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「演習ミクロ経済学」
新世社の「演習ミクロ経済学(武隈著、初版第14刷)」 を使わせて頂いている者です。 理解できない箇所があったので教えていただけないでしょうか。 箇所は230ページにある、例題6.8の注2(6章公共経済、第3節外部性)で 「個人の予算制約式」が示されているのですが、 この予算制約式の導出方法が分からなくて困っています。 予算制約式というと、私の脳ミソに何とか収まっている知識の中では (1)”px+py=I” のような基本的な式と、 (2)”pC+ωX=ωLo” のような労働が考慮された式があったと思います。 (2)の式の思考が近いのかなぁ、とは考えているのですが、 しかし中式の【8ω+π/2】について理解ができませんでした。 どこからπが… 細かい質問ですみません、よろしくお願いします。
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- at9_am
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回答No.1
一般的なノーテーションとして、ωは賃金を、πは利潤を表す際に使われることが多いです。したがって、8ω+π/2は、8単位労働して、企業の利潤を 1/2 配当として受け取る、ということではないかと思います。 とはいえ、この本を持っていないので正確なところは分かりません。前後が書かれていれば分かる、と思います。
お礼
ご回答をよく見直したら理解できた気がします。 見慣れないものを中々受け付けないタチがあるようです(汗) ありがとうございました!
補足
ご回答ありがとうございます。 少し長くなりますが引用してみます。急ぎではないのでお手透きの際にでもみてやってください。 ========================================================== 例題6.8【公害とピグー課税】 ー--------------------------- 経済には2人の個人と一つの企業が存在するものとする。 企業は労働を雇用してx財を生産し、その生産関数は x=2L^(1/2) 〔x:企業のx財生産量,L:労働投入量〕 で示されるとする。 企業の利潤は配当として二個人に均等に支払われるとする。 企業の生産活動は公害を発生させ、公害の量はx財の生産量に依存し、その関係が z=x/4 【z:公害の量,x:企業のx財の生産量】 で示されるとする。 2人の個人の効用はx財の消費量と公害の量に依存し、また、二個人の効用関数は同一であり、 u=3x-2z^2 【u:効用水準,x:x財の消費量,z:公害の量】 で示されるとする。さらに、個人は当初労働だけを所有し、 2人の労働の初期保有量はともに8であるとする。 --------------------------- (1)公害に関する規制がないとき、競争均衡におけるx財の生産量および公害の発生量を求めよ。 企業の利潤:π=px-ωL=2pL^(1/2)-ωL …(1)式 【p:x財の価格 ω:労働賃金率】 利潤最大化:(dπ/dL)=pL^(1/2)-ω=0 ∴L=(p/ω)^2 …(2)式 (中略) ー--------------------------- 〔注2〕(1)において、x財市場も均衡している。実際、(1)と(2)より、 π=(p^2)/ω また個人の労働供給量は8であるから、個人の予算制約式は px=8ω+π/2=8ω+(p^2)/2ω である。 (以下略、x財市場が均衡することを示す3行) ======================================================== 最後に示された式についての質問です。長々とすみません。