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見積工事原価引当金について
工事が完成した後、後から下請さんに請求されて原価が増えるのに備えて、工事ごとに「見積工事原価引当金」という勘定を年度内に終わる工事にも使っています。 しかし、ネットで検索すると見積工事原価引当金という科目は出てこないし、引当金というのは、年度をまたぐ場合にのみ使うのが適当なような気もするのですが、どうなのでしょうか? 何か他に良い科目があったら教えて下さい。 また、やはり、引当金という科目を年度内で終わる工事にも使うのは適切でないのかどうかについても教えて下さい。
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- longqi
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はじめまして。ご質問の見積工事原価引当金が「工事が完成した後、後から下請けさんに請求されて原価が増えるのに備えて」計上しているという内容から拝察すると、年度末に工事が完成して引渡し後、外注・下請業者からの追加請求コストに対する引当金を計上する(よって年度末にも引当金残高が残る)ということもありうると思われます。物件引渡後の瑕疵担保責任を負っている場合には顧客への請求はせず、追加原価だけが発生する可能性があります。但しこの追加原価の見積方法は合理的なものでなければなりません。勘定科目名は工事損失引当金を用いるのが一般的で現在IFRSと日本基準のコンバージェンスで話題になっている「工事契約」に関するASBJ20号公開草案上もこの名称が用いられています。工事損失引当金は毎会計期間末に工事請負額と工事予想発生原価を比較して前者<後者となると見込まれる場合で、過去実際発生原価を控除して、残額を引当金として計上するものです。
- saruneko
- ベストアンサー率31% (17/54)
年度内で終わる工事なら年次のB/Sには計上されませんし、 あとは、法定開示が要求されているのか、若しくはただ単に 月次、四半期での企業の財政状態、経営成績を把握したいのか といった引当金計上の目的によりますね。