ですから順位はありません。 ただし、高祖・太宗などは祖先の並び順(血統上の位置づけ)ですので、順位はあります。
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- shanshan47
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春秋戦国時代、君主の諡号、文、武・・・幽 とあることから、 これは(春秋戦国ではなく)西周の王のことかと思われます。 周は文王の頃に国力が栄え、次の武王の時に殷(商)の紂王を倒して中原の覇を握りました(前11世紀)。 それから約300年、幽王の代に女性(褒[女+似]=ほうじ)に入れあげた挙げ句、周辺部族に滅ばされ、世は春秋時代に移行しました。 (周は東周として細々と存続) この歴史がお訪ねの内容と符合しますので、西周の諸王のことかと想像されるわけです。 西周の王家の系図は次などに載っています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8 他にも、多くの歴史書に系図が載っています。 他の王朝の各王/皇帝の諡号も、系図を見れば分かります。
- penser
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諡号には、明確な順位はありません。 大まかに、上(美諡)・中(平諡)・下(悪諡)という風なランクがあるだけです。 ちなみに、「文」や「武」は美諡、「幽」は悪諡となります。 諡号の付け方に関しては、戦国時代の『逸周書諡法解』という書物が虎の巻として使われてきました。 従って、諡号を調べるという作業は、この『逸周書諡法解』を解読するという作業とほぼ重なるわけです。 諡号のことを調べる際は、『逸周書諡法解』を日本語で注釈している、下記のサイトが役に立ちます。