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いつの日か宇宙・人類誕生の秘密を科学で証明できると思いますか?
最先端の科学では宇宙などについてどこまで解明されているのでしょうか?
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こんにちは。 今、現在分かっていることは、137億±2億年位前に「ビックバン」と呼ばれるエネルギー開放によって、この宇宙は誕生したということ。 それ以外は、まだまだ仮説の域を出ていません。とりあえず、今分かっていることは、宇宙の年表などに記載されている程度のことであり、物理学的には、「強い力」、「弱い力」、「電磁力」、「重力」のうち、「弱い力」と「電磁力」は、宇宙誕生からある時期に統一されていたらしいということを、実験的に確かめたぐらいです。 今後、研究が進むことで地球上の生物以外の生命体が見つかったりすれば、そこから発展する形で宇宙生物学へと繋がるかも知れません。しかしながら、比較対象がまだ見つかっていないため、生命誕生の秘密についても、これまた仮説の域を出ていないのです。 根源を探す探求は、仮説が生じて、それを証明する証拠が出てきてから、初めて理論として認められることになるからなのです。そして、その理論が全てのものを含む場合もあれば、他の理論の変更が生じる場合もあります。 通常は、現在ある理論群を包括的に説明できる理論が最強の理論とされており、場合によっては身近な現象を説明するために、古い理論によって近似的に説明する場合もあります。 例を挙げてしまいますと、一般相対性理論は万有引力の法則の一般形でもあります。普通の生活などでは、万有引力の法則で十分なのですが、精密な測定や大きな重力などの現象を解明するときには、万有引力の法則でさえ、誤差が生じたりします。しかしながら、普通の生活で一般相対性理論を使って計算するとなると、計算式が大変になってしまうため、近似的な計算としての古典力学によって説明するわけです。 さて、最初の質問に戻ります。 今ある規模以上の実験や観測を行うとなると、それはそれで大変な人員と費用がかかります。ここから先は、「そのような研究に対して、どれだけ多くの人々が関心を持ってくださるのか?」にかかっているというのが、関係者の正直な気持ちです。 そのような地道な活動を積み重ねることで、いつの日にか解明できると、私達は信じているのです。
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- ultraCS
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確からしい仮説ができるようになる日は来るでしょうね。 もしかしたら、試験管内で無生物から生物を作り出し、進化を加速して人間に相当する生物を作ることができる日が来るかも知れません。 ただ、それが正しいかは確かめることはできません。宇宙にしても同様です。 仮説が多くのことを説明できることを以てただしい仮説であろう判断するのが科学です。絶対に正しいということを言い切れない命題というのが存在し、ご質問はいずれもそれにあたります。正統科学にはその程度の謙虚さは備わっています。 もっとも、科学で解明できないからといってトンデモさんの説が正しいと言うことではありません。#3の方のゴルフを例に取れば、科学は少しずつ刻んでホールに近づいていこうというアプローチですが、トンデモさんのやり方は目をつぶって思い切り振ってホールインワンをねらう方法です。最終的にどちらがホールインしやすいかは自明だと思います。
お礼
ありがとうございました!参考になりました。
- mazeran
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私は、「ほとんど解明されていない」と思います。 と言うより、解明されていることはまだない。の方が、より正しいと思います。 ここで私が言う「解明」とは、「自然が持っている本当の姿を理解した」ということでの結論です。 現代の科学技術を持ってしても、6時間後の天気を正確に予想することすらできません。 「科学」って、人間が自然を数学を使って理解し易くするために作り上げたものに過ぎません。 「風が吹けば、桶屋が儲かる」と言う言葉がありますが、自然現象は言葉では言い表すことができないほどいろいろなものが「複雑」に関係し合って、この瞬間の「自然状態」を作っているわけです。 何十億光年彼方の星の状態が、人類に大きな影響を与えているのも事実です。(超新星など) それをすべて人間が理解し、次の瞬間を正確に計算することは不可能です。 科学は考え方として、まず身近なところから解明して行き、徐々に遠くの困難な問題に向かって解明をしていく形を取ります。 これはゴルフのパターと同じで、50cmのパターを決めるには、打ち出し角度に少々誤差があっても入る確率は高いですが、10mのパターを決めようと思ったら、打ち出しの角度と速度を非常に正確に調整しなければ、カップから大きく外れたところへボールが行く可能性が高くなります。 つまり身近なところの現象の解明に大きな誤差がある状態の現代の科学では、大きなテーマを解明しようとしても、自然現象が持つ「真」の姿を掴むことは確率から言ってもほとんど「0(ゼロ)」であると言う結果になります。 しかしゴルフのパターの場合でも、向かって行く方向の精度はかなり高いので、「擬似的」な結果となるのは間違いないでしょう。 今後も人類は、宇宙・人類誕生の秘密を完全に解き明かすことは不可能だと思います。しかし限りなく近づくことは可能ですが、パターと同じで、一歩手前の判断に誤差を許してしまうと、その後の結果が大きく変わってきますので、「複雑系」である自然を簡易的な数式で表すことなく、奥深いところまで人類が理解できる「脳」を得ることができれば、今より更に近づくことは可能になると思います。 余談ですが、「科学」なんてこんなもので、決して「万能」ではありません。 「科学」で証明されていないから「真実」ではないとか「嘘」だとは決してありません。科学的には証明されていないけど、普段我々が便利に使ったり役に立っているものもたくさんあります。 カッコイイ言葉ですが、科学で解明されない方が「ロマン」があっていいです!。
お礼
ありがとうございました!参考になりました。
- point_F
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何を持って「解明」と解釈されるのかにもよります。 数学などは一度厳密に証明(これも一種の解明?)されてしまったことは、かなり特殊な場合を除いて、その先も永遠に色あせません。 しかし、物理学や化学の世界では100年以上正しいと思われてきたことが、ある日突然「あれれ?」となってしまうことが歴史上何度もありました。 ただ、その時代の科学体系の中で「現時点ではこの理論で矛盾なく説明がつきそうだ」という意味での解明であれば、宇宙についても人類についても解明あるいは終盤の詰めの部分に差し掛かっていることは間違いないでしょう。
お礼
ありがとうございました!参考になりました。
- huna0000
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よく知りませんが、できると思います。 ヒトゲノムの解読が完了し、万能細胞を作れるようになるなど、生物という小宇宙については、科学がかなり厳密に解明してきているようです。 大宇宙のほうも結構早めに解明するのではないでしょうか。解明のスピードは、学者たちのやる気と、金を出す側の事情次第だと思います。 最先端の科学について、これもよく知りませんが、宇宙については、その形や大きさ、動きぐあい、宇宙の経歴、誕生日、死因なんかがすでに一応解明されていたような気がします。 http://www.isas.jaxa.jp/j/ http://www.jaxa.jp/projects/sas/index_j.html
お礼
ありがとうございました!参考になりました。
お礼
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