うちでも玉ねぎサラダは大人気。主人と2歳の娘が馬鹿みたいに食べるので、大玉ねぎ1個ぐらいだと私の食べる分がありません。それだけにちょっと辛いとすぐに文句を言われます…。(娘に)そんな台所で長年作ってきた研究成果がこちら↓です。
玉ねぎの辛味の素、アリシンは硫化アリルとも言います。
玉ねぎを切ると目に沁みますね。あれが揮発したアリシンです。このように揮発性が高いので、切ってすぐにラップしてしまうと上手く辛味が抜けません。切った後少なくとも15分間はラップせず、ざるに入れて空気に晒しましょう。その後軽くかき混ぜ、ボウル+ラップではなく土鍋や素焼きの器など、ある程度空気の通りがある器に入れるといいでしょう。10~15度ぐらいの場所に半日~1日置けば辛味はかなり消えます。冷蔵庫の場合は野菜室を利用しましょう。
繊維に沿って縦に切ると、細胞に傷が入らず中のアリシンが逃げられません。サラダの様に甘味が欲しい場合は、繊維に対して直角にスライスするようにしましょう。栄養価は若干逃げますが、甘味はぐっとでます。
それでも辛いときは、ポン酢か和風ドレッシングを使いましょう。酸味が辛さを穏やかに受け止めてくれるようです。
最後に鰹節ですが、アルミホイルに乗せてトースターで20~30秒加熱してください。香りと旨みがぐっと増して、辛味を抑えるのに役立ちます。(焦げやすいので目を離さないで!)
お礼
研究の成果をありがとうございます。やはり経験に勝るものはないですね。 野菜室なら冷蔵庫で置いておいてもOKでしょうか。 切るときは横方向ですね、分かりました。 これだけ教えていただければ、もう大丈夫です、有難う御座いました?
補足
訂正します。 「?」→「。」