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輸入仕入商品と月次決算
海外から商品を輸入して、国内で販売をしています。今まで、期末に実地棚卸をしておりましたが、正確な利益が期末になるまでわからないということで、月次で棚卸資産の調整をするようにいわれました。その処理方法で教えて下さい。 (1)毎月末に期首商品棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 という仕訳でいいのでしょうか? (2)輸入の際にかかった費用(通関料・関税・消費税・運賃・トラック料・保険料等)はどうしたらいいのでしょうか?現在は、仕入諸掛費として計上しています。 今まで、期末に行っていた処理を毎月末にすると、期中の利益は今までより正確な数字になるのでしょうか?教えて下さい
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(1)毎月末に期首商品棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 という仕訳でいいのでしょうか? 1ヶ月目 期首商品棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 2ヶ月目以降 期末棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 とします。 理由:期首商品棚卸高/商品 商品/期末棚卸高とした場合の総勘定元帳の期首商品棚卸高と期末商品棚卸高を12ヶ月分記入してみてください。それぞれの勘定残高は累積してとんでもない数字になってしまいます。 (2)輸入の際にかかった費用(通関料・関税・消費税・運賃・トラック料・保険料等)はどうしたらいいのでしょうか?現在は、仕入諸掛費として計上しています。 月末商品に対応する仕入諸掛費を商品の価額に含めて上記の仕訳をするか、別立てで上記と同様の仕訳をします。 今まで、期末に行っていた処理を毎月末にすると、期中の利益は今までより正確な数字になるのでしょうか?教えて下さい 正確に処理すれば、正確な月次損益計算ができるはずです。
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- hoota
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No.3です。No.3に間違いがありました。 仕入諸掛の内、少額の場合に棚卸資産に含めないことができるのは、購入後の費用だけで、購入のために要した引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税などの購入のための費用は省略できませんでした。訂正します。 http://amano-z.com/hj/jitumukouza/tanaorosi.htm#1
- hoota
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仕入諸掛費が少額(商品代金のおおむね3%以内の金額)の場合には、商品価格に含めないことも認められていますが、輸入の場合には通常は"少額"という範囲を超えますので、商品の取得価額に含めることになります。上司の言うとおりに処理しますと脱税という結果になりかねません。 法人税法基本通達5-1-1(購入した棚卸資産の取得価額) http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/05/05_01_01.htm この処理は、期末の在庫商品について行えば脱税にはあたりませんが、月次損益計算を正確に行うためには毎月末の在庫商品についても同様に行う必要があります。
- hoota
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(2)の仕入諸掛費の別立てでの仕訳 いろいろな勘定科目が考えられます。例を挙げてみます。 1、商品そのものと別の仕訳で 1ヶ月目 期首商品棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 2ヶ月目以降 期末棚卸高/商品 商品/期末棚卸高 とする。 つまり、同じ科目を使う。 2、別の科目。たとえば上記仕訳の"商品"を"繰延仕入諸掛費"に置き換えて仕訳する、などが考えられます。
お礼
早速、上司に説明し御回答くださった方法で処理していくことを報告しました。ら、仕入諸掛費は商品の価格に含めずに仕入として計上しておけというのです。上司が納得させる御回答をお願い致します
お礼
有難うございます。ご回答の通りの仕訳でやってみようかと思います。が、(2)の仕入諸掛費の別立てでの仕訳とはどうするのでしょうか、教えていただけないでしょうか。