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次のような方法で日本に狂犬病を輸入することは可能ですか?

・アメリカかヨーロッパの狂犬病が存在する国に行き狂犬病ウイルスを採取する。 ・これを凍結乾燥のような適当な処理をして劣化しないようにする。 ・これを日本に持ち込む。日本の野犬かコウモリにこれを注射する。 テロリストがこういうことをしたら日本に狂犬病を流行させることは簡単な気がしますがどうなのでしょうか? これを防ぐようなシステムはありますか? 昔オーム真理教がエボラを採取しようとしたらしいですが、エボラは致死率が高すぎて流行は一時的だと思いますが、なぜ狂犬病に目をつけなかったのでしょうか? 野犬やコウモリで流行が始まってもある程度流行が大きくなるまではなかなかわからず、わかった時は収束するまでたいへんなことになると思います。この方法ならその気になれば実行可能で大きな被害がでるので、サリンをまくよりよほど効果があったと思うのですが。 念のため書いておきますが、ぼくがこういうテロをしようとしているわけではなく、いまの社会がこういうテロに対して対策ができているのかを質問しています。

みんなの回答

noname#160718
noname#160718
回答No.6

 獣医師です。  狂犬病は蔓延が激しくないので、テロの手段としてはあまり効果的ではないような気がします。  まず狂犬病が存在する国でウイルスを採取し、それを日本国内に持ち込むまでは可能でしょう。ただし、採取した国でそれなりの設備を持つラボが必要ですが。  そうやって持ち込んだウイルスを日本国内の野犬その他の野生動物に接種して感染させることも可能でしよう。  ただ、ここまでやったところで「日本で狂犬病が流行する」ところまでいくか、甚だ疑問です。  日本の飼い犬はワクチン接種率が高いですし、そもそも野犬が少ないですから、まず飼い犬の間で流行させることが難しい。  確かに狂犬病ウイルスは全ての温血動物に感染できるのですが、ヒトと接触して感染させる機会が多い動物は犬、それも飼い犬です。  野生動物に狂犬病ウイルスが入って蔓延すると撲滅することが非常に困難になるのですが、飼い犬のワクチン接種率を上げ、かつ"野犬"を捕獲していなくするだけで「ヒトへの感染」は大部分防ぐことができます。犬へのワクチン接種と野犬捕獲は、まさに日本が狂犬病対策として実施してきたことですが。  「狂犬病が入った」ことで社会的にパニックは起こせるでしょうが、実際の人的被害はごく少ないでしょう。ゼロという可能性すらあります。  感染力も強くありませんし潜伏期間も長いので、テロの手段としては使いにくいでしょうね。  なお、狂犬病ウイルスは確かに唾液から感染するのですが、ウイルスの一次増殖場所は横紋筋の筋肉細胞や上皮下組織の細胞などです。  つまり咬傷によって筋肉の深い位置に直接ウイルスが注入されないと感染は起きにくいのです。浅い擦過傷で感染することもあるらしいですが、確率としては高くないそうです。  それと感染動物の唾液中にウイルスが出てくる頃は、既に発症している状態です。  なので顔を舐められたくらいで感染するかもという心配はまず必要ないでしょう。

noname#129050
noname#129050
回答No.5

こんにちは。 むむ..そんなややこしいことしなくても.. 「一部報道での未確認情報ではありますが、ロシア船(狂犬病発生国です) から検疫を受けていない犬が日本の寄港地で行方不明になり、日本の野良犬になっている事が珍しい事ではないとの話や、 最近輸入したげっ歯類(ねずみの仲間)から狂犬病ウイルスが分離されたとの話もある」そうですよ。 ロシア船の犬は船員の寂しさを紛らわすために船で飼われ、日常的に検疫を受けないまま上陸して散歩させているとか.. 悪気なくこういう状態なら、その気になれば..なんじゃないですかねぇ?

参考URL:
http://www.jsava.com/ippan/junju/2004_2.html
  • kouji_124
  • ベストアンサー率46% (283/605)
回答No.4

#2です。 補足ですが。 狂犬病は病名に「犬」が入っていますが、哺乳類全般に感染するそうです。 基本的には、噛まれた場合等に傷口に付いた唾液から感染するそうですが、粘膜を通しても感染の危険性があるそうです。 テレビなどで愛犬家の方が良く、愛犬に自分の口をなめさせているのを見ることがありますが、ああいった行為でも感染する可能性があるということです。 愛犬家の皆さん、予防接種は確実に行いましょう。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%82%E7%8A%AC%E7%97%85
  • yomogi7a
  • ベストアンサー率19% (28/142)
回答No.3

大きな声で言ってはいけません。 実は可能なんです。でも成果はイマイチすぎます。 犬がいつも噛んでくれるとは限らず、潜伏期間の効果もまちまちです。 最初に数人も犠牲者が出れば大騒ぎでしょうし。 それに犬の検査で抗体も打ってますからもっと成功率は下がるでしょうね。 実は目のつけどころがいいのです。 某アルカイー○はバイオテロをアメリカ本土で画策しようと ある病原菌ウィルスを持った生き物を空輸しようとしていたのです。 寸前のところでインドネシア政府に抑えられ、計画は未遂に終わりました。 今では各国ともバイオテロに相当神経使ってます。 でも、日本は・・・・しーらない。

  • kouji_124
  • ベストアンサー率46% (283/605)
回答No.2

その話と同じ様な内容の漫画が、週刊少年サンデーの「WILD LIFE(ワイルドライフ)」で書かれています。 概略としては、狂犬病ワクチンを買占めその後狂犬病によるテロを実行。 すると、狂犬病ワクチンが必要になるため、買い占めたワクチンにより巨万の富を得るという計画が実行されつつあるという物。 でも、実際はよほど裏ルートに精通していなければ実行は難しいでしょうね。 海外から輸入する物は税関の検疫があります。 検疫はそう簡単に通過できる物ではないと思います。 また、狂犬病は先にも述べたようにワクチンが存在しますので、大量殺人には至らない可能性があります。 ただ、ワクチンを買い占められ、実行されたら留める術は無いと思います。

参考URL:
http://www.wild-life.jp/index.html
  • tunertune
  • ベストアンサー率31% (84/267)
回答No.1

タンソ菌や天然痘ウイルスやエボラウイルスに比べ、感染経路から考えてテロに用いるには適当ではないと思われますが。

moritan2
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかに直接的に人を殺すちからはないのですぐに効果はないかもしれませんが、狂犬病撲滅したはずが、また蔓延国になればいろいろな面で損害を与えられると思うのですが。