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無塩バターって?
素朴な疑問ですが、バターには無塩と、加塩というか塩が入ったものがありますよね。この違いの意味は何でしょうか。 製造上、加塩が都合いいとか、味の上で好まれているとか。 これは日本だけでなく、バターの本場?欧米でもそうでしょうか。ルーツ的には? また無塩、加塩で調理や食するときに注意することがあるのでしょうか。好みもあるのでしょうが。 素朴な疑問に答えてください。
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バターに塩を加えるのは、風味付けと保存性をよくするためです。通常1~2%程度の食塩を加えています。多すぎると風味を損ねます。 食塩を加えていないものは保存性が劣るので、家庭用はほとんどが加塩バターです。製菓・製パンなどの業務用バターは食塩不使用のものが中心です。 いつ頃から塩を加えるようになったのかは分かりません。数百年前か数千年前か…。バターの起源は紀元前3~4千年前と言われています。 ヨーロッパでは発酵バターが主力です。乳酸発酵させた生クリームで作るバターです。これも加塩とそうでないものがあります。日本やアメリカでは非発酵バターが主力です。 なお、日本では現在「無塩バター」と表示した商品は存在しません。 厚生労働省の「栄養表示基準」により、何かを含まないことを強調するために「無・ゼロ・ノン・レス」などと表示するときの基準値が設けられており、「無塩」という表示は食品100g(100mL)あたりのナトリウム含有量が「5mg未満」でなければ認められません。 バターは原料乳由来のナトリウム分がこの基準を超えているため「無塩」という表示は違法です。市販の商品は「食塩不使用」といった表示に変更されました。逆の「有塩」「加塩」という表示は問題ありません。 ちなみに、科学技術庁の「五訂 日本食品標準成分表」では、今でも「無塩バター」となっています。 油脂類/(バター類)/有塩バター ナトリウム:750mg、食塩相当量:1.9g 油脂類/(バター類)/無塩バター ナトリウム: 11mg、食塩相当量:0.0g(計算上は28mg) 油脂類/(バター類)/発酵バター ナトリウム:510mg、食塩相当量:1.3g
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- icemankazz
- ベストアンサー率59% (1822/3077)
どうもこんにちは! バターには塩分を加えた有塩バターと加えていない無塩バターがあります。 普通は無塩バターの方が少し値段が高くなります。 塩分を加えることで保存性が増し、製造管理が容易になったり、賞味期限が長くなるメリットがあります。 一般的には、料理などには有塩バターが使われ、お菓子の材料には無塩バターを使います。 お菓子作りに無塩バターを使うのは、有塩バターだとどうしても塩味が出て風味も変わってしまうことと、ケーキなどの場合は膨らみも少なくなるためです。 材料に塩を使うレシピであれば有塩バターでも代用出来ますが、塩の量を加減するのが難しく風味も劣ります。 海外では無塩の使用が多いようですし、国内でも塩分を気にされる方は料理にも無塩バターを使う場合があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC ご参考まで
お礼
ご紹介のwikipediaの説明も分かりやすいですね。 海外は無塩が多いのですね。ありがとうございます。
- bibitomo
- ベストアンサー率45% (20/44)
普段よく使うバターは、保存性を増す為に食塩を1~2%ほど添加してあるそうです。(有塩バター) バターを沢山使うお菓子の場合は 有塩バターを使うと塩分が多くなりすぎてお菓子の味を損なうことがあります。 甘い物が多いお菓子で、砂糖と塩のバランスがとれていれば味の良いお菓子になりますが 塩気が多いと・・・ちょっとくどい感じになるかもしれません。(実際やってみたことがないので味の感想は分かりませんが) お菓子作りの時は、レシピに『無塩バターで・・・』と書いてあればそれに従って無塩バターを使う方がおいしいお菓子が作れると思います^^ 塩の入っていないバターは酸化しやすくて、保存性が悪いので 早く使いきってしまうか、ラップなどで密閉して冷凍庫に入れて なるべく早めに使うのがよいかと。 有塩バターと無塩バターの使い分けは、やはり目指す「味」によって決めるという理由が一番ではないでしょうか。 (健康上、塩分控えた方が良い方は無塩を多く使っていたりするかもしれませんが) 参考URLは、バターとマーガリンの歴史についてまとめてあったので貼ってみました。 質問内の「ルーツは?」という箇所の参考になるかもです^^
お礼
ご紹介のサイトが分かりやすいですね。ありがとうございました。
- amakou1987
- ベストアンサー率22% (2/9)
無塩バターは基本的にはお菓子を作るときに用います。 バターはお菓子に風味やコクを与えるためにも用いるのですが、バターを多く使うお菓子の場合、有塩バターを使うと塩分が多くなり過ぎ、味が濃く、またお菓子の味わいが損なわれる場合もあるので、製菓には無塩バターが多く使われます。 普通のバターでも作れないことは無いのですが、塩を加えるレシピでも、塩の代りにバターに含まれる塩分で調節するのはなかなか難しいので、 無塩バターを使う方が味の間違いが起き難いと言えます。
お礼
ありがとうごおざいます。やっぱり無塩はお菓子作りですね。
- kouta77
- ベストアンサー率20% (185/896)
無塩バターは加塩バターに対して保存性で劣ります。 痛みが早いです。 塩分を控えたいなら無塩バターの方が当然いいし、用途によっても使い分けます。 お菓子などに使うには当然無塩バターの方がよいですね。
お礼
保存性は、確かにそうでしょうね。ありがとうございます。
- minollinn
- ベストアンサー率38% (631/1630)
通常のバターは料理に使いますが無塩バターは主にお菓子作りに使うことが多いようです。 通常の料理でも塩分、塩味を気にする人は使うのではないでしょうか。
お礼
なるほど、無塩はお菓子というのは、私の考えの外でした。料理は好きですが、お菓子作りはそれほどでないので。早速のご教示ありがとうございます。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 私の単純な疑問が、より深い意味があると分かりました。