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月次決算の棚卸資産の仕訳について
月次決算の棚卸資産の仕訳について 月次決算を行うために棚卸資産の仕訳を行う方法ですが、2パターンあるようです。 (1)期首商品棚卸高 / 当期商品仕入高 当期商品仕入高 / 期末商品棚卸高 (2)期末商品棚卸高 / 当期商品仕入高 当期商品仕入高 / 期末商品棚卸高 (1)のパターンについては基本的なやり方ですから理解できます。 しかし、どうして(2)のやり方は理解できません。この方法にメリットがあるのですか? また、私は(1)の方法で月次決算をやっているのですが、この方法だと毎月毎月、損益計算書の期首商品棚卸高と期末商品棚卸高の月末残高が大きくなり違和感があるのですが。
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私は2番の方法で行なっていますよ。 揚げ足取りな点を含むので、お気を悪くなされるかも知れませんが、1番の「期首商品棚卸高 / 当期商品仕入高」は、原価計算に於いて前期末の『期末商品棚卸高』を当期の『期首商品棚卸高」として計上為の仕訳であり、1会計期間中に1回だけ行なえば良いのです。毎月、この仕訳を起こすのであれば『(前月の)期末商品棚卸高/期首商品棚卸高』と言う仕訳が必要であり、これを行なわないとご質問文にもありますが、『期首商品棚卸高』及び『期末商品棚卸高』の勘定がドンドン膨れていきます。 月次決算を本決算と同じと位置付けてしまうから1番の仕訳に拘ってしまうのではないでしょうか? 大抵の会社が行なっている月次決算はあくまでも期中の1時点に於ける損益結果を求める仮の決算です。月次決算をする時に、毎回、あの煩雑な決算整理(例えば実地棚卸による減耗や評価損)していませんよね。 2番も勘違いしやすい書き方では無いので、私の起こしている仕訳を書くと ○最初の月[当社は3月決算なので4月の月次決算] 期首商品棚卸高 / 当期商品仕入高 ←前期末の「期末商品棚卸高」 当期商品仕入高 / 期末商品棚卸高 ←当期4月末の商品在庫の管理帳簿残高 ○他の月[当社であれば5月から翌年3月] 期末商品棚卸高 / 当期商品仕入高 ←前月末の商品在庫の管理帳簿残高 当期商品仕入高 / 期末商品棚卸高 ←当月末の商品在庫の管理帳簿残高
補足
ご回答ありがとうございました。 なかなか理解できなかったため、お返事を書くのが遅くなってしまい申し訳ございませんでした。 じっくり考えさせていただいたのですが、まだ少し理解できないところがあるため、再質問をさせていただけますでしょうか。 私が行っていた仕訳方法では、『期首商品棚卸高』及び『期末商品棚卸高』の勘定がドンドン膨れていきます。膨れ上がらないようにするためには、『(前月の)期末商品棚卸高/期首商品棚卸高』という仕訳を行い、前月分からくり越されてくる金額を0にするんですね。 そうすることで、単月の金額だけが表示されるようになるんですね。 そして、未だに理解できないのが、2番目の方法です。 この方法だと、貸借対照表に計上されている商品勘定は、期首の金額が期末までずっと計上されているということでしょうか?それならば、貸借対照表の商品勘定は月次の月末の金額にはなっておらず、貸借対照表が、適正な財政状態を表さないことになるのではないでしょうか? 次に、 ○最初の月[当社は3月決算なので4月の月次決算] 期首商品棚卸高 / 当期商品仕入高 ←前期末の「期末商品棚卸高」 ○他の月[当社であれば5月から翌年3月] 期末商品棚卸高 / 当期商品仕入高 ←前月末の商品在庫の管理帳簿残高 どうして、これらの仕訳では、当月の期首の金額で当期商品仕入高を減らすのですか? 借方は売上原価の金額に算入していることが解ります、しかし貸方は売上原価から減額していますよね。 このことがどうしても理解できません。 お忙しいとは思いますが、悩んでいますので、ご回答の程よろしくお願いいたします。