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爆発の仕組み・怪我
爆発では、なぜ怪我をしたり死んだりするのですか? 火薬が爆発して火傷で怪我をするのですか? 爆発で跳んだ破片などで怪我をするのでしょうか?
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- mazeran
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「爆発」と言っても、思い付く限りで3種類あると思います。 1つ目は、風船やガスボンベ、潜水夫が使うエアタンクどの「圧力容器」が、中の圧力に耐えられなくなって破裂する爆発。 これを爆発と言うのかはわかりませんが、一般に爆発と称しているので爆発としますが、この爆発には「熱」を伴いません。 高い圧力の物質を保管している容器が壊れることで、圧力の高い中身が一気に大気へ放出されることで、時には衝撃波を伴って放出されるのでその衝撃波による被害もあるし、容器そのものが飛び散ることでの被害もあります。 2つ目は、火薬などの化学反応による熱を伴う爆発。 火薬の多くは、化学反応を起こすことで「熱」と大量の「ガス」を発生させます。発生したガスは圧力容器の破壊と同じ現象を起こすことでの被害があり、高温の熱を伴うのでその熱による被害もあります。 特に戦争やテロに使われるような殺傷目的の場合では、中に釘などのような尖った物を入れたり、壊れると細かく粉々になり易いもので容器を作って、爆発の力で飛び散らせて無差別に被害を与えるような目的の物もあります。 3つ目は、あの恐ろしい「核」による爆発です。 火薬のような化学反応の爆発ではなく、物質が本来持っている物理的なエネルギーの発散ですので、想像を絶する熱を一気に放出します。 その熱は人や物を、炎を出すことなく一瞬で煙にしてしまうほどの熱です。その熱で生まれた衝撃波の威力も凄まじいものだと思います。そして核の場合は放射線も出しますので、これによる被害も甚大です。 「爆発」での被害と言うのは、高い圧力が一気に放出されることで受ける被害です。その高い圧力を作る方法が上述の3つの方法であり、高い圧力を生む物を入れる容器によって被害を受けたり、熱を使って高い圧力を生む物はその熱でも被害を受けますし、場合によっては放射線による被害もあります。 3つに共通するのは「衝撃波」です。普段経験することはないので想像し難いですが、硬い空気の壁と言うイメージを持ってください。これが音速(時速約1200km)で飛んで来るわけです。 これだけでも人に対してはかなりの被害を与えると思います。
- bananasand
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No2の方の回答の通り爆心での気体の著しい体積変化、圧力変化に伴い衝撃波が発生します。これは、発生直後で何千℃もの高温ですし、人等に当たって反射衝撃波になるとき軽く倍の温度になったりするので破片が飛んでいないとしても、飛ばされたり、火傷になったりします。 衝撃波は、物にあたるとそこでより高温の反射衝撃波になるんです。 物にあたるとショックが大きく見えるし、その物を破壊してしまうこともあるんですね。
- usokoku
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私の関係するような「爆発」の場合には 追加して 「破片」が高温で、こうおんによるやけどと、やけどによる組織の壊死、壊死後の組織の剥離。身近な例ですと、電子レンジで加熱した卵の爆発と、それによる怪我。卵のような小さいものは扱っていませんが、同じような原理です。 「破片」に含まれている化学薬品による組織の腐食。腐食による近隣組織の壊死と剥離。これは、身近な例はないですね。
- debukuro
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空気の塊が飛んでくる衝撃波もあるね (∩∩)
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
両方だね。 火傷、爆風による怪我、爆発物の破片、周囲や内容物の破片あらゆるものか原因になる。
お礼
回答ありがとうございます。